レナード・ムロディナウ

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たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する

レナード・ムロディナウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478004524
ISBN 10 : 4478004528
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,354p

内容詳細

偶然は、一体どんなふうに私たちの日常に影響を与えているのだろうか。身の回りにおける偶然の役割を例をあげて説明し、またどうすれば人間の営みの中でそれが作用していることがわかるかを提示する。

【著者紹介】
レナード・ムロディナウ : カリフォルニア大学で物理学の学位を取得後、マックス・プランク研究所フンボルトフェローを経て、現在はカリフォルニア工科大学(カルテック)にて未来の物理学者たちに「ランダムネス」について講義している。現在はカリフォルニア州パサデナ在住。「スタートレック ネクストジェネレーション」や「冒険野郎マクガイバー」といったテレビドラマの脚本を手がけたこともある

田中三彦 : 1943年栃木県日光市生まれ。翻訳家であり、科学評論家でもある。東京工業大学生産機械工学科を卒業後、企業のエンジニアを経てサイエンスライターになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Koichiro Minematsu さん

    ランダムネスを研究した本。前半は数学的な確率論が難しく感じたが、読み終えてみると、幅広いランダムネスのトピックが取り上げられており、そこには人間の心理も働くことによって、錯覚や誤謬が生まれ、確証バイアスが歪みを助長する。偶然を理解することは大切だ。

  • booklight さん

    人間がどれだけ確率を勘違いしやすいか。思っているよりも必然は偶然で(確率)、思っているよりも偶然は、規則正しい(統計)。欧米の科学読物によくあるように、端的に事実を伝えるよりもその周辺の知識も巻き込むスタイルなので、若干冗長だが、腰を据えれば面白い。おなじみのモンティ・ホール問題から、ソクラテスから始まる確率・統計史もなかなか興味深い。後知恵は、陰謀論も経営者の成功譚も株式ファンドも、偶然の後付けでなんとでもなる話。なので法則性のないものの確率を上げるのは回数を増やすこと、という話は面白くはないが納得。

  • トムトム さん

    久しぶりに外国の人が書いた科学の本を読みましたが、とても面白かったです。ベイズ統計から量子論まで!パターン好き、自分でコントロールしていると錯覚しがちな人間の脳。いかに世界はランダムで適当かということ、そしてそのランダムに因果関係を見出してしまうことの危険さを分かりやすく面白く書いてあります。例え話に採用されているエピソード(実話)がそれぞれ興味深く、おすすめです。

  • ネロ さん

    タイトル通り「たまたま」つまり偶然を確率や統計で科学するランダムネスの書。先ずまぁ読み辛い。本書から得られた物として、チャレンジ回数を増やすことと粘り強さを持つことが大切だと。プロや著名人も運や偶然や平均回帰によってチャンスをものにしただけかもしれないと論理的に語られる。あのJ.K.ローリングは9社も出版を断られていたとは知らなかった。実力だけではなくランダムネスも人生には大きく左右することがよく分かる。何気ないポジティブな行動が、バタフライ効果でいつの日か大きな僥倖となってくれると信じてみたい。

  • くらすけ さん

    大学の先生に確率論になれるための入門書としておすすめされていたので、手に取りました。数学の苦手な自分でも、定理の発見の歴史や数学者の数奇な人生なども紹介されているため楽しく読めました。数的思考が苦手でも憧れのある人はぜひ読んで欲しい本です

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