『ラ・カンパネラ』、超絶技巧練習曲集より、『巡礼の年』より、イゾルデの愛の死　ルガンスキー

ロシア・ピアニズム継承者ルガンスキー、
ナイーヴ・レーベルと長期独占契約を締結。
第１弾は得意のリスト。
轟く音と超絶のテクニックに唖然。

ニコラーエワの秘蔵っ子として注目されたニコライ・ルガンスキーも今年39歳、巨匠への道を着実に歩んでいます。このたび、ルガンスキーはナイーヴ／アンブロワジー・レーベルと長期独占契約を締結、魅力的なシリーズを展開する予定です。
　第１弾はリスト作品集。リスト作品はルガンスキーがしばしば披露しているレパートリーながら、まとまったアルバムとしては初めて。練習曲を４篇、『巡礼の年』から４篇、さらにワーグナーの編曲という魅力的なラインナップで、ルガンスキーの超絶的テクニックを目の当たりに出来ます。正統派ロシア・ピアニズムの継承者ルガンスキーは汗一滴、顔色ひとつ変えずにぞっとするほど難しい曲を弾くうえ、良く響く音、入り組んだ声部の明快な弾き分けなど、まさに超人的。こうした技量を駆使したリストは衝撃的で、人間の限界を超えた凄さを感じさせます。人気の『ラ・カンパネラ』も絶品です。（キングインターナショナル）

【収録情報】
リスト：
・雪あらし〜超絶技巧練習曲集より
・超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
・ラ・カンパネラ
・オーベルマンの谷〜『巡礼の年』第1年『スイス』より
・婚礼〜『巡礼の年』第1年『イタリア』より
・エステ荘の噴水〜『巡礼の年』第3年
・ペトラルカのソネット第123番
・ワーグナー／リスト編：イゾルデの愛の死
・鬼火〜超絶技巧練習曲集より

　ニコライ・ルガンスキー（ピアノ）

　録音時期：2011年6月
　録音場所：イギリス、サフォーク、ポットン・ホール
　録音方式：デジタル（セッション）