ラヴェル（1875-1937）

人物・団体ページへ

DVD

ボレロ、ピアノ協奏曲、ラ・ヴァルス、他　バーンスタイン＆フランス国立管

ラヴェル（1875-1937）

評価 : 5.0
★
★
★
★
★
(3)
レビューを見る 

基本情報

ジャンル
:
クラシック
カタログNo
:
DLVC1158
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dreamlife
リージョンコード
:
2 (日本)
発売国
:
日本
信号方式
:
NTSC
画面サイズ
:
通常
色
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

バーンスタイン＆フランス国立管／ラヴェル作品集

1975年、パリのシャンゼリゼ劇場でおこなわれたオール・ラヴェル・コンサートのライヴで、『ラ・ヴァルス』、『ボレロ』、『道化師の朝の歌』の有名管弦楽曲に加え、得意の弾き振りによるピアノ協奏曲、アメリカ声楽界の重鎮マリリン・ホーン独唱の『シェエラザード』、この演奏会の前年にソ連からイスラエルに移住して西側での活動を開始したばかりのボリス・ベルキンを迎えての『ツィガーヌ』と、たいへん盛りだくさんな内容となっています。
　1970年代以降のバーンスタインといえばウィーン・フィルとの共演がまずは思い浮かびますが、このフランスでの活動も忘れがたいもの。この演奏会とほぼ同じ時期、ベルリオーズの『レクイエム』での共演をひとつの契機とするフランス国立管弦楽団との実り多き共同作業は、SONYやEMI、DG等へのレコーディングで既におなじみではありますが、映像作品が豊富に残されたウィーンでの活動に比べ、フランスでの映像はあまり多くなく、これはその意味でも貴重な映像ソフトといえるでしょう。
　演奏はいずれも見事なもので、通常のラヴェル演奏よりもはるかに濃厚な熱気をはらんだ、バーンスタインならではの音楽が実に魅力的で、その華やかなエキゾティシズムを本場フランスの聴衆が大喝采で迎えていることも印象に残ります。
　それにしても、収録当時47歳だったバーンスタインの格好良さは筆舌に尽くし難いものがあり、指揮台にさっそうと飛び乗っただけで既に聴衆もオケも掌握してしまう強烈なカリスマ性はさすが。表情豊かな指揮ぶりを追っているだけで音楽が見えてくるような気さえしてきます。
　最大の目玉はやはりピアノ協奏曲でしょう。この難曲を弾き振りするのは相当困難なことでしょうが、さすがに若い頃から十八番にしてきただけあって、バーンスタインの演奏ぶりは見事の一言。アイ・コンタクトどころか顔の表情全体を使いながらの指揮ぶりで、バーンスタイン以外の何者でもない独自のフィーリングを形成していく様子が手にとるように確認できる楽しみは映像ならでは。終演後の聴衆の熱狂ぶりにも大いにうなずけます。
　安定したカラー映像で、聴きやすいステレオ音声であることもうれしいところです。

ラヴェル：
・『道化師の朝の歌』
・ピアノ協奏曲ト長調
・歌曲集『シェエラザード』
・『ラ・ヴァルス』
・『ツィガーヌ』
・『ボレロ』

　マリリン・ホーン（M）
　ボリス・ベルキン（vn）

　フランス国立管弦楽団
　レナード・バーンスタイン（指揮、p）

　録音：1975年　パリ、シャンゼリゼ劇場［ライヴ］

　収録時間：94分
　映像：カラー（4:3）
　音声：リニアPCMステレオ
　NTSC
　Region Code：2

その他のバージョン

ラヴェル作品集 のバージョン一覧へ

ビデオクリップ1

このアイテムはビデオクリップ1をご覧いただけます。
273k 視聴方法は こちら

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
レビューを書く
★
★
★
★
★
ラヴェルのフルコースを堪能する贅沢なプロ...

投稿日：2010/05/02 (日)

ラヴェルのフルコースを堪能する贅沢なプログラム。ピアノの弾き振り（第３楽章のコーダに向かって上り詰める動物的なまでの獰猛さ！）もうならせるが、ホーンを迎えた『シェヘラザード』が大変美しい出来映え。『ラ・ヴァルス』は予想通りの凄演。会場にいたら興奮して卒倒してしまうのではないかと思うほど。新旧交代の進んでいたこのオケの、少なくとも一部の団員は指揮者に反応して身体が波打っているのがわかり、何よりそれが感動的だ。

Stuemper さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
★
バーンスタインのラベルは珍しいが、これは...

投稿日：2009/03/22 (日)

バーンスタインのラベルは珍しいが、これは大変貴重な記録。 ピアノ協奏曲の弾き振りは第２楽章が白眉。うっとり聴ける。バーンスタインのピアノは上手いが、アルゲリッチなど本職と比べると技術的にはかなり落ちる・・・まあ仕方ないけど。 ラヴァルスの指揮は天才的と言っていいほどすごい。ボレロも最高に盛り上がる。バーンスタインはラベルを演ってもカッコいい。どんなオケと共演してもバーンスタインワールドにしてしまう。まさに千両役者、こんな人が今後出てくると思えないのがさびしい。

アンゲロプロス さん | さいたま | 不明

2
★
★
★
★
★
弾き振り、大爆笑！

投稿日：2006/09/24 (日)

弾き振り、大爆笑！

千本濱 さん | Tokyo | 不明

2

ラヴェル（1875-1937）に関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

CD・DVD・レコード・本・ゲームを売るなら
HMV宅配買取