基本情報
内容詳細
ひとつの物事に病的なまでのこだわりを見せ、日々の約束事が少しでも崩れると際限なく泣きわめき続ける自閉症の少年フレイザー…この先、彼の症状の改善は望めず、普通の学校に通えることはないでしょう―絶望的な宣告を受けた母親でしたが、アニマルセラピーの可能性を感じた彼女は、一匹の猫ビリーをフレイザーに引き合わせます。すると、彼らのふれあいが確実にフレイザーの中に大きな変化をもたらしていき、遂には不可能と言われた普通の学校へも通えるようになったのです。それは、母の決して屈しない希望と、奇跡の出会いの物語。
目次 : フレイザー、猫のビリーと出会う。/ 息子は泣き叫ぶ赤ちゃんだった。/ 息子の育児で鬱になっていたわたし。/ 「普通の学校には行けない」と言われたこと。/ ビリーと遊ぶようになり“こだわりのひも”を捨てる。/ お風呂でのかんしゃくを、ビリーは濡れながら見守る。/ フレイザーが保育園の友だちにビリーのことを話す。/ 立場が逆転、汚れたビリーをお風呂で洗う。/ ビリー、階段上りのコーチをする。/ 四歳になり誕生日を喜ぶ気持ちが出てくる。/ 保育助手が辞めることで心が落ち着かなくなる。/ 新聞にビリーとフレイザーの特集記事が載る。/ ビリーがトイレトレーニングを応援する。/ フレイザーのいたずらもビリーは許してしまう。/ ハロウィーンで楽しく踊るまでに成長する。/ クリスマス、さらに大きな成長を見せる。/ ビリーがわたしの体の変兆を伝えようとする。/ ビリーのことで嫉妬をするフレイザー。/ ついに、普通の小学校に入学する。
【著者紹介】
ルイーズ・ブース : 家族とともにスコットランドにある女王のバルモラル・エステイトで暮らしている。夫のクリスはエステイトの電気技師
羽田詩津子 : 英米文学翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒業。猫に関連する訳書が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
きいろ さん
読了日:2016/08/24
クララ さん
読了日:2016/01/14
もも さん
読了日:2017/04/30
のりこ さん
読了日:2017/01/13
mick さん
読了日:2016/03/25
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |5日前
-
50年の時を経て文庫化『百年の孤独 新潮文庫』6月26日発売 100年の傑作が50年の時を経て文庫化。6月26日発売決定。世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げている世界... |2024年04月17日 (水) 00:00
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・