CD

ピアノ協奏曲第1番、第4番、パガニーニ狂詩曲(2台ピアノ用編曲) ナナサコフ

ラフマニノフ (1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JNCD1013
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ナナサコフ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第4番、パガニーニ狂詩曲

ナナサコフは1955年リトアニアのヴィルニス生まれということになっているが、もうそんなことを信じている人はいないだろう。1991年にナナサコフをヴァーチャル・ピアニスト(Vitual Pianist)として世に送り出した際の、プロデューサー(七澤順一)によるユーモアである。実際にはコンピューターと自動演奏ピアノを用いて、気の遠くなるような長期に渡る試行錯誤を繰り返した後にホールで録音した。今回の録音はナナサコフにとって二度目の多重録音。
 これらの3曲には、ピアノ協奏曲第2番・第3番同様、ラフマニノフ本人による「2台ピアノ用編曲」がある。協奏曲であるからピアノとオーケストラが競演するのが本来の姿ではあるが、2台のピアノで聴くと、そこには新鮮な発見がある。作曲家が作品のどの部分を芯として考えてたのかが、浮かび上がってくる。それを前作ピアノ協奏曲第2番・第3番(JNCD1011)同様、ナナサコフ独自の手法で多重録音したのがこの作品。(ラッツパック)

「ラフマニノフピアノ協奏曲1番&4番(2台ピアノ用編曲)」 この両曲とも、演奏の機会や録音もあまり多く無い。特に4番は少ない。4番の初演時は聴衆の期待とは全く異なる音楽の提示に、会場中が青ざめたという。ラフマニノフ本人も昔の嫌な記憶(評論家の見当違いな批評により精神的に不安定になってスランプに陥った)にとりつかれたことだろう。作品に修正を施し最終版に落ち着いた頃には聴衆の意識も変化したのか、いくぶん受け入れられるようになったようだ。ピアノとオーケストラの一体感という点では、この4番がもっとも成功していると言って良いと思うが、それでも聴衆の期待はロマンチックでメランコリー、チャイコフスキーの延長線的なものだったのだろう。ラフマニノフのアメリカに渡ってからの作品としては、この4番の後に書かれたパガニーニの主題による狂詩曲があり、こちらは大ヒット作品となった。今回の録音でもこれは楽しんでいただけると思う。オーケストラ版があまりに良く出来ているので、それの模倣というよりは敢えてピアノ2台の面白さを聴いていただきたい。これらの曲はもっと演奏会でも取り上げられて良い曲だと思うが、いかがだろうか。( Nanasawa Articulates )

【収録情報】
ラフマニノフ:
・ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(ピアノ2台用編曲)
・ピアノ協奏曲第4番ト短調 Op.40 (ピアノ2台用編曲)
・パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43(ピアノ2台用編曲)
 ミヒャエル・ナナサコフ(コンピューター&自動演奏ピアノ)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
中学生の頃から40年近く捜し求めていた「2...

投稿日:2010/08/15 (日)

中学生の頃から40年近く捜し求めていた「2台のピアノによる」ラフマニノフのパガニーニ狂詩曲。幾度か検索しても見つけられなかったものが、検索キーワードを「2台」かつ「ピアノ」の分離した2条件で検索してついに発見しました。しかも演奏者はナナサコフという架空のピアニスト(コンピュータと自動演奏ピアノ)。私にとっても驚くべきCDです。数多く発売されてきたパガニーニ狂詩曲はいうまでもなくピアノとオーケストラによる協奏曲な名曲ですが、今回あこがれの「2台ピアノ版」は更に名曲といえます。ラフマニノフ自身が多忙な演奏活動の合間を縫って、命を削るような努力と研ぎ澄まされた霊感そして才能・技術などが見事に結合したこの曲を世に送り出したことに敬意を表しつつ、やはり2台ピアノ版こそラフマニノフと実感したCDです。今まで2台ピアノ編曲版が発売されていなかったことが不思議に思えてなりません。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

4

ラフマニノフ (1873-1943)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品