CD 輸入盤

24の超絶技巧練習曲〜リスト:超絶技巧練習曲、リャプノフ:超絶技巧練習曲 コンスタンティン・シェルバコフ(2018)(2CD)

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
STNS30098
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


名手シチェルバコフが紐解く、24の超絶技巧練習曲が持つ奥深さ

ロシアの技巧派ピアニスト、シチェルバコフがリャプノフ[1859-1924]の傑作『超絶技巧練習曲』を再録音。1992年に録音された旧録音(Marco Polo、廃盤)も、持ち前の技術と感性でこの難曲を颯爽と聴かせた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟した音楽性で作品の魅力をじっくりと聴かせてくれます。
 さらにここにはリストによる本家『超絶技巧練習曲』も併せて収録。リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなかった12の音階が使用されていることでも知られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば『24の超絶技巧練習曲』として完結する作りとなっています。リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作品に有機的な流れを作り、対比させながら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1『リスト:超絶技巧練習曲 S.139』

● 第1番『前奏曲』
● 第2番 Molto vivace
● 第3番『風景』
● 第4番『マゼッパ』
● 第5番『鬼火』
● 第6番『幻影』
● 第7番 『英雄』
● 第8番『荒野の狩』
● 第9番『回想』
● 第10番 Allegro agitato molto
● 第11番『夕べの調べ』
● 第12番『雪あらし』

Disc2『リャプノフ:超絶技巧練習曲 Op.11』
● 第1番『子守歌』
● 第2番『幽霊のロンド』
● 第3番『鐘』
● 第4番『テレク』
● 第5番『夏の夜』
● 第6番『嵐』
● 第7番『牧歌』
● 第8番『叙事詩』
● 第9番『エオリアン・ハープ』
● 第10番『レスギンカ』
● 第11番『妖精のロンド』
● 第12番『悲歌〜フランツ・リストの思い出に』

 コンスタンティン・シチェルバコフ(ピアノ/NY Steinway Model D)

 録音時期:2018年1月20-23日
 録音場所:ニューヨーク、スタインウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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リストの超絶技巧練習曲の名演というと、ラ...

投稿日:2020/10/12 (月)

リストの超絶技巧練習曲の名演というと、ラザール・ベルマンの演奏を挙げることに異論はないと思う。ベルマンはあの作品を完全に表現しきっている。他のピアニストの演奏はどんなに腕がたっても何かが違う。その何かは、フレーズの取り方だと思っている。ベルマンは長いフレーズを息をつかせずに一気に弾ききり、これが絶大な効果をあげる。そういった点から、シチェルバコフのリストの演奏は、大変すばらしいのだが、どうしてもベルマンとの違いを感じてしまう。 一方で、リャプノフの超絶技巧練習曲はすばらしい演奏で、感動的である。演奏効果があがると一部の人は思っている、よけいな緩急や極端な強弱のつけ方が全くなく、楽譜の指示に忠実に弾いて完全な効果をあげている。抒情性も感じさせる。リャプノフの超絶技巧練習曲を聞いたことのない人に是非おすすめしたい。 もしかしたら、シチェルバコフはリストの超絶練習曲でも同じように弾けるのに、ベルマンと同様の表現になることを避けたのかもしれない。

bonbon さん | 千葉県 | 不明

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