ロバート・A・ハインライン

人物・団体ページへ

ダブル・スター 創元SF文庫

ロバート・A・ハインライン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488618124
ISBN 10 : 448861812X
フォーマット
出版社
発行年月
1994年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,279p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ざるこ さん

    「熱い噴射を!」「つつがなき着陸を!」航宙士との乾杯の挨拶である(もうすでにこれだけで楽しい)見知らぬ男とのバーでの出会い。プライドだけは高そうな失業俳優ロレンゾが一杯の酒につられて巻き込まれる騒動は太陽系帝国の政治家ボンフォートの替え玉役。一度きりの約束のはずが…。ボンフォートを演じながら知る無関心だった政界の動き、支える人々の努力。度重なる危機を乗り越え変貌を遂げるロレンゾが頼もしい。政治が現実的だったり皮肉っぽくもあり願望も入り交じってるようだ。終盤、月から地球を眺めるロレンゾを思い描く楽しさよ…。

  • かえで さん

    ハインライン初のヒューゴー賞受賞(計4回受賞)の傑作。売れない俳優ロレンゾは、大物政治家、かつての太陽系帝国首相の替え玉をすることになってしまった!そんな三文役者の一世一代の大芝居と活躍を描いた作品。そのストーリー上、政治的な色合いもあるが作者の思想的なものは抑え目で(解説を読むまでどれが彼の思想なのかわからなかったくらい表に出てきていない)、エンタメ色が強く楽しめる。何といってもロレンゾの成長(彼は既にいい年なのに!)が大きな魅力。さすがSF界随一のストーリテイリングの持ち主の作品、と満足させられた。

  • 亮人 さん

    未読のハインラインを重点的に読もうと思って、まずはヒューゴー賞受賞作を手にとってみた!おもしろかった!太陽系帝国議会の野党第一党党首(元首相)が何者かに拉致され、失業役者のロレンゾが影武者に据えられるお話。政治の話中心でSFを舞台にしなくても通用しそうなストーリーだが、火星人など古色蒼然のSF設定も出てきたり中々楽しい。火星人の生態や習慣などの架空文化の構築に妙を感じた。ストーリーテリングも軽快でテンポよく、どきどきアリ感動アリでキャラクタも躍動してよかった!!やっぱりハインラインはイイネ!!

  • kochi さん

    売れない俳優のロレンゾは、ある人物を演じることを引き受けたことから、太陽系帝国を揺さぶる陰謀に巻き込まれることに。何故か立憲君主制をとる近未来の太陽系帝国を舞台に、役者の職業倫理で政治の闇に立ち向かう主人公のすがたは、現代日本のお仕事小説にも通じるものが。1956年のヒューゴー賞受賞作だが、このシンプルなスペースオベラから、『異星のの客』や『愛に時間を』などまでも生み出すハインラインはやっぱりすごい。(旧タイトルを読んだのですが、こちらに感想を書きましたf^_^;)

  • 鐵太郎 さん

    仕事にあぶれた役者が出会う宇宙規模の政治的陰謀。一行で言うのなら、この話はこれだけです。これは、一人の男の成長物語であり、普遍的な正義の成就を願う当時のハインラインの政治的メッセージであり、人種偏見と闘い異種文化と共存するマルチ・カルチャリズムの物語であり、目的のために結束して戦う男女チームの物語です。「古典」とまでは言い切れませんが傑作SFじゃないかな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ロバート・A・ハインラインに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品