ロット、ハンス(1858-1884) レビュー一覧 2ページ目
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投稿日:2012/06/11
ネーメ・ヤルヴィ指揮/ベルリン・フィルの放送録音を、この曲の最善の演奏として愛聴してきたが、ついに息子のパーヴォが決定盤を作ってくれた。 作者22歳の時の事実上の処女作、しかも作曲者はオーケストラで演奏されるのを一度も聴いていないわけだから、オーケストレーションに色々不備があるのは当然。にもかかわらず、作品の独創性もまた明らか。第2楽章末尾の強烈な不協和音は本当に19世紀末の音楽かと思うし、明るいスケルツォの曲調が一瞬にして陰るあたりも何とも魅力的だ。パーヴォの演奏にはオーケストレーションの単調さを可能な限りカバーしようという配慮がうかがえるし、CDではこれまでのベストだったセーゲルスタム指揮のBIS盤よりはテンポを速めにとって、音楽をだれさせないようにしている。
村井 翔 さん |50代
投稿日:2012/06/10
いかにも青臭く洗練されていない曲。だからこそ熱い。命の熱気が噴き出してくるようだ。マーラーだってこんなに青臭さくはないぞ! *** さて、ブラームスさん・・・。Sym4でトライアングル猛打させてるじゃないですか!素直に人を誉めるのって難しいと思うよ。結末は・・・。悲しいことになってしまいました。(ロットの葬儀にブラームスって参列してたんですって。) *** 若さとは何かを見せつけられているような曲です。聞くたびに心が奮い立たされます。 *** この度、パーヴォ・ヤルビィ盤が出るとのことで、現段階で最も好んで聞いている同盤を改めて推薦いたします。さて、P.ヤルビィ盤はいかに?
みたけ さん |40代
投稿日:2011/11/17
ハンス・ロット氏は、活躍していた頃はマーラーのライバルだったそうな。 ただこの音楽だけを聴く限りにおいて、マーラー側からすれば、ハンス・ロットなんて個性の薄い、ありきたりな音楽だという評を受けても仕方ないだろう。ただ逆に、ハンス・ロット側からすれば、マーラーの音楽なんかは、一人よがりの空回りにしか聴こえない可能性もある。名曲なんてのは、有名になるという幸運に恵まれるだけで、向上した演奏技術が、ある程度曲の評価を押し上げるものだと思う。ハンス・ロットの音楽が、もし仮にマーラーと同じ回数だけ演奏されていたら、わかり易い分 軽くそして幅広く聴かれていたかもしれない。さてこの演奏だが、この演奏しか知らない私はエラソーな批評は出来ない。ただもう少し色彩感豊かな演奏が現れたら、この曲も価値を増すだろうと思う。ただこの演奏でも充分に満足した私的には、最高の評を付けたい。
エーテルの風 さん
投稿日:2011/01/11
昔ラジオで、ネーメヤルヴィ指揮ベルリンフィルだったかで聞いた時はひどく感動し、交響曲の最高傑作だと思ったが、この演奏は・・・なんというか、躍動感に欠ける。ヤルヴィ、ベルリンフィルのCD化を強く望む。
ロマン派 さん
投稿日:2010/10/10
面白い。しかしながら、予備知識無しで聞いたときにどう思うかは正直わからない。交響曲マニアならば持っていても損はないと思うけど…。 これを聴くとベリオのシンフォニアを引っ張り出したくなるのは私だけでしょうか?
ポのつくピアノ さん
投稿日:2010/04/26
以前は、レイフ・セーゲルスタム/ノールショピング交響楽団の演奏しかなかったが、近年、人口に膾炙してきたことは喜ばしい。演奏は、早めのテンポを採用。2楽章はさすがにちょっと早すぎるかなと思うが、総じて曲の魅力を最大限に引き出している。 ブルックナーとマーラーを合わせたような崇高な音楽はまさに感涙モノ。由貴香織里女史の「天使禁猟区」を読みながらどうぞ。
こでらんに さん
投稿日:2009/10/10
ロットの交響曲からは良く知られた作曲家の作風に似たところが多く聴かれます。特にマーラーからの「真似?」と思えるところが散見されるのですが、実はこの曲の作曲年は1878〜80年なのです。マーラーの交響曲第一番は1883〜88年です。マーラーを10年も先取りしているわけです。 マーラーもブラームスもロットを強くライバル視し、自分の未来を映す鏡のようなロットを恐れ、無視したり徹底的に酷評したりし、ついにロットは発狂して自殺。 先に才能を発揮しすぎた天才の悲劇といえるかもしれません。 もし、マーラーとブラームスの「いじめ」にあわなかったら、どんなすごい作品群を残してくれただろうかとか、いろいろ思いを巡らせてしまいますが、そういうことを忘れて「マーラーのほうが後なのですよ」ということだけ頭の片隅に置いて曲を味わうのが健全かもしれません。 録音も新しく演奏も特に第一楽章がのびやかで聴きやすいものに仕上がっています。
桐嶋屋勝造 さん |40代
投稿日:2008/11/05
この曲を聴いて思うことは,やはり同時代においてマーラーの個性は強烈であったということ。このハンス・ロットにしても,他では例えばツェムリンスキーにしても,聴き易い音楽を作るので,思わず「隠れた名曲!」と思えてしまう。間違いではないが,彼らの音楽には,個性としての時代を変えるパワーは持ち合わせていないように思える。 さてこの曲だが,マーラーの「復活」と合わせて聴くと,非常に興味深いものがある。
ヒューブーン さん
投稿日:2008/10/12
第1楽章の主要主題が映画”エデンの東(だったかな)のテーマとそっくりになってしまっているのが残念。(作曲家に罪はありませんが)録音には3日をかけていますが、ステージでの生演奏を想定した場合、4つの楽章を吹き通すスタミナのある管楽器奏者はどれくらいいるのか心もとないです。
yama3 さん
投稿日:2008/03/05
独自の語法を持っていて、さわやかさもあり、ブルックナーが認め、マーラーが影響を受け、演奏、録音ともによく、そして安い。これだけの要素があれば、CDラックの片隅の置いておくには、十分ではないでしょうか?時々思い出したように取り出しては聞いてます^^
京都のタケさん さん
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ありがとうございました
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