CD 輸入盤

『ヴァイオリンの技芸』全曲 ディエゴ・コンティ、グリ・アルキ・フィレンツェ(3CD)

ロカテッリ(1695-1764)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TC691280
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Italy
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シャーンドル・ヴェーグの門弟ディエゴ・コンティ。
ロカテッリの『ヴァイオリンの技芸』全曲録音!


イタリア北部のベルガモで生を受け、ローマで学んだ後に活躍の場をアムステルダムへと移したイタリアにおける後期バロック時代のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピエトロ・ロカテッリ。
 自らも熟達したヴァイオリニストだったロカテッリの『ヴァイオリンの技芸 Op.3』は、24曲のカプリッチョを伴う12曲のヴァイオリン協奏曲から成る壮大な代表作。それぞれのカプリッチョ楽章は難解な作品であると同時に、カデンツァの役割を担ったことも有名です。
 ソリストのディエゴ・コンティは、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で巨匠シャーンドル・ヴェーグに師事したイタリアのヴァイオリニスト。カメラータ・ザルツブルクやイ・ソリスティ・ヴェネティ、ヨーロッパ室内管弦楽団などで活躍し、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団やマッシモ・ベッリーニ劇場管弦楽団のコンサートマスターなどを歴任した名匠です。
 ロカテッリの『ヴァイオリンの技芸』が偉大な作品であるが故、10年間という長い歳月を費やし、着実に全集を完成へと導いたディエゴ・コンティ。イタリアのヴァイオリニストによる注目の全曲録音が登場です!(輸入元情報)

【収録情報】
ロカテッリ:ヴァイオリンの技芸 Op.3


● 協奏曲第1番ニ長調
● 協奏曲第2番ハ短調
● 協奏曲第3番ヘ長調
● 協奏曲第4番ホ長調
● 協奏曲第5番ハ長調
● 協奏曲第6番ト短調
● 協奏曲第7番変ロ長調
● 協奏曲第8番ホ短調
● 協奏曲第9番ト長調
● 協奏曲第10番ヘ長調
● 協奏曲第11番イ長調
● 協奏曲第12番ニ長調

 ディエゴ・コンティ(ヴァイオリン&ディレクター)
 グリ・アルキ・フィレンツェ

 録音時期:1988年〜1998年
 録音場所:イタリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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現代楽器による演奏。言ってみればイ・ムジ...

投稿日:2021/05/29 (土)

現代楽器による演奏。言ってみればイ・ムジチ合奏団によるヴィヴァルディのような、華やかでロマンチックな響きが耳に心地よいです。ブランデンブルク協奏曲の第五番のような譜面に書かれた豪華で超難しいカデンツァが、各曲ごとに2つずつ付いているヴァイオリン協奏曲が、何曲も続きます。盛り上げどころで必ずギターの速弾きが始まるヘビメタ・ロック音楽のようでもあり、実際そういうノリの曲だったのかもしれないです。リーフレットに載せられた演奏者のディエゴ・コンティ氏の写真もどこかヘビメタ風で、力技で聴衆をねじ伏せるロカテッリのキャラクター(?)が、ディエゴ氏の憧れだったのかもしれないです。正直言って名前だけ有名なこの曲を、ちょっと試しに聞いてみようくらいの気持ちで全曲聴き通す自信もなかったのですが、どこをとっても迫力満点のホットな演奏で3時間以上の全曲を一気に聴き通してしまい、翌日も翌々日も聴きたくなります。カプリチョと呼ばれるカデンツア部分は尻上がりによくなり、ということは前半は今ひとつ乗り切らない感じも無きにしもあらずですが、だんだん盛り上がり最後はブラボー!です。すでに新譜ではなく、場合によっては入手困難盤なのかもしれませんが、聴いてみてえらく感動したのでついレビュー書いてしまいました。

神宮る・BELL さん | 愛知県 | 不明

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