ラフ、ヨアヒム(1822-1882)

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CD 輸入盤

交響曲全集、管弦楽曲集 ハンス・シュタットルマイアー&バンベルク交響楽団(9CD)

ラフ、ヨアヒム(1822-1882)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TUDOR1600
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

スイスの大作曲家、ラフの交響曲全集が特別価格でセット化!

これまでシュタードルマイアーがTUDORに録音したヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ(1822-1882)の交響曲全集を一挙まとめてBOX化。ラフは一部で熱心なファンがおり、交響曲の録音も他に複数ありますが、バンベルク交響楽団ほどの名門オーケストラによるそれは、その決定盤といってもよいでしょう。
 ラフはリストの助手としてキャリアを始め、19世紀前半から後半にかけて絵画的でロマンティックな管弦楽作品を多数発表、後のR.シュトラウスにも大きな影響を与えました。その作風はベートーヴェンの骨太な構成とリストの劇的な展開、そして何よりもシューマン、メンデルスゾーンのみずみずしい歌謡性を加えた大変雄大で抒情的なものです。『春の響き』『夏に』『秋に』『冬』『森のなかで』のタイトルにも表されているように大自然の神秘を悠々と歌い上げます。(東武トレーディング)

【収録情報】
ラフ:交響曲全集、管弦楽曲集
CD1)交響曲第1番『祖国に寄せて』
CD2)交響曲第2番、組曲『チューリンゲンにて』
CD3)交響曲第3番『森のなかで』、イタリア組曲
CD4)交響曲第4番、序曲『ベネデット・マルチェッロ』、序曲『ダーメ・コボルト』、序曲『言葉』、演奏会用序曲
CD5)交響曲第5番『レノーレ』、組曲第1番
CD6)交響曲第6番、組曲第2番『ハンガリーにて』
CD7)交響曲第7番『アルプスにて』、管弦楽のための『シャコンヌ』〜バッハ:シャコンヌの編曲、夕べの狂詩曲
CD8)交響曲第8番『春の響き』、交響曲第10番『秋に』
CD9)交響曲第9番『夏に』、交響曲第11番『冬』

 バンベルク交響楽団
 ハンス・シュタットルマイアー(指揮)

 録音時期:1999年〜2002年
 録音場所:バンベルク、ヨゼフ・カイルベルト・ザール
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 1 in D Major ('An Das Vaterland'), Op. 96: Allegro
  • 02. Symphony No. 1 in D Major ('An Das Vaterland'), Op. 96: Scherzo. Allegro Molto Vivace
  • 03. Symphony No. 1 in D Major ('An Das Vaterland'), Op. 96: Larghetto
  • 04. Symphony No. 1 in D Major ('An Das Vaterland'), Op. 96: Allegro Dramatico
  • 05. Symphony No. 1 in D Major ('An Das Vaterland'), Op. 96: Larghetto Sostenuto. Un Poco Meno Lento, Quasi Andante Moderato. Allegro Deci

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 2 in C Major, Op.140: Allegro
  • 02. Symphony No. 2 in C Major, Op.140: Andante Con Moto
  • 03. Symphony No. 2 in C Major, Op.140: Allegro Vivace
  • 04. Symphony No. 2 in C Major, Op.140: Andante Maestoso. Allegro Con Spirito
  • 05. Aus Thringen: Salus Intrantibus. Allegro
  • 06. Aus Thringen: Elisabethenhymne. Larghetto
  • 07. Aus Thringen: Reigen Der Gnomen Und Sylphen. Vivace
  • 08. Aus Thringen: Variationen ber Das Volkslied
  • 09. Aus Thringen: Lndliches Fest. Allegro, Quasi Marcia Giojosa

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俵孝太郎著『CDちょっと凝り屋の楽しみ方』...

投稿日:2012/04/25 (水)

俵孝太郎著『CDちょっと凝り屋の楽しみ方』(コスモの本、1993年)で、俵氏がラフの音楽(その中でも特に交響曲)を絶賛していてずっと気になっていたのだが――その時点では、全11曲の交響曲のうち、まだ6曲しか音盤はなかったらしいが――、筆者のコレクションの射程圏外(基本的にはドイツ系の音楽で、前・中期ロマン派であること)だったので長らくそのままになっていたが、折角交響曲全集として纏まったのだからと、モノは試しとばかりに全部聴いてみることにした。「CDは買ったら聴く」のが当たり前だとお思いかもしれないが、音盤コレクターというものは余程の守銭奴でない限り(いうか「守銭奴のコレクター」など聞いたことがないがw)、ディスクを買う金より音楽を聴く時間の方が足りないのが普通で、入手したものを必ず聴くとは限らないのだ。しかし、交響曲を含むラフの管弦楽曲は、確かに聴いて正解だった。俵氏が最もよく聴いているという第5番《レノーレ》から聴き始めたのだが、俵氏が「作品としてはあまり面白くない」と書いていた組曲やオペラの序曲などの管弦楽曲も、悪くなかった。ラフの交響曲はいずれも概ね30分代の長さで、第1番《我が祖国より》が67分と突出している以外は、第5番が約50分、第3番が約45分、第7番が約42分で(因みに一番短いのは第10番の約31分)、CDの余白には、殆ど収録限界丸々、盛大にc/w曲が用意されている。■楽風は、いずれもシューベルトの《ザ・グレイト》をモデルにしたようなムードの音楽で、ブルッフのような自然主義的な箇所も散見される。しかし、同時代に活躍した9歳年上のワーグナーや、ブルックナー、ブラームスに繋がるような要素は余り認められない。聴いた限りでは、ラフの音楽を語る際、約一回り年上のメンデルスゾーンがよく引き合いに出されるが、ラフの音楽はメンデルスゾーンよりも古いドイツ音楽を基礎に成り立っていると思う。大団円のクライマックスの築き方や、基本的には明るい音楽で祝典的な雰囲気を伴っているなど、ウェーバーの序曲にそっくりだ。また、面白いことに、ハンス・ロットの交響曲(第1番)を先取りしたような箇所も多く、ロマン派以降の音楽に親しんでいる人にも、ラフは様々な発見がある作曲家である。■1929年生まれのベテラン、シュタードルマイアー率いるバンベルク響の演奏は、何も引かず何も足さず、ラフの音楽の真実を現代によく伝えてくれる優れたものだ。■録音は1999年〜2002年だが、インナージャケットには録音データについての記載は個別にはなく、ブックレットのドイツ語による曲ごとの作品解説の箇所にそれぞれ記されている形式なので、録音を聴いているときに、データをちょっと確認したいと思っても、130ページ近くあるブックレットの該当箇所にいちいち当たらなくてはならず、これは不便といえば不便。米国や英国のレーベルは廉価盤でも箱の外からディテールが分かるようになっているのだが、何故か昔からドイツ語圏のレーベルは録音データ隠したがる傾向があって困る(Profilなんて復刻レーベルなのに、どこにも録音データが記載されていないこともあって閉口した)。ただし、録音自体は古さを全く感じないし、クオリティも低音域をしっかりと捉え、大きなスケール感で距離感も適切に無理なく展開されていて、楽想ともマッチして手堅い仕事といえる。

MISPRISIONER さん | 東京都 | 不明

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ラフの交響曲全集をシュタードルマイアー&...

投稿日:2010/02/05 (金)

ラフの交響曲全集をシュタードルマイアー&バンベルク交響楽団で買いました。 大変素晴らしく歌っており、メンデルスゾーンの再来か?といった所。 まだすこししか聴いていませんが、いい演奏です。

登山家いっちー さん | 愛知県 | 不明

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