三びきのクマ トルストイショートセレクション 世界ショートセレクション

レフ・n.トルストイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652202449
ISBN 10 : 465220244X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
207p;19

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    表紙の絵も内容も全部愛おしい。悪魔は恐ろしく、神は厳しく優しい。読んでいるあいだずっと「主の祈り」の後半が頭にリフレインしていた。「…わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください」 特に「白海の奇跡 〜北方の三仙人伝説〜」が好き。そう言えば、クマも、息子も、仙人も、3人だ。三位一体が関係あるのかな。信仰は関係なくとも、人生の教訓としてとてもいい短編たち。子供たちにも楽しいと思う。意味が伝わらなかったとしても。トルストイに今更ながら敬服。

  • yumiha さん

    絵本『3びきのくま』は読了したんだけれど、本書はヨシタケシンスケの絵ちゅうので、読み直す。でもヨシタケシンスケの絵は、児童読み物なので、それぞれの章の表紙だけだった。最初の章「人ひとりにどれほどの土地が必要か」を読んで、まるでイソップのように教訓的だなあと思う。つまり、他者への愛には神が宿り、わが身可愛さには悪魔が宿るというロシア正教(だけかな?キリスト教そのものの考え方かな?)の色彩が色濃い。プーチン氏は、どう読むのだろうと余計なことを想像した。

  • アナーキー靴下 さん

    トルストイの作品8篇収録。ほとんどの作品が、神を愛し、兄弟を愛し、日々善き行いをすれば報われる、という指針を感じる寓話である。愛と堅実な労働を重んじるというのは普遍的な道徳であり、宗教観に関わらず教訓を得られる内容。登場人物が不幸に見舞われるのは自ら足を踏み外した行いをしたためであり、根っからの悪人などいない。この世から不条理を取り払った物語の世界は、「ただし摩擦はないものとする」試験問題のように、余計な要素がなければ道徳的に得られる解は一つだと示しているかのようだ。端的な訳文もとてもわかりやすく、良書。

  • おれんじぺこ♪(15年生) さん

    トルストイとヨシタケさんのコラボ(笑)。読み友さんから教えてもらって借りた1冊。深いね…。行き着くところは【愛】なんだなぁ。LOVEではなく【愛】

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    「3びきのクマ」のお話は様々な絵本で知っているのですが、タイトルにひかれて手にしたこの本で、「三びきのクマ」は作品集の最後にちょこんと置かれていました。 その作品にたどり着くまでの作品は、キリスト教に裏打ちされた教訓が突き刺さってくるような作品ばかり。 硬さも感じるのですが、姿勢を正されるような内容の話ばかりでした。 「三びきのクマ」も教訓話だったのでしょうか。 堅苦しくなりそうな事を、読みやすい例え話にして、トルストイは教育者でもあります。

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