CD 輸入盤

『妖精』全曲、『恋愛禁制』全曲、『リエンツィ』全曲 ヴォルフガング・サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場、バイエルン放送響、他(1983 ステレオ)(9CD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR688139
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


サヴァリッシュ追悼! ワーグナー初期3作がお得なセットに!

2013年2月22日に亡くなったドイツの名指揮者、ヴォルフガング・サヴァリッシュによるワーグナー初期3作の録音がセットになりました!
 ワーグナー指揮者として高名だったサヴァリッシュは、ワーグナーの没後100年に当たる1983年にバイエルン国立歌劇場でワーグナーの全オペラを演奏、この時、珍しい『妖精』、『恋愛禁制』、『リエンツィ』の3作を取り上げ話題となりました。これら3作はライヴ録音され、まず『妖精』が、しばらくして『恋愛禁制』と『リエンツィ』が「ORFEO」から発売されました。いずれもサヴァリッシュとバイエルン国立歌劇場の優秀なオーケストラと合唱団による優秀な演奏というのが嬉しいものです。
 歌手も大物が投入されています。『妖精』にはクルト・モルのほか、若き日のシェリル・ステューダー、ジューン・アンダーソン、ヤン=ヘンドリック・ロータリンクらが加わっています。『恋愛禁制』はなんと言ってもヘルマン・プライが目玉、そしてロベルト・シュンクとザビーネ・ハスが加わっています。『リエンツィ』は、極め付けのルネ・コロのタイトルロールを筆頭に、ステューダー、ロータリングも参加。本来男装メゾ・ソプラノ役のアドリアーノをオランダ出身のハイ・バリトン、ヨーン・ヤンセンに歌わせているのが特徴です。いずれにおいても準主役、脇役はバイエルン国立歌劇場の優秀なアンサンブル歌手たちが支えており、ローラント・ヘルマン、ノルベルト・オルト、カール・ヘルム、フリードリヒ・レンツ、ローラント・ブラハト、キース・エンゲンなど、実力派の名前が並んでいます。
 ボックスの仕様は30ミリ厚の紙製クラムシェルタイプ、CD9枚がお得な価格での発売となります。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ワーグナー:歌劇『妖精』全曲


 クルト・モル(バス/妖精の王)
 リンダ・エスサー・グレイ(ソプラノ/アーダ)
 カリ・レヴァース(ソプラノ/ファルツァーナ)
 クリスツィナ・ラキ(ソプラノ/ツェミーナ)
 ジョン・アレクサンダー(テノール/アリンダル)
 ジューン・アンダーソン(ソプラノ/ローラ)
 ローラント・ヘルマン(バリトン/モラルト)
 ヤン=ヘンドリク・ロータリンク(バス/ゲルノート)
 シェリル・ステューダー(ソプラノ/ドロラ)
 ノルベルト・オルト(テノール/グンター)
 カール・ヘルム(バス/ハラルト)
 フリードリヒ・レンツ(テノール/使者)
 ローラント・ブラハト(バス/グロマの声)
 バイエルン放送交響楽団&合唱団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

2. ワーグナー:歌劇『恋愛禁制』全曲

 ヘルマン・プライ(バリトン/フリードリヒ)
 ヴォルフガング・ファスラー(テノール/ルツィオ)
 ロベルト・シュンク(テノール/クラウディオ)
 フリードリヒ・レンツ(テノール/アントーニオ)
 キース・エンゲン(バス/アンジェロ)
 ザビーネ・ハス(ソプラノ/イザベラ)
 パメラ・コバーン(ソプラノ/マリアーナ)
 アルフレート・クーン(バス/ブリゲッラ)
 ライムント・グルンバッハ(バリトン/ダニエリ)
 マリアンネ・ザイベル(ソプラノ/ドレッラ)
 ヘルマン・シャペル(バリトン/ポンティオ・ピラト)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

3. ワーグナー:歌劇『リエンツィ』全曲

 ルネ・コロ(テノール/リエンツィ)
 シェリル・ステューダー(ソプラノ/イレーネ)
 ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス/シュテファノ・コロンナ)
 ヨーン・ヤンセン(バリトン/アドリアーノ)
 ボド・ブリンクマン(バリトン/パオロ・オルシーニ)
 カール・ヘルム(バス/枢機卿)
 ノーベルト・オルト(テノール/バロンチェリ)
 キース・エンゲン(バス/チェッコ・デル・ヴェッキオ)
 カルメン・アンホルン(ソプラノ/和平の使者)
 ライムント・グルムバッハ(バリトン/ミラノ公使)
 ハンス・ヴィルブリンク(バリトン/ロンバルディア公使)
 フリードリヒ・レンツ(テノール/ナポリ公使)
 アルフレート・クーン(バス/バイエルン公使)
 ヘルマン・ザペル(テノール/伝令)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

 録音時期:1983年7月(1,2)、7月6日(3)
 録音場所:ミュンヘン
 録音方式:ステレオ(ライヴ)


ユーザーレビュー

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ワグナーを熟知したサヴァリッシュによる最...

投稿日:2018/08/16 (木)

ワグナーを熟知したサヴァリッシュによる最高の演奏。キャストが素晴らしい。恋愛禁制といえばヘルマン・プライ。リエンツィといえばルネ・コロ。妖精では、特にクルト・モルと若き日のスチューダーが素晴らしい。その他の歌手陣も好演、オケ(バイエルン国立歌劇場管弦楽団、バイエルン放送響)にも全く不満がない。ワグナーの若書きの作品であるが、のちのワグナーを彷彿させるメロディーもあれば、ロッシーニかモーツァルトを思わせる軽やかな音の運びも興味深い。これらの序曲(とくに恋愛禁制とリエンツィ)はもっとポピュラーに演奏されるべきだと改めて感じた。各曲3枚のCDであるが、いずれの曲も一気に聞くことができた。1983年、サヴァリッシュがシーズン中にワグナーの全13作品を一人で振った時の記念碑的演奏がライブ録音という形で残されたのはまことにありがたい。

HESS さん | 東京都 | 不明

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