レオン・エルヴェ・ド・サン・ドニ

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夢の操縦法

レオン・エルヴェ・ド・サン・ドニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336054944
ISBN 10 : 4336054940
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
434p 19cm(B6)

内容詳細

フロイト、ブルトン、澁澤龍彦が刮目した夢研究史上の古典的著作がついに邦訳なる。古今の夢解釈の歴史と、二千夜近くにわたった自らの夢日記を独創的に分析し、夢判断の先駆的書籍として関心が高まる最重要著作。月王ルートヴィッヒ2世や『さかしま』のデ・ゼッサントにも比せられる、19世紀末の“夢の実験家”による一大奇書。

目次 : 第1部 本書に記されていること、および本書の構成/ 第2部 ほかの著者の見解を紹介し、自説を展開する/ 第3部 夢の実践的観察とそれを操縦する方法について/ 結論要旨

【著者紹介】
立木鷹志 : 1947年生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 長谷川透 さん

    仮に、望み通りの夢を見、夢の世界を自在に操れるようになれば、自分なら延々と夢の世界に居座り続けるだろう。眠り続けることで己の命が絶えたとしても、夢心地の中の至福に満たされて死ぬならば、構わないと思う。現代に生きる夢の専門家から見れば多分な誤りを含むのであろうが、少なくとも自分の睡眠と夢の経験と照らし合わせる限りでは腑に落ちることが多い。夢の探究、この行為自体が夢の世界の彷徨のようにも思え、サン=ドニ伯爵は夢世界を楽しみながらも夢の世界を分析し精緻に綴っている。学術書と奇書の側面を持つ、誠に不思議な本だ。

  • 磁石 さん

    子供の頃から付け続けてきた夢日記から、夢とは何か/どうやったら思い通りの夢を見られるのかを探る。古代の風習や観察結果やらを交えてどうにか説明し切ろうとするも、全てを言い当てるには至らず。掴んだと思えば、それらの定義をスルリと抜けて新たな夢を魅せてくる。ソレを操縦するには、ただ夢日記をつけつづけること、思考=夢であることを夢の世界にまで繋げるしかない。

  • hikarunoir さん

    明晰夢の鍛錬と操縦を著者なりに編み、当時の科学哲学に充て、匿名未発表で日の目を見ずいた奇書。孤独徹底と日常記録がもう一つの生への鍵に見える。

  • デューク頭領 さん

    夢の操縦法 >> アンドレ・ブルトンが「通底器」のなかで紹介していた奇書。夢を真摯に研究して、自由自在に好きな「夢」を見る方法を書いてます…

  • はにまる さん

    『夢の実験家の一大奇書』とか帯に書かれていると読まざる得ない(笑)。実際フロイトも本書に言及してはいるものの、読むことは叶わなかった幻の本だったらしい。子供の頃から夢の記録を始め、眠りの中でも自ら夢を意識し、操作できると豪語する。タイトル通りの内容。ちょっと怪しげなHowTo本の様であるが、いたって真面目に夢の分析を行なっている。あくまでも本人の経験に基づく分析でなので、科学的には疑問符がつくが、中で語られる様々な夢の体験は面白い。

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