ラウタヴァーラ(1928-2016)

ラウタヴァーラ(1928-2016) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

28件
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  • チェロ、ヴァイオリン、ダブルバス、フルート、クラリ...

    投稿日:2023/05/05

    チェロ、ヴァイオリン、ダブルバス、フルート、クラリネット、ハープ、オルガン、ピアノ、そして鳥!?。フィンランドの作曲家ラウタヴァーラが作曲した協奏曲を集めたアルバム。若い頃に12音技法もマスターした上でネオクラシカル路線を極めた作曲家なので、単なる新ロマン派路線とは違う多彩な面白さがある。交響曲作品の特徴とは異なり、ラウタヴァーラの協奏曲はソロパートが内なる声を表している感じが強くある。そして、それがオーケストラと組み合わさることで立体的に浮かび上がる。また、曲によって性格もソロの楽器も年代も違っているので飽きない。フルート協奏曲に至っては、C-flat、ピッコロ、アルトにバスと4つの楽章で4本の違うフルートを使っている。ソロが鳥のさえずりの協奏曲はソロ部分は別に録音されたようだ。3曲あるピアノ協奏曲は彼のために作られた3番も含めて全てアシュケナージが弾いているが特に第2番と第3番は名曲である。献呈者であるストルスマン自身が弾いているクラリネット協奏曲も名曲だ。少し古いアルバムなのでチェロ協奏曲の第2番は含まれていない。とても良かった。

    saitaman さん

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  • フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品集。チェロ...

    投稿日:2022/11/12

    フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品集。チェロ協奏曲第2番”Towards the Horizon”は2008-2009年、パーカッション協奏曲とされている”Incantations”も2008年の作曲。”Modificate”はgン局は1957年の初期の作品だが2003年に大きく作り変えられているため、このアルバムに収められた作品は3曲とも晩年の作品といってよい。ネオロマンチシズムと現代音楽の技法が交差した中に「光の天使」などを作った作曲家の後期作品らしい独特の宇宙観が漂う雰囲気がある。特に”Incantations”は良かった。丁寧に演奏されており録音も良好。

    saitaman さん

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  • コスモポリタン足らんとしたラウタヴァーラからフィン...

    投稿日:2018/10/25

    コスモポリタン足らんとしたラウタヴァーラからフィンランドの風土性を聞こうとしても詮無い 二曲とも彼が教育を受けたアメリカのオーケストラからの委嘱作であれば尚のことだ どちらも晩年の作品であり静謐な気風がより支配している 音楽はホモフォニーに拠るロマンチックなものだ 世界がこんなに静かに推移したかといえば答えは逆だろう 問わなければならないテーマは社会にも個人にも無数に生まれている だがどこかで音楽は能天気なノンポリの頭がなければ生まれないのかもしれない 何のために音楽を書き何を求めて音楽を聴くのか ここで敢えて口説く”音楽”なる語を繰り返したかといえば 音楽の名に託けて音楽であり得ないものを売っている”アーティスト”と自称する輩が騒がしく闊歩している それを思えば 毒にも薬にもならないかもしれないが ラウタヴァーラとその音楽は真っ当な音楽であり音楽家だと思う 一度聴いた後に再び聴きたくなるかどうかで道は分かれる 一度はあなたも如何 

    風信子 さん

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  • ラウタヴァーラ氏の曲を最近になってようやく聴き始め...

    投稿日:2017/06/27

    ラウタヴァーラ氏の曲を最近になってようやく聴き始めました。私自身、宝の持ち腐れ状態からの脱出です。現代曲の今後の方向性を示しているようです。美しさで勝負できる曲はそれほど多くないです。

    テリーヌ さん

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  • ピエタリインキネンの演奏ラジオでも聞きましたがすば...

    投稿日:2011/01/11

    ピエタリインキネンの演奏ラジオでも聞きましたがすばらしいです。交響曲第8番は不思議な曲で時間のたつのを忘れます。

    ロマン派 さん

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  • ラウタヴァーラの中でも特に傑作だと思われる曲が1枚...

    投稿日:2009/06/01

    ラウタヴァーラの中でも特に傑作だと思われる曲が1枚にまとまったいわゆるベスト版のようなCD。 もう最初から最後までこの神秘的な世界に圧倒されます。 録音が汚いわけではないのになぜか曇りがかったようで、それが逆に神秘的な感じを盛り上げ、演奏は極めて冷酷であり、それも非人間的な美しさを演出します。 まさにこれ1枚でラウタヴァーラを好きになれるでしょう。 私ももう虜です。

    あんぱん さん |20代

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  • まさに天使の音楽だ。「ジャケット買い」をしたCDだ...

    投稿日:2008/03/11

    まさに天使の音楽だ。「ジャケット買い」をしたCDだったが(ちなみにスコアも同じ表紙!)最初の和音が鳴った瞬間から釘付け!。2楽章での美しさとアグレッシブさを併せ持つ表現はこの作曲家でないと聴けない。録音も演奏もこの上ない最上のもので人間が演奏してると思えない出来である。歴史に残る交響曲!米国でミリオンセラーになったのも頷ける。

    AG さん

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  • これは素晴らしい企画ですね。現代の音楽を紹介するア...

    投稿日:2005/05/31

    これは素晴らしい企画ですね。現代の音楽を紹介するアシュケナージの姿勢は立派だと思うし、メジャーレーベルで有名曲を適当にダラダラ流している人、と同じ人とは思えないほど気合が入っています。気持ちが入っている音楽を聴くと、技術などの問題を超えて、聴いていて心地よいです。このような企画に挑戦してくれるなら、どんどん応援したいですね。本来は才能豊かな人なのだから、何とか立ち直って芸術の良心に目覚めてほしい。

    ひのき饅頭 さん

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  • あまりに美しく刺激的なラウタヴァーラの作品。CDの帯...

    投稿日:2003/04/07

    あまりに美しく刺激的なラウタヴァーラの作品。CDの帯では、トラック1を説明しているが、トラック5の「天使と訪れ」の20分間の研ぎ澄まされた音がすばらしい。RSNOの演奏も適度なバランスですばらしい。これが1000円以下で買えるなんて、今すぐレジに走るしかない。古典派和声のドミナント・モーションにちょっと疲れた人には最高の耳の保養である。

    みき太博士 さん

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  • この作品は、北欧的な響きの中に古代と現代を結びつけ...

    投稿日:2001/12/09

    この作品は、北欧的な響きの中に古代と現代を結びつけるような世界を感じさせます。ピアノと鐘が響き合うところが特に印象的。

    kunicci さん

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ありがとうございました

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