ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764)

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『レ・パラダン(遍歴騎士)』全曲 モンタルヴォ演出、クリスティ&レザール・フロリサン、レティプー、ピオー、他(2004 ステレオ)(2DVD)

ラモー、ジャン=フィリップ(1683-1764)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA5074
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD

商品説明

パリ・シャトレ座2004
ラモー:『レ・パラダン(遍歴騎士)』
ラモーmeetsヒップホップ+ロック!
バロック・オペラのイメージを一新する、ジャンルと時空を超えた革命的上演


2006年のシャトレ座来日公演で日本のオペラファンに極大インパクトをあたえて話題となった『レ・パラダン(遍歴騎士)』。同プロダクションの2004年の本拠地シャトレ座での上演を収録した映像が、待望の日本語字幕付DVD化!
 フランスを席巻したラモー・ルネッサンス、その最良の成果のひとつとして挙げられるこのシャトレ座の『パラダン』は、クリスティをはじめとする当代最高の演奏陣による鮮烈な演奏に、CGやコンテンポラリーダンスを融合するという進取の精神に溢れた名舞台です。
 演出・振付は、ヴィジュアル・アートとコンテンポラリー・ダンスの融合を斬新かつユーモラスなセンスをもって展開するフランスの鬼才モンタルヴォ&エルヴュ。類稀なる想像力・創造力を併せ持つこの二人は、CGによる騙し絵的効果で視覚をかく乱しながら、ラモーの印象的な舞曲のリズムに、クラシック・ダンス+コンテンポラリー・ダンス、ヒップホップを合わせ、時空を超えた普遍の身体性を抽出することに成功しました。舞台から漲るその若々しい生命力はオペラ・ファンに限らずジャンルを超えた幅広い層の感動をよぶことでしょう。
 ドゥストラック、レティプーをはじめとするキャスト陣も、時に軽快に体を動かしながら感情豊かに歌い上げる熱演を展開。この斬新な演出の 意図を充分に汲みとっていることがわかります。また、実力派のピオー、ヴェテランのナウリとシレールらが、コミカルな表情も交えつつ、安定した歌唱を聴かせるなど、磐石の布陣。
 音楽を牽引するのは、フランス・バロック・ブームの火付け役である重鎮クリスティ。手勢レザール・フロリサンを鼓舞し、特に舞曲のシーンなどでは松ヤニが飛び散るほど勢いある演奏を展開することで、舞台のダンスとの見事な融合を実現しました。まさに「ロックなバロック」であることをまざまざと見せつけてくれる熱演です。
 いまやバロック・オペラは一部のオペラ・ファンの占有物ではありません! 若きアート・ファン、ダンス・ファン、演劇ファンすべてに捧げるトランスアート・オペラ、それが『レ・パラダン』なのです。(クリエイティヴ・コア)

【レ・パラダンについて】
ラモーが世に送った30作以上ものオペラのうち、その存命中に初演された最後の一作となった全3幕のコメディ・リリック『レ・パラダン』。76歳の筆とは思えない瑞々しい生気に溢れた、ウィット溢れるコミカルタッチの傑作です。「パラダン Paladin」とは、「特定の騎士団に属せず、名声を求めて各地を旅して回る遍歴の騎士」を指し、ここでは遍歴の騎士アティスが、老いた元老院議員アンセルムの城に幽閉される、恋人アルジを救い出して、遂に二人が結ばれるまでの騒動を描きます。

【収録情報】
・ラモー:歌劇『レ・パラダン(遍歴騎士)』全曲
 アティス:トピ・レティプー
 アルジ:ステファニー・ドゥストラック
 オルカン:ロラン・ナウリ
 ネリーヌ:サンドリーヌ・ピオー
 アンセルム:ルネ・シレール
 マント:フランソワ・ピオリーノ
 レザール・フロリサン
 ウィリアム・クリスティ(指揮)
 振付:ジョゼ・モンタルヴォ、ドミニク・エルヴュ
 演出:ジョゼ・モンタルヴォ
 ライヴ収録: 2004年、パリ、シャトレ座: パリ音楽劇場

特典映像:
・ドキュメンタリー『ロックなバロック』−モンタルヴォー、エルヴュ、クリスティ、レティプー、ドゥストラック、ナウリ、ピオー、シレール、ピオリーノ、ブイッスー女史のインタビュー

 収録時間:全プログラム203分
 画面:カラー、16:9
 音声:@リニアPCM48kHz/16bitステレオ、Dolby Digital 5.0ch、DTS 5.0ch
 字幕:日本語
 NTSC

内容詳細

ラモー晩年のオペラだが、その刺激的で先鋭的な演出が賛否両論を巻き起こした一大話題作。CGを駆使し、古典舞踊と現代舞踊からヒップホップまでを取り入れた、クリスティによる鮮烈な演奏も圧巻。(CDジャーナル データベースより)

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バロックなのに斬新かつ遊び心を持った演出...

投稿日:2010/10/19 (火)

バロックなのに斬新かつ遊び心を持った演出が素晴らしい。コンテンポラリーダンスというのか、その踊り手と歌い手が舞台で同時に演じつつ、舞台背面のスクリーンに投影された映像と舞台上の出演者とを度々合成することで、美しくもあり楽しくもある効果を生み出しています。フランス特有のからかうようでいてしかし高尚でもあるユーモアを感じさせる楽しい舞台でした。音楽の素晴らしさはもちろん触れるまでもないです。

konyach さん | 大阪府 | 不明

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