ルーシー・モード・モンゴメリー

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風柳荘のアン 文春文庫

ルーシー・モード・モンゴメリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167914332
ISBN 10 : 4167914336
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
592p;16

内容詳細

アン22歳、プリンス・エドワード島の港町で校長となり、風柳荘に下宿する。アンに敵対する一族、冷淡な副校長、隣家の孤独な少女に心痛めるも、アンの明るさと誠実さ、グリーン・ゲイブルズの美しさと住む人々の愛が幸せな明日へ導く。アンから婚約者ギルバートへの恋文で綴る日本初の全文訳・訳註付アン・シリーズ第4巻。

【著者紹介】
L・M・モンゴメリ : 1874年、カナダ東海岸プリンス・エドワード島に誕生。教職をへて、1908年の『赤毛のアン』で一躍、世界的な人気作家となる。牧師と結婚、2人の息子を育て、生前に20冊以上の著作を発表。英国王立芸術院会員、大英帝国勲章を受章。1942年に、オンタリオ州で逝去

松本侑子 : 作家・翻訳家。『巨食症の明けない夜明け』すばる文学賞、『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』新田次郎文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    サマーサイド高校の校長になったアン。婚約者のギルバートはまだ医学生。しばらくは遠距離恋愛が続きます。この作品は大部分がアンからギルバートへの手紙として書かれた書簡体小説で学校での出来事、新しい知人達をめぐる騒動などを中心に描かれています。前作までとは違いアン自身の物語というよりはその周辺のエピソードを詰め込んだ短編集のような印象。子供の頃に読んだ時はそこが少し物足りませんでした。今回解説を読み、今作が『アンの愛情』と『アンの夢の家』の間を埋めるように20年後に執筆されたことを知り納得しました。

  • みうか さん

    赤毛のアン4作目🇨🇦サマーサイドの港町で校長となったアンと医学生のギルバートは遠距離恋愛中💕あんなにツンツンしてたアンだけどギルバートの愛を素直に受け止めてからはちゃんとデレるようになり、お転婆な少女はすっかり落ち着いた大人のレディに。故郷の家族やギルバートとの愛に満たされてる心の余裕からか、新天地でも多くの迷える子羊のハートを癒やします。時代的に劣悪な環境で育つ子供が多い故に、なおさらアンの前向きな姿勢と優しさが温かい。今回は小さなエリザベスとレベッカ・デューが好き♡表紙の猫はダスティミラー✨

  • まあか さん

    どんな困難にもめげずに立ち向かい、道を切り開いていくアンの逞しさに拍手。アンの暮らしは、常に前を向いて、明るい方へと目指していく。もちろん時には失敗するし、みんなに好かれるという訳でもないが、人間らしく、とても好感が持てる。人の奥深さも感じられて、とても楽しく、素敵な気持ちになれる。アンシリーズ、最高!!!!

  • あたびー さん

    松本侑子番アンシリーズ4作目。村岡花子版では「アンの幸福」と題されていたが、解説で作中風を意識した表現が多く、作者の意図を汲んで原題通りにしたということを読み、素晴らしいと思った。サマーサイドで校長職に就いたアンは、地元有力者プリングル家一族のいじめに会うが、ひょんなことから彼らと折り合いをつける。隣家の薄幸の少女エリザベス、気の合わない同僚キャサリン、色々な面々が登場するが、なんと言ってもレベッカ・デュー。ちょっと扱いにくいがこれほどの善人(しかも面白い!)もちょっといない。

  • baba さん

    アンがサマーサイドの校長として赴任した様子をギルバートへの書簡で語る。松本侑子さんの文章がすんなりと入って、街の様子や人々の暮らしぶりが伝わってくる。訳者によるあとがきや注釈も楽しみ。

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