ウィリー・ボスコフスキーが、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団を振って録画したワルトトイフェルの作品集である。
ウィンナ・ワルツのスペシャリストであったボスコフスキーの珍しいウィンナ・ワルツ以外の録音の一つ。
この盤は1992年に新星堂が企画、東芝EMIが製造したアルバムである。
残念ながら解説書はなく、裏ジャケに曲目、演奏時間と演奏者情報が書いてあるぐらいで、作りは昔の廉価盤CDと言った感じ。
演奏はウィーン風な所も無いではないが、フランス的明るさを全面に出した、華やかな演奏である。
選曲面ではワルトトイフェルの三大ワルツ、つまりスケーターズ、スペイン、女学生は入っている他、ポルカ、ギャロップは珍しい目の作品とバランス良く収録している。
1976年の録音であるが、音は悪くない。