レイモンド・チャンドラー

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大いなる眠り

レイモンド・チャンドラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152093424
ISBN 10 : 4152093420
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
追加情報
:
328p;20

内容詳細

私立探偵フィリップ・マーロウは、脅迫犯と話をつけて欲しいと依頼された。すぐに犯人の居場所を突き止めたものの、男は話をする寸前に死体に……。村上春樹の新訳によるチャンドラー、第4弾!

2012/12/07 発売予定

【著者紹介】
レイモンド チャンドラー : 作家。1888年シカゴ生まれ。七歳のころ両親が離婚し、母についてイギリスへと渡る。名門ダリッチ・カレッジに通うも卒業することなく中退。1912年アメリカへ戻り、記者などの職を経て、第一次世界大戦に従軍した。その後、石油会社の役員となるが、大不況や私生活の問題で解雇され、作家で生計を立てようと決意する。1933年にパルプ雑誌「ブラック・マスク」に寄稿した短篇「ゆすり屋は撃たない」で作家デビュー

村上春樹 : 1949年生まれ、早稲田大学第一文学部卒、小説家・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ロバート・B・バーカー「夢をみるかもしれ...

投稿日:2013/01/24 (木)

ロバート・B・バーカー「夢をみるかもしれない/おそらくは夢を」を読んだ。原書で読みたかったのだけれど入手困難なので、本作を手に取りページをめくる。映画 ”三つ数えろ” の影響かどうしても、雨を連想してしまう。冒頭で依頼人(と読者)に自己紹介する Marlowe が印象的。登場人物がみな、なにかしらの理由で下を向いたまま、なんの救いもないまま終幕を迎える。窓の外の雨音がBGMになる。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    マーロウの言葉が、頻繁に雑誌に取り上げられていたことがあり、キザの代名詞に思えて食わず嫌いしていた。今回、読み始めたら止まらない。豪邸の年老いた男からの依頼で、スポイルされたその家の若い娘二人にかかわらざるを得ない、背の高い元警官の私立探偵。ありふれた設定の、ハードボイルド黎明期の作品であるのに、安っぽさがないのは、マーロウの持つ物を見る目と優しさにあると思った。語らずとも、彼の銀色の髪の女への想いと、ハリージョーンズの死への悼みが読み手に伝わる。「優しくなければ強くなれない」ってこの人だったよね。

  • NAO さん

    レイモンド・チャンドラーの作品には、文字として書かれていることの裏側にもたくさんの含みがあり、影がある。その影の部分が、時々表に浮かび上がってきてはぞわりと動き、すうっとまた消えていく。 彼の作品には、頽廃的な空気の中で暗い影を持った人が多く登場する。レイモンド・チャンドラーは、本当に、影を持った人を描くのがうまい作家だと思う。細かい部分まで詳細に描くのではなく、常にどこかが曖昧で、はっきりしない。描かれていない部分に、暗い影が落ちている。 闇の奥でうごめく何かは、人間の情欲だろうか、諦めだろうか。

  • 抹茶モナカ さん

    チャンドラーの村上春樹さん訳となると、無条件で読んでしまう。欠陥はあるけど、伏線が回収されなくても、良い物は良いという見本。

  • Kajitt22 さん

    シニカルで気の利いた会話と、抒情を排した情景描写で語られる、ミステリアスな物語。再読だが、村上春樹の新訳は丁寧で、より細部まで明瞭になった気がする。訳者のいう自由な心を持ち、孤高の道を行く、タフで優しい主人公フィリップマーロウは、いつの間にか感情移入してしまうほど、魅力的に描かれている。あんなセリフを一度は口にしてみたいが、湿気の多い日本では似合わないと思う。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    「ロンググッドバイ」のフィリップ・マーロウが30代の時の話。いかにも翻訳小説って感じなんだけれどもう少し読みやすい文章に出来ないのかな・・・。アメリカ人は会話にいちいちジョークを入れていて(あるいはマーロウが特にそうなのかもしれないが)回りくどい。最近、瀬尾まいこや坂木司みたいな読みやすい人の本ばかり読んでいたので、これは少しばかり疲れました(-_-;)でも、最後、おお〜そうきたかw(゜o゜)w とビックリしたのでまあ良かったかな。翻訳物でもクリスティとかは読みやすいのにこれはなんで疲れるのかな。

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  • 作成者:さん