ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲、ソナタ 2000　ジョアン・ポーク

ガーシュウィンとワイルド

ガーシュウィンの数々の名曲は、シンプルでありながらも魅力的なメロディを持ち、クラシックのジャンルを超えた人気を誇っています。20世紀に活躍した大ピアニスト、アール・ワイルドもこれらを愛したことで知られ、いくつかのガーシュウィンの作品に超絶技巧を施し、華麗なピアノ・ソロ作品へと生まれ変わらせています。
　このアルバムでは、アール・ワイルドの自作『ソナタ 2000』と『ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲』を収録。まるでリストのパラフレーズを思い起こさせる8曲の練習曲は、ジャズとクラシックの見事な融合であり、『ソナタ2000』もジャズやブルースのテイストを持つ自由な作品です。
　演奏するジョアン・ポークはエイミー・ビーチのピアノ曲録音で高く評価されたピアニスト。ロンドンではビーチのピアノ協奏曲の初演を行うなど、アメリカの近現代作曲家作品を好んで演奏しています。（輸入元情報）

【収録情報】
ワイルド：
● ガーシュウィンによる超絶技巧練習曲
　第1番 Liza（リザ）
　第2番 Somebody Loves Me（誰かが私を愛してる）
　第3番 The Man I Love（私の愛する人）
　第4番 Embraceable You（君を抱いて）
　第5番 Lady Be Good（レディ・ビー・グッド！）
　第6番 I Got Rhythm（アイ・ガット・リズム）
　第7番 Fascinatin' Rhythm（魅惑のリズム）
　第8番 ガーシュウィンの「Someone to Watch Over Me」の主題と変奏によるインプロヴィゼーション

● ソナタ 2000
　第1楽章　行進曲 Allegro
　第2楽章　Adagio
　第3楽章　トッカータ（リッキー・マーティン風に）

　ジョアン・ポーク（ピアノ）

　録音時期：2016年11月21-23日
　録音場所：Concert Hall of the Performing Arts Center, Purchase College, State University of New York
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）