愛と死との戯れ 岩波文庫 改版

ロマン・ローラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003255599
ISBN 10 : 4003255593
フォーマット
出版社
発行年月
1998年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
120p;15

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    フランス革命をテーマにしたロランの戯曲。『ジャン・クリストフ』のような大長編を書く作家というイメージを持っていたが、このようなコンパクトな劇を書いていたとは知らなかった。100ページ程度の短い作品だが、人間社会の中で最も大切なことを問いかける。社会の大義の前に個人の命は犠牲になって良いのかということだ。もちろんロランの答えは否である。このような観念的な言葉ではなく、登場人物を通して描いてゆくので説得力がある。恋人と逃亡することを断念したソフィーの気高さに、心を打たれた。これがロランの理想主義だと思う。

  • 壱萬弐仟縁冊 さん

    序では、個人の良心と国家の利益との間の確執の問題―「一般的福祉」と「永遠の福祉」との対立の問題があるとのこと(7−8頁)。地獄とは、空腹で敵を襲撃することなのか、それとも、寒さか?(20−21頁)どちらかというと、前者か。25歳のオラースは、「今時は生きていられるということがひと問題だ」(34頁)。この間も31歳の女性が孤独死で財布には数円しかなかった、というニュースもあった。他人事ではない。30歳ジロンド党議員ヴァレーは、「もう社会などというものはないんだ」(49頁)と嘆く。フランス革命。自由への渇望。

  • Yoshihide Ohira さん

    フランス革命時の混沌とした中で愛に生きるか、生きるかを賭けた男と女たちの物語。 ロマン・ロランは初めて読んだが、こんなに短い戯曲なのに読了後に胸にぐっとくる衝撃。緊密な劇的緊張、見事な史実の描写、人間性を巡る深い思索、見事な詩的表現。 恐怖政治の中で、理想がその形を変える。人間の形も崩れていって、恐怖が世界を覆うかのような日常の中で、人間としての尊厳を、真理を追究し続ける。それが人間の幸福であると信じられる強さがあるか? 重いけれど、読んでよかった。次はジャンクリストフを読みたい。

  • 還暦院erk さん

    幼なじみからの大昔のプレゼント蔵書(彼女の懐かしい自筆メッセージが巻末に挟んであって、「岩波文庫を贈ってくれる友の嬉しさ」にしみじみした)。内容全失念で実質初読(かおるちゃんごめん…)。本戯曲は革命と愛と別れが文字通り劇的に展開して一気読み。クールヴォアジェの貫いた「純愛」の具体的行動に感動。わたしくらいのトシになると、老人の方に肩入れしたくなるんだよね(苦笑)。勇者ヴァレーはん、あんたは好きなとこで好きに暮らしなはれ、わては知らん。

  • lico さん

    フランス革命の知識があればもう少し楽しめたのだろうか。感性が違うせいかいまいちのめり込めなかった。ただ、前のパリ銃乱射事件の折りのデモを起こした気持ちは何となく理解できたような気がする。自由というものから連想するイメージが違うのだ。フランスは自由の為に吐血し続けた歴史があり、自由は自分達が作り上げたという自負があるんだろうなと読みながら強く感じた。そこら辺の自覚が私にはないのも話にピンと来なかった理由かもしれない。e.h.ノーマンが「日本人の自由は外国との比較から始まった」と言っていたのを思い出した。

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