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わたしはbig! ありのままで、かんぺき ポプラせかいの絵本

ワシュティ・ハリソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591183946
ISBN 10 : 4591183947
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Jane Su ,  

Content Description

2024年コルデコット賞受賞! 言葉のトゲを知っているすべての人へ。著者の実体験から生まれた、自分らしくあることのすばらしさを描く話題作。

生まれた時からおおらかで想像力に富み、すくすく育った女の子。けれどある時かけられた言葉で、気づかされたのです。自分が他の子より「大きい」ことに――。
他者の言葉に傷ついた女の子が、自分の力で世界を広げ「決めつけ」から解放されていくさまを、シンプルな文章と美しい色彩、両観音のしかけで表現した絵本です。

コルデコット賞は、アメリカで出版された絵本の中でもっともすぐれた作品の画家に対して年に一度贈られる賞。作者のワシュティ・ハリソンは、この賞を黒人女性としてはじめて受賞しました。訳は、本作が初の翻訳絵本となるコラムニスト・ラジオパーソナリティのジェーン・スー。自身の経験ももとに、力強く前向きな言葉で描きだします。

【訳者あとがきより抜粋】
どうか、体の大きい小さいが、子どもの人格や能力と結び付けられることがありませんように。自分らしさを忌まわしく思うことなく、ありのままで完璧だと誇れますように。周りの大人が、しっかりとその子のありようを見てくれますように。

ジェーン・スー

【著者紹介】
ワシュティ・ハリソン : 『Little Leaders』、『Little Dreamers』、『Little Legends』でニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー第1位を獲得した作家。絵を担当した書籍に『Sulwe』(作/ルピタ・ニョンゴ、コレッタ・スコット・キング賞イラストレーター賞受賞)などがある。本作『BIG(原題)』はニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなり、2024年度のコルデコット賞、コレッタ・スコット・キング賞作家賞とイラストレーター賞を受賞したほか、全米図書賞児童文学部門の最終選考にも残った、ニューヨークのブルックリン在住

ジェーン・スー : 1973年、東京生まれ。作詞家、コラムニスト。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」「となりの雑談」のパーソナリティーとして活躍中。著書に『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎文庫、第31回講談社エッセイ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    ジェーン・スー初翻訳、2024年コルデコット賞受賞作ということで読みました。私の場合は、BIGではなく、TALLですが、主人公の女の子の気持ちは良く解ります。小さい時から現在に至るまで、見ず知らずの第三者から身長を聞かれるのは、日常茶飯事です(笑) https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2730072.html

  • ひめぴょん

    決め付け、偏見から発せられた言葉の棘。その痛みを絵とことばから感じる。人の痛みを実感できる本だなと思う。「みんなと違う」ことで厳しい現実に向き合わなければならないことがある。周囲の人の何げない言葉で傷つくことは子どもに限らずある。ことばを発するときちょっと立ち止まって考える時間を持ちたい。でも、そうできないことはある。周囲を変えることはできないのだから、自分は自分でいいという気持ちを強く持つことが身を守ることにつながることはある。

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    小さい頃は「大きいね」と手放しで誉められていたのに、成長につれて規格外の大きさであると揶揄されるようになった女の子。テーマはもちろん「そのままでいい」「ありのままでいい」なのだけど、言葉が人を傷つける刃となることに重きが置かれているように感じた。周囲からの言葉に傷つき煩悶する様を描く、言葉のない数ページの重さときたら。いかに自分は傷つけられていたかを訴えることができたものの、その思いが100%受け止めてもらえるわけではない。人の評価に自分を委ねるなということが結論であるなら、ちょっとモヤった。あまりに女↓

  • ニャーテン

    体が大きいことで、周囲の大人や子どもたちの無神経な言葉や対応に傷ついていく女の子。「もっと じぶんのために いばしょを つくろう」と自分自身で決め、あなたたちの言葉が私を傷つけたんだよと相手に直接伝える勇気はすごいことだなぁ。反省するどころか、冗談だよ、繊細すぎるよ、傷つけるつもりはなかったと全然わかってくれない周囲の人たちの反応には深く考えさせられたし、自分はこの人間たちのように人を傷つけるということに鈍感になっていないか自戒することも、「みんなと違う子」のありのままを受け止める一歩になる気がする。

  • 遠い日

    ジェーン・スーさんの翻訳と知って手に取る。多様性と自己肯定感が育つまでの、体の大きな女の子の苦悩が痛々しい。子どもに、自分のことを認められなくなるようなことばを不用意に投げつけることの残酷さに胸が痛む。この子は自分で自分を鼓舞し、出口を見つけたけれど、こんなふうにできない子どもももちろんいるはず。自分を愛せる子どもを育てることができる世の中になるようにと祈らずにはいられない。

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