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【中古:盤質A】 超絶技巧練習曲集、ロ短調ソナタ、他 ベルマン(3CD)

リスト(1811-1886)

中古情報

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:
A
特記事項
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3枚組み
コメント
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VENEZIA盤
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基本情報

ジャンル
カタログNo
CDVE00020
レーベル
Russia
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


ラザール・ベルマン/リスト作品集(3CD)
最強の超絶技巧練習曲集とロ短調ソナタほか驚異の演奏のコレクション


ベルマンの真価を伝える演奏が、全盛期にモスクワでおこなわれた一連のセッション録音であることは多くのファンが認めるところです。その巨大なスケールと圧倒的な技巧の切れ味は、かのギレリスの「自分とリヒテルが4本の腕でかかってもかなわない」という言葉をまさにダイレクトにイメージさせるものですが、なぜか長く廃盤の状態が続いているものが多く、モスクワのレーベル「ヴェネツィア」が、マスターからきちんとした状態でCD化されたのはうれしい限り。
 しかもレパートリーは、オール・リストというベルマンの真骨頂を伝えるもので、超絶技巧練習曲とロ短調ソナタの驚くべき演奏を筆頭に、どの作品でも当時のベルマンならではの、豪快な音楽づくりが実に素晴らしく、シューベルト作品編曲での骨太な抒情にも独特の魅力が備わっています。

【ベルマン・プロフィール】
ラザール(ラーザリ)・ナウモヴィチ・ベルマンは、1930年2月26日、レニングラードに誕生し、2005年2月6日、フィレンツェの自宅で亡くなっています。
 ベルマンは2歳からペテルブルグ音楽院出身の母にピアノを学び、その後、レニングラード音楽院付属の早期英才グループでサフシンスキーに師事。1934年、4歳のときに最初のリサイタルを開いて自作を演奏し、7歳では初めてのレコーディングをおこない、9歳でモスクワ音楽院に入学、。高名なゴリデンヴェイゼル(ゴールデンワイザーとも)に23歳までの長期間にわたって師事し、この19世紀生まれの巨匠から絶大な影響を受けることとなります(「私は19世紀の人間であり、ヴィルトゥオーゾと呼ばれるタイプに属しています」と自らを語った有名な言葉の背景にはゴリデンヴェイゼルの存在が大きいようです)。
 1951年にはベルリンで開かれた国際青少年音楽祭で第1位、1956年にブダペストのリスト国際ピアノ・コンクールで第1位となります。
 モスクワ中央音楽院卒業後は、ソ連国内と東欧諸国でさかんに演奏活動をおこない、特にハンガリーで「リストの再来」として高い評価を獲得します。1958年にはロンドンにもデビューしますが、1960年代に入るとコンサート活動から次第に遠ざかるようになります。
 その間、再びピアノの研鑽に励み、思索を深めたベルマンのピアノは、以前の名技至上主義的なものから、音楽の内容を深くつかみとろうとするものに変わって行き、1971年にはイタリアにデビュー、1976年にはアメリカにデビューしてセンセーショナルな成功を収めることとなリます。日本へも1977年以来何度か訪れており、演奏のほか、教育活動にも熱心なところを見せてくれました。(HMV)


【収録情報】
Disc1
● シューベルト/リスト編:『魔王』
● シューベルト/リスト編:『どこへ?』(『美しき水車小屋の娘』から)
● シューベルト/リスト編:『若き尼』
● シューベルト/リスト編:『アヴェ・マリア』
● シューベルト/リスト編:『幻覚』(『冬の旅』から)
● シューベルト/リスト編:『辻音楽師』(『冬の旅』から)

 録音時期:1965年
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

● リスト:メフィスト・ワルツ第1番ハ短調
● リスト:『巡礼の年』第2年 補遺〜「ヴェネツィアとナポリ」

 録音時期:1975年
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc2
● リスト:超絶技巧練習曲
 第1番ハ長調「前奏曲」
 第2番イ短調
 第3番ヘ短調「風景」
 第4番二短調「マゼッパ」
 第5番変ロ長調「鬼火」
 第6番ト短調「幻想」
 第7番変ホ長調「エロイカ」
 第8番ハ短調「狩」
 第9番変イ長調「回想」
 第10番へ短調
 第11番変ニ長調「夕べの調べ」
 第12番変ロ短調「雪かき」

 録音時期:1963年
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

Disc3
● リスト:ハンガリー狂詩曲第9番変ホ長調『ペシュトの謝肉祭』

 録音時期:1961年
 録音場所:モスクワ
 録音方式:モノラル(アナログ/セッション)

● リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

 録音時期:1975年
 録音場所:モスクワ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 ラーザリ・ベルマン(ピアノ)


総合評価

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私が大学生時代に、超絶技巧練習曲がレコー...

投稿日:2020/04/01 (水)

私が大学生時代に、超絶技巧練習曲がレコードで発売された際、とてつもない話題になったことをいまでも鮮明に覚えています。 とにかく、指が恐ろしいほどに早く正確に動き、ピアノを鳴らし切っていました。クラシックファンなら一生に一度は聴いておきたい演奏です。 それ以外のロ短調ソナタもベルマンらしい名演です。 「凄い」「スリルにあふれている」を味わいたい方には最適のセットです。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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8月に注文したのが、11月11日になってやっ...

投稿日:2014/11/12 (水)

8月に注文したのが、11月11日になってやっと手元に!メーカー再販とのこと。 さっそく!最初の販売時、センセーショナルな話題をさらった力強い超絶技巧がすごい! ボレットの優しい響きとの対比がステキ! もちろん、 ベルマンにも巡礼の年に見せた優しい一面も出てはいるが、ここでは力強さが前面に出ている。

小原っ子 さん | 愛知県 | 不明

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やっとベルマン1963年録音の超絶技巧が手に...

投稿日:2012/05/31 (木)

やっとベルマン1963年録音の超絶技巧が手に入った。事情があってレコードが再生できず、待ちに待ったものだ。旧録音をとりあえず買ってしぶしぶ聴いていたが、やはりこちらの方が録音、演奏ともによい。この演奏を聴いてしまうと、他のピアニストの演奏が小さく聞こえてしまう。テクニック的に素晴らしい演奏も他にあるが、やはりこれが決定版だ。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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