ロン・ストールワース

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ブラック・クランズマン

ロン・ストールワース

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865062939
ISBN 10 : 4865062939
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
258p;19

内容詳細

黒人刑事〈電話対応〉と白人刑事〈対面潜入〉が二人で挑むのは、史上最も不可能な潜入捜査…
過激派組織“KKK”に潜入し、悪事を暴け!!

【衝撃の実録!!!!!】

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで唯一採用された黒人刑事ロン・ストールワースがひょんなことから新聞に載っているKKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集広告に勢いで電話をかける。自ら人種差別主義者であることをアピールし、入団を希望。面接にまで進んでしまうが、対面では流石に黒人だとバレてしまうため、急きょ、同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに白羽の矢が立つ。電話で話を進めるのはロン、対面はフリップと二人で1人の人物になりすまし過激派団体の悪事を暴く。人種差別問題が過熱するアメリカを背景に前代未聞の潜入捜査が始まる―!!

■ロン・ストールワース(黒人刑事本人が著者!)
1953年6月18日生まれ、アメリカ合衆国シカゴ出身。麻薬組織や、売春、犯罪情報機関などの潜入捜査を行い、4つの州で組織犯罪を暴いた。ストールワースは人種的な激しい敵意に打ち勝ち、警察での高い地位を築いた。

【著者紹介】
ロン・ストールワース : 1953年、アメリカ、イリノイ州生まれ。司法警察機関に32年間勤務し、立派な功績を達成した元警察官。麻薬捜査部、風紀取締部、犯罪捜査部で働き、4つの州で事件担当記者の組織化を行った。コロラドスプリングス市で最初の黒人警官として、激しい人種的な敵意に打ち勝って司法警察組織で歴史に残る輝かしいキャリアを築き上げた

鈴木沓子 : 執筆・翻訳・編集業

玉川千絵子 : 翻訳・執筆業。アートやカルチャー関連の翻訳を多く手がける

丸屋九兵衛 : 京都府京都市伏見区伏見稲荷生まれ。文章家/トーカー/音楽評論家/レイシズム研究家/歴史コメンテイター。bmr編集部勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    始めての黒人警官がKKKに潜入調査した時の記録。映画はとうとう、観に行けなさそうです・・・(つд⊂)本名で登録しても他の個人情報も正確かどうか、照合されないなんて今では絶対にできないだろう。KKKの閉塞感と馬鹿馬鹿しさ。しかし、KKKへの潜入捜査に協力したチャックのその後に戦慄。ニーチェの「深淵を覗く者は深淵もまた、覗き込んでいるのだ」という言葉を思い出さずにいられない。そしてダイナー勤務の白人労働者を殺害した15歳の黒人少年を擁護する黒人達と、少年の動機を知らなかったアバナンシー氏の衝撃も他人事ではない

  • ペグ さん

    以前観たアラン・パーカー作品「ミシシッピー・バーニング」から、KKKの内側を抉り出す作品かもとの期待があったのだが〜。以外と驚くような事は起こらない。あの不気味なコスチュームも見方によっては滑稽で代表が主義を声高に主張するわりにはスカウトする時の身元確認なども緩くて驚く。 何よりも興味があったのは隠しようの無い肌の色だったのだが。作者のロン・ストールワースの描きたかったのは黒人として成し得た事柄と、現アメリカ大統領トランプの例の(壁)に対する思想とKKKの共通性を糾弾したかったのではないかということ。

  • ネコベス さん

    1978年コロラド州の黒人巡査ロン・ストールワースは新聞の案内広告からKKKの地元組織のボスとやり取りした事をきっかけに白人捜査官と組んで潜入捜査を始める。ヒロイズムや誇大妄想にとらわれたKKKの面々があまりにも間抜けすぎて、捜査過程の臨場感はあるがノンフィクションとしても小説としても中途半端でやや面白みに欠ける。巻末で解説者がレイシストを批判し小馬鹿にしながら御自身も差別主義者に似た危うい物言いをしているのが気になった。

  • くさてる さん

    70年代のアメリカであった実話。黒人警官がKKKに潜入って、どうやって?というのがいちばん気になるところなのだけど、そこはまあそりゃそうですよね、という感じでした。けして読みやすい文章ではないし、当時の文化やアメリカの警察組織などに詳しくないと面白みに欠けるところはあるかもしれない。でも、私はそこがリアルだと感じました。あまりにも尻切れトンボな感がするラストを含めて。装画がとても良いです。

  • marumo さん

    実話だそうです。クランズマンとはKKK会員。若き黒人警察官が白人の同僚と「二人一役」でKKKを潜入捜査。「ブラッククランズマン」誕生です。70年代のKKKの広報活動というものもとても興味深かったのです。が、期待とはウラハラに今ひとつ面白くない…😭なぜなら文章がつまらないから。警察の業務日誌を読むような盛り上がりのなさが残念。興味深い事実も、語り手がマズイと面白くなくなるということが、よくわかりました。映画に期待します。

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1953年、アメリカ、イリノイ州生まれ。司法警察機関に32年間勤務し、立派な功績を達成した元警察官。麻薬捜査部、風紀取締部、犯罪捜査部で働き、4つの州で事件担当記者の組織化を行った。コロラドスプリングス市で最初の黒人警官として、激しい人種的な敵意に打ち勝って司法警察組織で歴史に残る輝かしいキャリアを

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