ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD

ラフマニノフ:交響曲第2番、他 パーヴォ・ヤルヴィ

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCT2065
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

パーヴォ・ヤルヴィ / ラフマニノフ:交響曲第2番

目覚しい進化を遂げた指揮者、パーヴォ・ヤルヴィの新録音!
2006年5月にドイツ・カンマーフィルと来日してベートーヴェン:交響曲全曲演奏を行い、大絶賛を博したパーヴォ・ヤルヴィ。手兵シンシナティ交響楽団とテラークに録音したバルトーク&ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲(UCCT2058)は2006年度のレコード・アカデミー賞を受賞するなど、近年めざましく高い評価を受けています。
 今作は、ラフマニノフの作品に焦点を絞り、彼が残した最もロマンティックな交響曲第2番をメインに、オペラ作曲家としてスタートを切ったラフマニノフということで、そのきっかけとなった歌劇『アレコ』からの管弦楽曲を2曲、そしてモスクワ音楽院時習作で、メンデルスゾーンのスケルツォの影響が色濃く現れた『スケルツォ』をカップリングしています。歌心あふれる心打つ演奏です。(ユニバーサル・ミュージック)

ラフマニノフ:
・交響曲第2番ホ短調 op.27
・スケルツォ ニ短調
・歌劇『アレコ』〜2つの舞曲
 シンシナティ交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

内容詳細

スマートな演奏だ。もはやラフマニノフのというより“交響曲”としての定位置を確保したともいえるアプローチの印象。第1楽章の衒いのなさ、そして甘美なアダージョもさらりとこなす。現代的なロマンティシズムが漂う“これから”のラフマニノフである。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27 第1楽章: Largo - Allegro Moderato
  • 02. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27 第2楽章: Allegro Molto
  • 03. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27 第3楽章: Adagio
  • 04. 交響曲 第2番 ホ短調 作品27 第4楽章: Allegro Vivace
  • 05. スケルツォ ニ短調
  • 06. 歌劇≪アレコ≫~女たちの踊り
  • 07. 歌劇≪アレコ≫~男たちの踊り

総合評価

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第3楽章が大好きである。5種類のCDを聴いた...

投稿日:2021/03/02 (火)

第3楽章が大好きである。5種類のCDを聴いたがこれが最高。美しく歌わせています。もっとも手が伸びるCDである。是非聴いていただきたい。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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演奏は高水準でこれに文句をつけるのは難し...

投稿日:2011/12/11 (日)

演奏は高水準でこれに文句をつけるのは難しいだろう。ただ、 録音が遠い。音が生々しく聴こえないので損している。 レコードとしては1点減点。シンシナティ響は若干他所の国の 曲を演奏していると感じさせるところもあるが、如いて 欠点を探せば、の話。初期作品のScherzoが興味深い。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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ラフマニノフの第2番は、今や最も人気のあ...

投稿日:2011/04/23 (土)

ラフマニノフの第2番は、今や最も人気のある交響曲と言えるだろう。30年ほど前までは、ロシア系の指揮者は別として、プレヴィンなどの一部のラフマニノフを信奉する指揮者のみによる演奏に限られていたことを考えると隔世の感がある。プレヴィンによる完全全曲版の復刻というのも大きいとは言えるが、マーラーブームの到来などにより、重厚長大な交響曲に対する聴き手のアレルギーが相当程度払拭されたことも、その理由の一つではないかと考える。もちろん、テレビドラマにおいて、第3楽章の名旋律が使用されたことを理由に掲げることに躊躇するつもりはない。いずれにしても、演奏に60分程度を要する重厚長大な交響曲ではあるが、ロシアの悠久の大地を思わせるような壮大なスケールや、ロシアへの郷愁が漂うメランコリックな旋律の美しさなど、同曲の持つ魅力が、現在の圧倒的な人気を勝ち取る原動力となっていることに疑問を差し挟む余地はないのではないか。これだけの人気曲だけに、現在においてはあまたの名演が生み出されているが、それらの性格を分析すると、大きく2つに分類できるのではないかと考える。それは、ロシア風の民族色を全面に打ち出した演奏と、純音楽的な洗練された美しさを誇る演奏の2つであり、前者は、主としてスヴェトラーノフやゲルギエフ(特に、ロンドン響との2008年盤)などによる名演、後者はデュトワやラトルなどによる名演が掲げられる。プレヴィンやオーマンディなどの名演は、これらの中間に分類されると言えるのかもしれない。それでは、本盤のパーヴォ・ヤルヴィの演奏はどのように分類すべきであろうか。私としては、デュトワやラトルの名演に繋がる純音楽的な名演と高く評価したい。パーヴォ・ヤルヴィのアプローチは、例によって、曲想を精緻に、そして情感豊かに描き出していくというものだ。したがって、ロシア風の民族色をやたら強調したり、聴き手を驚かすような特別な個性的解釈を施すことはいささかもないが、楽曲の魅力を自然体で表現し、聴き手がゆったりとした気持ちでその魅力を味わうことができる点を高く評価したい。このような名演を可能にしたのは、パーヴォ・ヤルヴィの類稀なる豊かな音楽性と、パーヴォ・ヤルヴィの薫陶により好パフォーマンスを示したシンシナティ交響楽団の卓抜した技量の賜物であると考える。マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音も、本名演の価値を高めるのに大きく貢献している。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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