ロイド・スペンサー・デイヴィス

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ペンギンもつらいよ ペンギン神話解体新書

ロイド・スペンサー・デイヴィス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774777
ISBN 10 : 4791774779
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界的に著名なペンギン学者によるペンギンのすべて。私たちはペンギンが一夫一婦制で、雪と氷の世界で家族を養い、献身的な親として幸せに暮らしていると信じている。このおとぎ話のようなペンギンのイメージを払拭し、ペンギンのライフスタイル、誘惑のテクニック、生き延びるための秘策を通して“魚になりたがっている淫らな鳥”の複雑な世界と驚くべき真実を明らかにする。ニュージーランドブックアワード受賞!!

目次 : 1 歴史(ペンギン「あるある」8つの誤解/ 鳥類 ほか)/ 2 水中生活に向けた大変身(収れん進化)/ 3 性生活(性淘汰/ 親から子への投資 ほか)/ 4 愛の結晶(パパが作るミルク/ 体内時計 ほか)/ 5 さまよえる魂?(世界最大の海鳥救出活動の実情/ 地球温暖化とオキアミ)

【著者紹介】
ロイド・スペンサー・デイヴィス : 生物学者、サイエンスコミュニケーター。現在ニュージーランドのオタゴ大学で教鞭をとる。ペンギンを40使以上にわたり研究し、ペンギンに関する著書多数

上田一生 : 東京都出身、ペンギン会議(PCJ)研究員、国際自然保護連合(IUCN)・種の保存委員会(SSC)・ペンギンスペシャリストグループ(PSG)メンバー

沼田美穂子 : 東京都出身のフリーランス翻訳者(英日・日英)、日本翻訳連盟認定一級翻訳士(日英、医学・薬学分野)。6年間の会社勤めを経てオタゴ大学へ大学院留学し修士・博士課程を修了、ポスドクも同大で経験した。ロイド・デイヴィスは修士課程の指導教官であり、コガタペンギンの繁殖行動について共著論文を発表した経歴を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ふるい

    同じ二足歩行生物として人間から親近感を抱かれるペンギンの、リアルな生態がわかりやすく書かれている。豊富なペンギン写真と挿絵で目が楽しい。進化の過程で飛ぶ能力を捨て、海に深く長く潜ることで餌を獲得することを選んだペンギン族だが、海と陸を往復しなければならない子育てはなかなかにシビアだ。そして、南極に生きるペンギンたちの主な餌となるオキアミは、分厚い氷の中で育つそうだ。地球温暖化によってペンギンたちの暮らしが危ぶまれている。地球上の生物に人間が与えた悪影響の計り知れなさを思った。

  • べあべあ

    そうだよね、寒そうだし抱卵で絶食するし見るからに大変そうだよね、とウィットある邦題に魅かれて読みましたが、大変勉強になりました。特に、鳥が体が重くて大きい方が有利な海中活動と飛行を両立させる限界が体重1KGで、そこを境に進化の方向が分かれたことや、換羽が命がけということが印象に残りました。最終章でペンギンの一番の脅威は人類であると知り、本当に申し訳なくなりました。水族館でペンギンを愛でる暇があったら、先ずは環境問題に取り組まなきゃですね。

  • まんぼう

    常々、コウテイペンギンのヒナのクレイシを警護する楽しいお仕事がしたいぜ?と思っている。ちょっとくらい骨にひびが入ってもいいからアデリーペンギンのフラッパーにぺしぺしされてみたいぜ?とも思っている。そんな「ペンギンかわいい」の妄想を膨らませてくれるだけでなく、ふんだんな写真と小粋な挿絵、軽妙な語り口でペンギンの生態から形態の進化、繁殖や性淘汰の仕組みを一般人でも理解できる言葉と表現で書かれた一冊。

  • ahoj

    「〇〇とはこういうものだ」とこれまで思っていたことが最新の研究などにより覆される、そういう情報に接すると楽しくてわくわくする。

  • まみよろ

    ペンギンに個体差がないのは育てられる子どもの数に限界があるからというのがまなび。生物はそういう理由で個体差がなくなるのかと。 そう思うと個体差が大きい人間が 浮気をするのは必然かとも思ってしまう… 変な感想になりましたが、ペンギンの生態をまなべる良書でした

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