アヴィニョン五重奏 あるいは情熱の争い 4 セバスチャン

ロレンス・ダレル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309623146
ISBN 10 : 430962314X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
234p;20

内容詳細

この愛は、何という呪いだろうか。友人同士を、そして愛する者と愛される者を仲たがいさせるとは。医師コンスタンスへの愛と、深く帰依するグノーシス主義の掟との間で引き裂かれるセバスチャンことアッファド。彼の苦悩を軸に、死の儀式を告げる手紙、迫り来る殺人者などサスペンスの要素も加わって、物語はスリリングに展開する。

【著者紹介】
ロレンス・ダレル : 1912‐1990。イギリス系植民者の息子としてインドに生まれる。1935年23歳で、家族とともにギリシア領コルフ島に移住。数年間この島で暮らしてから外交官生活に入り、アテネ、カイロ、アレクサンドリア、ロードス島、コルドバ(アルゼンチン)、ベオグラードなどに滞在する。1938年、小説『黒い本』をパリにて発表。T・S・エリオットやヘンリー・ミラーに絶讃されて作家としての地位を確立する。1953年、キプロス島に住まいを移し、『ジュスティーヌ』の執筆を開始、1957年にはこの島のルポルタージュ『にがいレモン』でダフ・クーパー賞を受賞する

藤井光訳 : 1980年、大阪府高槻市に生まれる。北海道大学文学部卒業。現在同志社大学文学部英文学科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syaori さん

    物語はグノーシス派の死の手紙の行方を巡って展開します。戦争の終結、精神分析によるセバスチャンの息子の回復なども語られるなか、全体を覆っているのは死の手紙や戦争中の自らの行動に対する罪悪感など暗い重い影。それは、シュバルツにもたらされた戦争の終結を象徴するような手紙も、また死の手紙だったところにも表れているように感じます。そのなかでコンスタンスの愛は唐突な終わりを迎え、舞台はジュネーヴから再びアヴィニョンへというところで最終巻へ。「永遠の三角関係」、ソリテール、同性愛、繰り返される変奏はどこへ向かうのか。

  • rinakko さん

    とうとう次が最終巻! 大戦後の陰鬱な空気の中、生き残ったことをそのままには喜べず、暗い記憶に苛まれやましさに苦悩する…といった人物の姿などが描かれる、死の影も濃く重い巻だった。でも、作家ブランフォードとその創造物サトクリフの会話(境界のぐだぐだよ…)といい、各々の物語が錯綜しながら紡ぐ数奇な模様といい、いよよ目が離せない。ここからどう収束していくのか、アヴィニョンへ引き寄せられていくその行く末を読むのが楽しみだ。

  • rinakko さん

    再読。

  • mejiro さん

    舞台はジュネーヴへ。戦争が終わる喜びより憂いの色のほうが濃い。愛と信仰、アッファドが選んだのは…。謎に包まれたストーリーにサスペンスが加わり、第3巻に並んで勢いがある。ゲイレン卿がおこす喜劇が明るい。終盤から思わぬ展開になり、コンスタンスは翻弄される。精神分析の限界を指摘するような描きかたが興味深かった。

  • cino さん

    スペイン娘たちの名前の訳が・・・

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