日本語を書く部屋

リービ英雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000017657
ISBN 10 : 4000017659
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
217p;20

内容詳細

「コトバ=民族」という概念に反し、外国人が「日本語を書く」。日本語の作家となったアメリカ人の、体験的日本語論と〈越境〉をめぐるエッセイ。

【著者紹介】
リービ英雄 : 1950年、アメリカ生まれ。少年時代を台湾、香港で過ごす。1967年にはじめて日本に移り住み、以降、日米往還をくり返し、その間プリンストン大学大学院博士課程修了、プリンストン大学、スタンフォード大学で日本文学の教授をつとめ、1982年、『万葉集』の英訳により全米図書賞を受賞。朝は『日本書紀』、昼は大江健三郎を講義するというジャパノロジーの研究室とスタンフォード大学の教授職を40歳直前に辞して、東京に定住。以降、日本語による作家として活躍。アメリカ人の家出少年をあつかった処女作『星条旗の聞こえない部屋』(講談社)は、西洋出身者が日本語で書いたはじめての現代文学として高い評価を獲得し、第14回野間文芸新人賞を受賞。また、1996年刊行の『天安門』(講談社)は芥川賞候補となって、終戦から半世紀ぶりに中国大陸を等身大に描いた日本文学として注目を浴びる。他の作品に『日本語の勝利』『アイデンティティーズ』『国民のうた』(以上、講談社)、『新宿の万葉集』(朝日新聞社)、『最後の国境への旅』(中央公論新社)などがある。世界に類を見ない、西洋世界から非西洋世界・言語へと越境したワールド・フィクションの書き手である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちあき さん

    アゴタ・クリストフのように「しいられた言葉」でなく、「自ら選びとった言葉」で書く作家の日本語論・文学論。日本とアメリカという対立項に加えて中国という媒介項をもっているためか、この作家が体現している「越境」は独特な位相をもっているように思う。『日本語が亡びるとき』の水村美苗と対談しているようだけれど、どんな部分で共感しあい、どんな部分で主張が食いちがっているのか、ぜひ読んでみたい。

  • hachiro86 さん

    日本語で書くという行為をこれほど突き詰めて考えた本ははじめて

  • 昭和っ子 さん

    著者が表現の方法として日本語を選んだのは、一つには大国の言語(漢字)を使いながら日本の土着の感覚やストーリーを書き留めるという事を成し遂げた事にあるとか。そんな「言霊の幸ふ国」ニッポンで外国人でも日本語によって自分の私的な感覚を書き留め、普遍させる事ができる、という事を「日本語の勝利」と呼んでいるのかな?世界一にもなれず小国にももどれずこれからの日本は辛いものになるのでは、とあるが「言語」と「文化」という21世紀の発想に基ずいた愛国心で在日外国人も参加の新しいナショナリズムが生まれる可能性もあるという。

  • 木南木 さん

    拾い読み

  • のぞみ さん

    日本語を母語としない人が日本語の持つ力を感じ、日本語と真剣に向き合って書いている。 万葉集、古事記、短歌などに込められた言葉の意味を強く深く考えており、そんなところに関心がなかった自分を恥じた。 日本人だからこうだ、日本人ではないからこうだということは抜きにして、文の持つ力強さを感じた本だった。

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リービ英雄

1950年、米国生まれ。作家、日本文学研究家。1967年にはじめて日本に移り住み、以降、日米往環をくり返し、その間プリンストン大学、スタンフォード大学で日本文学の教授をつとめ、1982年、『万葉集』の英訳により全米図書賞を受賞。処女作『星条旗の聞こえない部屋』(講談社文芸文庫)は、西洋出身者が日本語

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