DVD 輸入盤

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲 モウフタール=サモライ演出、M.ボッシュ&ニュルンベルク国立劇場(2011 ステレオ)(2DVD)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COV81201
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

予想を超える立派な出来栄え
ニュルンベルクの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
イスラエル系演出家モウフタール=サモライの舞台も要注目!


注目すべき『マイスタージンガー』の映像の登場です。物語の舞台であるニュルンベルクでの2011年10月にプレミエを迎えた上演の収録ですが、しかし単なる地元上演でもなければ、地方劇場の素朴な上演でもなく、十分国際的に通用する立派な上演です。
 Covielloへの一連のブルックナーの交響曲の録音で高い評価を得ている指揮者マルクス・ボッシュが、オペラ指揮者としての力量を遺憾なく発揮しています。1969年、ドイツのハイデンハイム・アン・デア・ブレンツの生まれ。ザールラント国立歌劇場の第一楽長、アーヘン市の音楽総監督を経て、2011年にニュルンベルク国立劇場の音楽監督に就任。この『マイスタージンガー』は就任後初の大仕事でした。期待に応えた立派な出来で、ブルックナーでも評判となったスッキリと引き締まっていて明るく流麗な歌のある音楽は非常に魅力的です。中規模のオーケストラもかなりよい音を出しています。
 歌手は基本的に劇場所属。有名な人は誰もいませんが、若手、中堅の実力ある歌手が揃っています。ザックスのアルベルト・ペーゼンドルファーは要注目。エアフルト、インスブルック、ハノーファーの各歌劇場を経て、2012年からベルリン・ドイツ・オペラへの所属が決まっています。ベックメッサーのヨッヘン・クプファーは、2005年以来ニュルンベルク国立劇場に所属してバリトン役を幅広く歌う実力派。ヴァルターのマイケル・パッチは米国フィラデルフィア出身のテノール。1996年にドイツに進出し、2011年にニュルンベルク国立劇場に所属。2010年に初めてローエングリンを歌い、ヘルデンテノールとしての将来が期待されています。エーファのミヒャエラ・マリア・マイヤーは地元ニュルンベルク生まれ。ヴッパータル、アーヘンを経て2011年にニュルンベルク国立劇場に所属。30代前半と思われますが、まるで少女を思わせるような可憐さがあり、人気急上昇のソプラノです。
 演出のダフィト・モウフタール=サモライは、ドイツ演劇界の重鎮。1942年、バグダッド生まれ。両親はイスラエル人で、イスラエルに戻った後、英国で演劇を学び、そして1975年にドイツに進出、既に人生の半分以上をドイツの演出家として活動しています。『マイスタージンガー』を現代ドイツで上演する場合はいろいろと解決すべき問題がありますが、モウフタール=サモライは、欧州危機真っ只中の21世紀のドイツが抱える問題点を指摘するとともに、未来への希望を持たせるような、バランスの良い舞台作りをしています。また第2幕で夏至に由来するメルヘン的な場面をこさえたり、アフリカなど異文化の要素も巧みに舞台に取り入れるなど、かなり意欲的です。
 有名歌手こそいませんが、スルーしたりしたらもったいない充実の『マイスタージンガー』、ぜひお楽しみください。ボーナスにメイキングを収録。

※第3幕の「徒弟たちの踊り」の直前にレイヤーの切り替わりがあります。プレイヤーによっては映像、音声が一瞬止まることがあります。ご了承のうえお求めくださるようお願いいたします。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲

 アルベルト・ペーゼンドルファー(Br ザックス)
 ヨッヘン・クプファー(Br ベックメッサー)
 ミヒャエラ・マリア・マイヤー(S エーファ)
 マイケル・パッチ(T ヴァルター)
 ティルマン・リヒディ(T ダーフィト)
 ライラ・プフィスター(Ms マクダレーナ)
 グィド・イェンティエンス(Bs ポークナー)
 マルティン・ベルナー(Bs コートナー)
 クリストフ・ヴィットマン(T フォーゲルゲザンク)
 クルト・ショーバー(Bs ナハティガル)
 マルティン・プラッツ(T ツォルン)
 フィリップ・カーマイケル(T アイスリンガー)
 マルティン・ニヴァル(T モーザー)
 ムン・ヨンジェ(Bs オルテル)
 ヴラディスラフ・ソロディヤギン(Bs シュヴァルツ)
 キム・デヨン(Bs フォルツ)
 ランダル・ヤコプシュ(Bs 夜番)
 ニュルンベルク国立劇場合唱団
 ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 マルクス・ボッシュ(指揮)

 演出:ダフィト・モウフタール=サモライ
 装置:ハインツ・ハウザー
 衣装:ウルテ・アイッカー
 照明:カールハインツ・コルンベルガー

 収録時期:2011年10月
 収録場所:ニュルンベルク国立劇場(ライヴ)

 総収録時間:270分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo, DTS 5.0
 字幕:独英仏
 NTSC
 Region All

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