リスト(1811-1886)
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フランツ・リストドイツ語Franz Liszt, ハンガリー語Liszt Ferenc, 1811年10月22日 - 1886年7月31日...

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  • リストの巡礼の年は長くてほとんど聴き通したことのな...

    投稿日:2024/03/24

    リストの巡礼の年は長くてほとんど聴き通したことのない曲でしたが、このCDでは静かな曲から激しい曲まで、一つ一つの音が珠玉のように粒の揃った綺麗な音で、聴く耳に心地良く、さらにその奏でる音楽の流れにも淀みが全くなく、聴いていてその曲の中に一緒に引きずり込まれるような感じを覚えました。実演でも聴かせて頂きましたが、ピアノがベーゼンドルファーでもスタインウェイでも完全に北村さんの音が出ていた気がします。これだけの素晴らしい音色で、この長い曲を弾き切る集中力は大変な才能だと驚嘆するばかりです。また弾かれてる姿がとても印象的で、実演も聴かれることをお勧めします。その他にCDに入っている普段は全然聴かないノーノも何故か北村さんの演奏だと聴けてしまいました。ケージのCDも聴いてみようかなと思う今日この頃です。 今後の活躍が楽しみなピアニストさんです!

    RCS さん |60代

    1
  • リストのピアノ協奏曲を楽しむというよりも、リヒテ...

    投稿日:2022/01/21

    リストのピアノ協奏曲を楽しむというよりも、リヒテルの演奏を楽しむということに尽きる。まさに、リヒテルの演奏の迫力に圧倒される。これでは、指揮者やオーケストラの入る余地がない。辛うじて、曲名のわかる程度の伴奏者という感じだ。この演奏を聴くと、カラヤン・ベルリン・フィルのベートーヴェンの三重協奏曲のリマスター版で判明した所の、リヒテルとオイストラフの演奏を潰しても、オーケストラの音を生かそうとしたカラヤンの気持ちがわかる。とにかく、リヒテル・ファンの一枚です。

    カニさん さん

    1
  •  リストのピアノ作品の演奏をライフワークとする三舩...

    投稿日:2021/02/01

     リストのピアノ作品の演奏をライフワークとする三舩優子が満を持して録音に臨んだ渾身の一枚である。彼女のオール・リストで組んだ曲集では3枚目のCDになるが、この「巡礼の年 第1年 スイス」の全曲録音は初めてであり、それだけに今回の全曲演奏のリリースはまさに待望のプログラムであり、リストファンのみならずクラシックファンにとっても、大そう興味をそそられるものに違いない。  三舩優子というアーティストは、けっして自分流の演奏スタイルに固執するピアニストでもなければ、音楽のエンタメ性を前面にアピールするような類の演奏家でもない。  どのような音楽でも、作曲家が作品に託したモチーフを最大限に尊重し、それを極限まで追求し、その意図するところのものを可能な限り忠実に再現しようとするピアニストである。その結果、彼女の演奏をとおして、作曲家が作品に込めようとした心情や風景が、そのまま聴き手にストレートに伝わってくるのである。今回のリストの作品集も、まさにこの彼女の演奏姿勢から生まれる最良の特性が、余すところなく随所に発揮されている。  このCDではどの曲も、ピアノが紡ぎだす音色の美しさや煌びやかさが際立つと同時に、作曲家が個々の楽曲を通して描こうとした風景や心情が、面白いまでにリアルに描写されている。聴き手は音楽を聴きながら、牧歌的な田園風景や旅する主人公の孤独な心境にひとつひとつ思いを馳せる楽しみ、醍醐味を堪能することができるだろう。 このピアノ曲集には「巡礼の年」というタイトルがついているが、けっして宗教や信仰をモチーフにした音楽ではない。むしろ作曲者自身の「魂の浄化」がモチーフであるかのような曲想で溢れる、精神的な崇高さに満ちた楽曲集である。  さらにこのCDの収録曲の演奏全体に共通する技巧的特性として、ピアニストの左右の手からそれぞれ繰り出される音楽の絶妙なコントラストと「立体感覚」が挙げられる。すなわち低音域では聴き手の心に深く突き刺さる、連続する強靭な和音が激しく煽りたてるように演奏される一方で、高音域では煌びやかな音の粒が流れるように美しく奏でられる――この左右の手がまったく別々の動きや表現を繰り返しながら同時進行するさまは、まさに奏者と聴き手がひとつの空間を共有しているかのような、奥深い立体感覚を聴き手に与える音響的効果をもたらしているのである。 第1曲「ウィリアム・テルの聖堂」は、曲全体に「荘厳さ」が満ち溢れた重厚感たっぷりの演奏。大きなスケール感をもって曲全体がドラマティックに展開し、途中で何度もクライマックスに達するが、奏者はけっして急がず止まらず、緻密なほどの冷静さを保ちながら終始演奏を展開してゆく。途中で登場する低音部のオクターブユニゾンに、高音部のトリルやメロディーが浮かび上がり、曲に立体感を与えている。モチーフである低音部のダダーンという和音の塊が何度も聴き手の心に突き刺さる。 第2曲「ワレンシュタットの湖で」は打って変わって、左手で広々とした静かな湖畔に揺らめく穏やかに打ち返す波と、右手で波や湖畔の緑に反射してきらきらと光り輝く太陽の光とが見事なまでに描写されている。まるで聴き手がその場に居合わせるかのような錯覚を覚えるほどのリアルな情景描写が伝わる演奏である。 第3曲「パストラール」はタイトルどおり牧歌調のメロディーに乗って、活き活きとした自然の風景が描かれる。演奏では、2つの部分から構成される楽曲の緩急のコントラストが見事に対比的に表現されている。 第4曲「泉のほとりで」は、泉の水面が日光に発車してきらきらと輝く様子が、高音の美しいトリルやアルペジオを通して見事に描写される。この水面にさざめく波が、少し落ち着いたり、またせっついたりと不安定に動く、強弱緩急の微妙な変化がピアノで見事に表現されている。 第5曲「夕立」は、冒頭部がショパンのスケルツォに似ていたり、途中もショパンのエチュードやポロネーズを彷彿とさせるようなモチーフが聞こえるなど、独特のメランコリックな雰囲気を持った短調の曲である。非常に動きが速いのに、リズム感が妙に心地よく刻まれる。 この曲も左手の最低音部のパッセージと右手の高音のメロディーとのコントラストが見事に対比的に演奏される。 第6曲「オーベルマンの谷」は、この曲集で最も長い、ストーリー性に満ちた物語風の曲であり、心理描写的性格の強い曲。曲は、主人公である孤独な旅人が彷徨い歩く姿を描いたかのように、ゆったりとしたテンポで進行するが、途中、主人公は微かな希望または光明を見いだしたかのように、曲は長調に転調し、明るい安らぎと歓びの瞬間を迎え、徐々に高揚してゆく。やがて再び曲は短調に転調し、静寂が訪れる。こうした高揚と静寂、短調と長調のモチーフが繰り返し現れた後、曲は最後に長調の音型で締めくくられる。曲全体を通して登場する、左手の連続する下降型音階が、耳について離れないほどの強烈な効果を与えている。 第7曲「エグローグ」は、3曲目の牧歌よりも、明るさに満ちたのどかな田園風景がピアノで生き生きと描写される。 第8曲「郷愁」は、6曲目と同様に心理描写的性格の強い曲である。死を前に孤独で不安に駆られる主人公の心情が表現されているかのごとく、ピアノは強弱緩急を駆使してこの主人公での隠せない心の動揺を見事に描き出している。 第9曲「ジュネーヴの鐘」は、タイトルには似つかわしくない曲想の音楽であり、むしろ「至福の時間」というタイトルがぴったり当てはまる。曲はリストらしい華麗で美しいメロディーが連続し、途中から低音部でメロディーが滔々と歌われ、高音部で分散和音が浮かび上がるが、しばらくすると両者は逆転し、今度は低音部でアルペジオ、高音部でメロディーが展開してゆく。最後は悟りの境地に達したかのような、落ち着いた和音で曲が締められる。

    今本 秀爾 さん

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