SHM-CD

ピアノ協奏曲第1番、第2番、『死の舞踏』 クリスチャン・ツィメルマン、小澤征爾&ボストン交響楽団

リスト(1811-1886)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG2081
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン定盤50
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、『死の舞踏』
ツィメルマン、小澤征爾&ボストン交響楽団


楽章間の主題的関連が緊密で全曲は切れ目なしに演奏され、第3楽章でトライアングルが効果的に用いられるために「トライアングル協奏曲」とも称される第1番。単一楽章の交響詩のような作風を示す叙情的な第2番。リストのピアノ協奏曲2曲を、ツィメルマンが透明で明るい音色と強靭なテクニックを駆使して、極めて雄弁な演奏を聴かせており、彼の確信に満ちた演奏を小澤征爾とボストン交響楽団が華麗で情熱的なアンサンブルで見事に支えています。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
・ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
・死の舞踏 S.126

 クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)
 ボストン交響楽団
 指揮:小澤征爾

 録音:1987年4月、ボストン
 デジタル録音


ドイツ・グラモフォン定盤50 SHM-CD仕様
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・『第9』や『新世界』『展覧会の絵』など超有名曲を中心としたモーツァルト、ベートーヴェン、バッハなどの主要レパートリー厳選。とりわけ「ベートーヴェンの交響曲全9曲が全てカラヤンの演奏で揃えられる」などの超豪華内容。
・カラヤン、バーンスタイン、クライバー、ポリーニ、ツィメルマンほか、世界最高峰のアーティストによる名演奏。
・全てデジタル録音&ルビジウム・カッティングのクリアな音質を、さらに高品質SHM-CD仕様でお楽しみいただけます。(ユニバーサルミュージック)

内容詳細

ツィマーマン唯一のリストの協奏曲。“トライアングル協奏曲”とも称される第1番、叙情的な第2番と「死の舞踏」が収録されている。小澤征爾とBSOによる情熱的なアンサンブルがツィマーマンの個性を引き立てた一枚。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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これは素晴らしい名演だ。本盤にはリストに...

投稿日:2011/09/19 (月)

これは素晴らしい名演だ。本盤にはリストによるピアノ協奏曲第1番及び第2番、そして死の舞踏がおさめられているが、このうちピアノ協奏曲第1番及び第2番についてはリヒテルとコンドラシン&ロンドン交響楽団による超名演(1961年)や、同曲第1番についてはアルゲリッチとアバド&ロンドン交響楽団による超名演(1968年)にも肉薄する至高の超名演と高く評価したい。本盤の演奏におけるツィマーマンのピアノは、卓越した技量をベースとしつつ、持ち前の透明感溢れる美しいタッチで、曲想を濃密に描き出していくというものだ。したがって、リストによる楽曲だけに、とかく人間業を超えたテクニックのみが際立ってしまいがちではあるが、ツィマーマンのピアノ演奏の場合は、そうしたテクニックよりも楽曲の持つ美しさが大きくクローズアップされているのが素晴らしい。その意味では、リストのピアノ協奏曲が含有する根源的な美しさをはじめて表現し得た演奏と言っても過言ではないと言えるところであり、こうした点に、楽曲への研究が人並み外れて熱心で、技量だけでなく、音楽の内容の深みを徹底して追及していこうとするツィマーマンのピアノ演奏の奥行きの深さの真骨頂があると言えるだろう。死の舞踏では、強靭な打鍵から繊細な抒情に至るまでの桁外れの表現力の幅の広さを駆使して、同曲に散りばめられた「怒りの日」の各変奏曲を巧みに描き分けており、ピアノ協奏曲にも比肩し得るような気宇壮大な演奏に仕立て上げているのが見事である。このようなツィマーマンの圧倒的なピアニズムをしっかりと下支えしているのが、小澤&ボストン交響楽団による名演奏であると言える。このツィマーマンと小澤という組み合わせは、最近ではラフマニノフのピアノ協奏曲第1番及び第2番(1997年、2000年)においても名演を聴かせてくれており、本演奏は当該演奏の10年前のものであり、その先駆けとなったものであるが、本演奏においても既にそうした両者の息の合った名コンビぶりの萌芽が存在していると言えるだろう。小澤も、ツィマーマンのピアノ演奏に触発されたことも多分にあるとは思うが、トゥッティに向けて畳み掛けていくような強靭な気迫といい、重厚な迫力といい、正に申し分のない名指揮ぶりであると言える。そして、ボストン交響楽団も、そうした小澤の名タクトの下、持ち得る実力を十二分に発揮した迫真の名演奏を展開していると言っても過言ではあるまい。音質は従来CD盤でも十分に満足できる高音質であったが、今般のSHM−CD化によって、ツィマーマンのピアノタッチがより鮮明に再現されるとともに、音場が若干ではあるが幅広くなったように思われる。いずれにしても、ツィマーマン、そして小澤による至高の超名演を、SHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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このCDで、ツィマーマンはピアノの魅力を...

投稿日:2011/09/01 (木)

このCDで、ツィマーマンはピアノの魅力を完璧に引き出しているように思える(かつてリスト自身がそうしたように)。 力強さ、輝かしさ、煌びやかさ、軽やかさ、繊細さ、官能的なもの、叙情性...。 ツィマーマンは全てを兼ね備えているのではないか。SHM-CDでの高音質化に期待。

静流 さん | 福岡県 | 不明

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リストのロマンチシズムがストレートに伝わ...

投稿日:2011/07/07 (木)

リストのロマンチシズムがストレートに伝わってきました。ソロは動的に力強く素晴らしい。オケも負けずに寄り添いながら競い合いながら盛り上げている。

びびり さん | 愛知県 | 不明

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