ロバート・ビスワス・ディーナー

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ネガティブな感情が成功を呼ぶ

ロバート・ビスワス・ディーナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794221384
ISBN 10 : 479422138X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
287p;19

内容詳細

怒りは想像力の燃料となる、罪は改善を促す、自己暗示こそがパフォーマンスを向上する、わがままは勇気の源だ、非情(マインドレス)がよりよい決断につながる??。ポジティブ心理学の若手精鋭研究者による、心のネガティブな面がもたらす効用に関するユニークな論考。どのような状況にも素早く対処できるように、あえていろんな感情に目を向ける力を持つこと、ありのままの自分と付き合うことの大切さをわかりやすく説く。

【著者紹介】
トッド・カシュダン著 : ジョージ・メイソン大学教授、同校ウェルビーイング促進センター上級研究員、オーストラリア・カソリック大学ポジティブ心理学・教育研究所上級研究員。パーソナリティ、ウェルビーイング、人間関係などの分野を専門とし、その研究は高く評価されている

ロバート・ビスワス=ディーナー : 40点以上の学術論文を発表し、六大陸において何千人もの知的職業人たちに心理学の研修を行っている。アーミッシュの農夫、コルカタの売春婦、マサイ族、グリーンランド辺境のアザラシ漁師など、普通の心理学者が研究対象にしないような人たちを対象に研究を続けてきており「心理学界のインディ・ジョーンズ」という異名を持つ。『ジャーナル・オブ・ポジティブ・サイコロジー』誌編集委員

高橋由紀子 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    タイトルから入る。世の中のポジティブ信仰にもの申す内容ではないので悪しからず。悲観的ではなく深謀遠慮して最悪に備えることも大事だと。

  • 小木ハム さん

    ポジティブが生きていくうえで有利なのであれば、ネガティブが発露しやすいDNAはとっくに淘汰されているはず。しかし事実はそうでないのだからポジティブ感情も有害な面があり、ネガティブ感情にも有効な面があるということだ。本書ではネガティブな資質を抑圧したり、無視したり、隠したりせず、その価値を理解し活用できる状態を「ホールネス(=全体性)」と呼ぶ。心が柔軟な人は20%のネガティブ優位性を状況を改善するために利用できる。また、ポジティブ中毒になると人間は脆弱な生き物になっていくことも実験によって示されている。

  • Bashlier さん

    4/5 "自己肯定感ブーム"に真っ向から戦いを挑む鋭い秀作。どんなモノにも効用関数があり、最大効用を得られるポイントがあるはずなのですが、人間は振り切ってしまいます。”過剰なポジティブ思考の代償は成長で、自己否定が全くできなくなると自らを改められなくなり、能力は全く伸びなくなる。”という著者の主張はズバリ。業界でもこの状態に陥ってる方を多くお見受けします。ライバル達には大いに”自己肯定の罠”に陥っていただき、自社には”適度な批判思考”を取り入れて、勝ち残って行きたいものです。

  • Eimi さん

    ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情も含めた「ホールネス」が自分の人生をドライブしていくのに必要な要素と理解した。なかでも面白いと感じたのは日本人にも多い防衛的悲観主義に関する研究。一般的に男性が女性よりテクノロジーや化学等の分野では優れているとされているが、これは心理的な要因も多い。さらに女性が「女性であることを強調すると」女性の当該分野のテストスコアが悪くなるそうだが、防衛的悲観主義の要素が強い女性は「女性であること」を強調してもそこまでスコアが悪くならないそう。

  • mike さん

    自分の気持ちに素直になっとかないと心を壊す。ポジティブはもちろん大事なのだが、ネガティブの逃げ道を作ってやらないといけない。人間が感情を完璧にコントロールすることはむずかしい。それでもなにもしないよりはましだ。

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