ローラ・インガルス・ワイルダー

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大きな森の小さな家 LITTLE HOUSE IN THE BIG WOODS

ローラ・インガルス・ワイルダー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255008745
ISBN 10 : 4255008744
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
その他
CD付き
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
25p;28

内容詳細

日本でも大ヒットしたアメリカのテレビドラマ・シリーズ『大草原の小さな家』の原作。
全世界で読まれているベストセラー小説の原文+安野光雅の絵+朗読CDで立体的に英語が学べます。
読解力が身に付くとともに、リスニング力も格段に向上する、新しいスタイルの英語独習の絵本です。別冊ブックレットとCD付き。

物語は、アメリカの中西部にある、ビッグウッズという、とてつもなく大きな森にある、丸太造りの小さな家を舞台に、主人公のローラとその一家の心温まる暮らしを中心に繰り広げられます。

夜には家の近くまでオオカミがやってくる森の中で、知恵を働かせ、勇気を持って厳しい自然に立ち向かい、鹿を獲り燻製にする、豚を飼い肉にして食べるなど、どのように食べ物を得て、備蓄するのかという食の原点のお話も多く描かれています。

「私は、『大きな森の小さな家』を使えば、私でも英語が指導できると思ったのです。
本を描き、英語と絵をならべて、英語の難しいところを絵でおぎなうことにしたらどうだろうと考えました。もう一度、英語を勉強しようとするためにもこの本が役立つことをねがっています。」 
                            -------------「まえがき」より


著者紹介
安野光雅(あんの みつまさ)
1926年、島根県津和野町に生まれる。1974年、『ABCの本』(福音館書店)、『昔咄きりがみ桃太郎』(岩崎美術社)で芸術選奨文部大臣新人賞。そのほか、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、最も美しい 50冊の本賞 (アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。2001年、津和野町に安野光雅美術館が落成した。1988年、紫綬褒章、2008年、菊池寛賞を受賞。2012年、文化功労者に選ばれる。
主な著作に『ふしぎなえ』『さかさま』『ふしぎなさーかす』『もりのえほん』『はじめてであうすうがくの絵本1〜3』『あいうえおの本』『天動説の絵本』「『旅の絵本』シリーズ(全8巻)」(福音館書店)、『魔法使いのABC』(童話屋)、『繪本 平家物語』『繪本 即興詩人』『繪本 シェイクスピア』(講談社)。『安野光雅・文集(全6巻)』『空想亭の苦労咄』『片想い百人一首』(筑摩書房)、『津和野』(岩崎書店)、『故郷へ帰る道』『絵のある人生』(岩波書店)、『絵の教室』(中央公論新社)、『石頭コンピューター』(日本評論社)、『算私語録』『繪本 三国志』(朝日新聞社)、『風景画を描く』『昔の子どもたち』(NHK出版)、『絵のある自伝』(文藝春秋)、『口語訳 即興詩人』『MOOK安野光雅』『わが友の旅立ちの日に』『原風景のなかへ』『少年時代』(山川出版社)などがある。

私も推薦します!

「英文と一目でわかる絵のコラボレーションがすばらしいです。
訳は、物語口調がとてもこなれていて、心地よく読むことができます。
翻訳やリーディングの学習のためにも、中学生から社会人の方々に、幅広くお読みいただくことが出来ると思います。」

佐藤久美子教授 玉川大学大学院脳情報・文学研究科 
                      リベラルアーツ学部教授、
  脳科学研究所言語情報研究センター主任



【著者紹介】
ローラ・インガルス・ワイルダー : 1867年2月7日‐1957年2月10日。アメリカ合衆国の作家・小学校教師。ウィスコンシン州に生まれ、幼少期に体験した開拓時代のアメリカの生活を基に、子どものために書いた小説シリーズが、全世界で現在も読まれている。日本でもNHKで放送されたアメリカのテレビシリーズ『大草原の小さな家』が話題を呼んだ

安野光雅 : 1926年、島根県津和野町に生まれる。1974年、『ABCの本』(福音館書店)、『昔咄きりがみ桃太郎』(岩崎美術社)で芸術選奨文部大臣新人賞。そのほか、ケイト・グリナウェイ賞特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。2001年、津和野町に安野光雅美術館が落成した。1988年、紫綬褒章、2008年、菊池寛賞を受賞。2012年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mijas さん

    『大きな森の小さな家』の原作が安野光雅の絵本に!福音館版で読んだことがあったが、絵がとても気に入ったので購入。英文朗読CD(20分程度)付きなのも嬉しい。ウィスコンシン州の森の中にある丸太小屋で暮らすインガルス一家。ほのぼのとした絵が、開拓時代の生活風景をわかりやすく紹介する。小さいローラたちは、両親と薪割りや燻製作りを一緒に楽しんでいる。厳しい自然の中で、子供時代から逞しく育てられていることがよくわかる。”Butchering Time…”の箇所、英語ではそうでもないのに、日本語で朗読するとゾゾゾ!

  • 夜長月🌙 さん

    ローラの「大きな森の小さな家」をあの安野光雅さんが翻訳して絵を描いています。安野さんは「この本はわたしがいちばん興味をもった本」と。鹿、熊、豚をさばいて食べる様子はほんとに美味しそうです。大自然を感じます。豚の膀胱をふくらませて風船にして姉のメアリーと遊ぶ所など描写がリアルで実体験ならではのおもしろさです。

  • ツキノ さん

    安野光雅さんの絵、そして訳による『大草原の小さな森』。子どもの頃読んだ福音館の本にあたってみたら1章の部分でした。巻頭の文章にある「勉強はインポータントではありません 勉強はインタレストなのです」とは本の花束のインタビュー(2015.9)でも仰っていたけれど、その姿勢が素晴らしいと思う。CDで耳で聴く英語もいいものだ。

  • su-zu さん

    中学生の英語教材として分量やレベルはとてもいいと思う。また、安野さんの絵が作品の雰囲気とマッチしていて素敵だ。開拓時代のアメリカの生活が、現代人の暮らしとあまりにもかけ離れていて、単語的にどうかなとは思う。狩る、とさつする、豚の頭のチーズとか…ほかにも色々。こういうことに興味深く接することができるのは、寧ろナチュラリストの大人なんじゃないかと。

  • 氷菓子 さん

    鹿の肉、豚の肉の部位、動物を捕まえるための罠の部品の名前など馴染みのない単語のものは安野光雅さんの絵の横に単語が添えられているのでとても分かりやすい。序文で安野さんが、この本の内容は英語の学習よりももっと大切なことが書いてあるというようなことをおっしゃっていて、本当にその通りだと思う。アメリカ開拓時代の質素ながら自然や動物と共存する温かい生活は、小難しいバックグラウンドや人間関係がないせいか英語でもすんなり頭に情景が浮かぶ。

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