ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD

交響曲第2番、ヴォカリーズ ラザレフ&日本フィル

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00476
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ラフマニノフ交響曲第2番、ヴォカリーズ
ラザレフ&日本フィルハーモニー交響楽団


日本フィルとのプロコフィエフ・シリーズで高い評価を得たラザレフが、続いて取り組むのが、2011年11月の交響曲第1番でスタートした【ラザレフが刻むロシアの魂《season I ラフマニノフ》】というシリーズ。
 CDリリース第1弾となるこの交響曲第2番は、2012年3月にサントリーホールでおこなわれ大評判となったコンサートをライヴ収録したもので、恵まれた音響条件の中、ラザレフによって強化された日本フィルの豪快で華麗なサウンドを良い音で味わうことができます。
 ラザレフはラフマニノフの作品について、「深い海のような弦セクション」、「ロシアの大地を想起させるブラス」、「ロシア人の魂ともいえる音、広く長大な旋律」といった特徴があると語っていましたが、ここで聴けるオーケストラ・サウンドからは、それらの要素を十分に聴きとることが可能です。
 これにはもともと日本フィルが代々の指揮者達と築き上げてきたロシア音楽への実績が背景にあるとも考えられますが、最大の功労者はやはりラザレフでしょう。効率的かつ徹底したリハーサルの積み重ねと、本番での思い切りの良い統率により、オケも実力をフルに発揮、会場に感動と興奮を巻き起こす手腕には傑出したものがあると思われます。(HMV)

【収録情報】
ラフマニノフ:
・交響曲第2番ホ短調 op.2
・ヴォカリーズ

 日本フィルハーモニー交響楽団
 アレクサンドル・ラザレフ(指揮)

 録音時期:2012年3月16,17日
 録音場所:東京、サントリーホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)

内容詳細

2008年に首席指揮者に就任したラザレフと日本フィルとの好調ぶりを示す、ラフマニノフ交響曲ツィクルス第2回のライヴ。弦楽器の内声部を充実させ、対位法的な綾が絡み合う中で大きなうねりを作り出す精緻な書法を見事に描き出しつつ、燃焼度も高い。秀演。★(友)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第2番

ユーザーレビュー

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掛け値なしに快演ですね。盛り上がりが凄い...

投稿日:2012/11/19 (月)

掛け値なしに快演ですね。盛り上がりが凄い。一番驚いたのは、主旋律以外の音楽がしっかり見える演奏です。オケの線がぴったり合っている。日本フィルのアンサンブルはこんなによかったかと驚きました。それもライブですよ。まだ、一楽章だけ聴いただけなのに、うれしくなってフライングで書いちゃいました。

和尚 さん | 大分県 | 不明

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同曲の国内オーケストラのCDには、大友/...

投稿日:2012/10/31 (水)

同曲の国内オーケストラのCDには、大友/東京都響、スヴェトラーノフ/NHK響、広上/日本フィル、秋山/広島響などの全曲版の良い演奏があるが、本CDは秋山/広島響と並ぶ大変優れた演奏であり、全曲を聴いた後に深い感動を覚えるものである。ラザレフの指揮による94年1月録音のボリショイ響とのCDも丁寧な演奏で好感の持てるものであり、94年2月のNHK響との演奏(放送による)も同様であった。それらと比較すると、今回のものは特に第3、第4楽章のテンポが速くなっているが、曲全体の流れは自然であり、残響も適度で楽器のバランスも良い録音が曲の美しさ、力強さを際立てている。なお、第1楽章の終結部にはティンパニーの一打が加えられているが、違和感はないものとなっている。

モローさん さん | 大阪府 | 不明

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ラフマニノフ交響曲第2番の最高位にランク...

投稿日:2012/10/23 (火)

ラフマニノフ交響曲第2番の最高位にランクされてしかるべき名盤の誕生を喜びたい。第1楽章は低弦のPPで柔らかく始まり、管の動機和音をfで強調し、続くヴァイオリンの瑞々しい美しさで耳をそばたてる。とんでもない名演が予感される素晴らしい導入である。第1楽章のみならず、全楽章に亘り、弦合奏の瑞々しさ、美しさ、雄弁なことは比類がない。日本フィルがライブとは思えない高い演奏能力を備えていることにも驚きを禁じ得ない。 ボリショイ管との旧盤との比較では2楽章以下が早いテンポ設定になっているが、新盤の方がより激しく、より濃密なロマンティズムに溢れている。マエストロラザレフの優しさに裏打ちされた豪快さも新盤の方に顕著に聴きとれる。ヴァイオリンソロもクラリネットソロも見事である。終楽章ではコーダに向けて楽員も燃えているのが手に取るように分かり、凄まじい終結を迎える。

あきらくん さん | 新潟県 | 不明

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