CD

『岡山 潔の軌跡』第2巻〜室内楽編〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番、シューベルト、モーツァルト、他(3CD+1CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KIYO104
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
CD付き

商品説明

昨年惜しくも世を去ったヴァイオリニスト岡山 潔の軌跡 第2巻!
深く静謐な心の底に流れる「魂の室内楽」


「多くの方々が、心の耳を澄まして聴いていただき、岡山先生の心からのメッセージを通じて、音楽というものの素晴らしさをとことん味わっていただくことを、心から願ってやまない。」〜中村孝義〜(販売元情報)

【収録情報】
1. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
2. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131
3. シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887, Op.161
4. メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
5. モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第4番ト長調 K.9
6. モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第14番ニ長調 K.29
7. モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第15番ヘ長調 K.30
8. モーツァルト:鍵盤楽器とヴァイオリンのためのソナタ第16番変ロ長調 K.31
9. ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第10番ト長調 Op.96
10. シューマン:ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110


【以下 特典ディスク】
11. シューマン:弦楽四重奏曲第3番イ長調 Op.41-3
12. 岡山 潔の最終講義(東京藝術大学 退任記念コンサート)
13. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68より第2楽章

 岡山 潔(ヴァイオリン)
 1-4,11:岡山潔弦楽四重奏団(岡山 潔(Vn)、服部芳子(Vn)、佐々木 亮(Va)、河野文昭(Vc))
 5-8:小林道夫(チェンバロ:5、ピアノ:6-8)
 9:植田克己(ピアノ)
 10:伊藤 恵(ピアノ)、山崎伸子(チェロ)
 13:クルト・ザンデルリング指揮、読売日本交響楽団(岡山 潔コンサートマスター)

 録音:
 1:2009年6月16日 津田ホール、東京(ライヴ)
 2,12:2010年3月13日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
 3:2013年12月3日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
 4:2012年12月13日 神戸市産業振興センター ハーバーホール(ライヴ)
 5-8:1991年8月28-30日 田園ホール・エローラ、埼玉県松伏町、
 9,10:2010年3月13日 東京藝術大学奏楽堂、東京(ライヴ)
 11:2014年6月19日 兵庫県立藝術文化センター神戸女学院小ホール(ライヴ)
 13:1990年2月7日 サントリーホール、東京(ライヴ)

【岡山 潔 略歴】
1942年、東京中野にうまれる。5歳より父、直躬の指導のもとヴァイオリンを始める。
61年、東京藝術大学に入学、兎束龍夫、H.ホルスト、 W.ハンケの各教授に学ぶ。更に大学院に進み、ここで、J.ヨアヒムからK.フレッシュ、A.ブッシュにいたるヴァイオリンのドイツ的演奏様式の基礎をたっぷりと習得した。更にのちに生涯の伴侶となる服部芳子と出会い、共に最優秀を競い合った。
このときハッケン教授のレッスンにドイツの名指揮者ヨゼフ・カイルベルトが訪れ、学生だった岡山の演奏に感激「君は才能がある。ドイツで勉強すれば、必ず活躍できる」と激賞された。
68年、西ドイツ政府給費生として夫婦でハンブルグ国立音楽大学に留学。再びヴァイオリンをハッケン教授に、室内楽をE.ハウプトマン教授に学ぶ。その間彼の演奏するW.サヴァリッシュから「しっかり修行すれば素晴らしコンサートマスターになる」と認められた。
70年、ベルリンでのメンデルスゾーン・コンクール弦楽四重奏部門で第1位となり、同年ブリュッセルで服部芳子とイザイの二つのヴァイオリンのためのソナタを演奏してイザイ・メダルを授与された。
71年、ソリスト国家資格試験に最高位を得て大学を修了。当時西ドイツの首都であったボンにあるベートーヴェンハレ管弦楽団の第1コンサートマスターに就任。この地位に13年間の長きに渡ってこの勤めを果たした。
その間、急病で倒れたジノ・フランチェスカッティに代わりに当日の急遽代役にたち、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を見事に演奏。この演奏会に列席していた当時のW.シェール西ドイツ大統領が楽屋に駆け付け祝福を贈ったなど数々の逸話残した。またこの間、当時あまり演奏されなかったR.シュトラウス、レスピーギ、ワイル、ブゾーニなどを数多く演奏している。

84年、西ドイツ政府から一等功労十字勲章を授与された。
同年、帰国して、読売日本交響楽団のコンサートマスターに就任。7年間在籍。
90年、東京藝術大学教授に就任。活動の重点がオーケストラから教育と室内楽演奏に移行する。
93年、エレオノーレ弦楽四重奏団を結成、 数回のメンバーチェンジを経て2008年、岡山潔弦楽四重奏団を結成。室内楽演奏に心血を注いだ。
15年、岡山が「私のライフワーク」と言い続けてきたベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を中心としたヨーロッパ演奏旅行の企画。すべての予定が整えたところで病に倒れ、演奏生命が絶たれた。

1990年代以降の岡山の活動は、弦楽四重奏の演奏と若手音楽家の育成に焦点を合わせ、それが演奏家に次ぐ第二の天職となった。同じ頃から長野県原村で、 音楽学生のための弦楽四重奏のための合宿セミナーを毎年開催。また92年からは小淵沢でのリゾナーレ音楽祭。
2013年からはG.ボッセの後任として神戸 市室内管弦楽団音楽監督に就任、2015年には札幌の室内楽専用ホール「ふきのとうホール」 の音楽監督に就任するなどプロデューサーとしての手腕も発揮した。
その集大成が、2011年に立ち上げたNPO法人「TAMA音楽フォーラム」 である。自邸内に建てたスタジオ・コンチェルティーノでは岡山亡き後も毎月講師を招き、室内楽セミナーを行うとともに、有望な若手演奏家の紹介が続けられている。(販売元情報)

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