ユリイカ2019年9月臨時増刊号 総特集=遠藤ミチロウ -1950-2019-

ユリイカ編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791703739
ISBN 10 : 4791703731
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
285p;23

内容詳細

追悼・遠藤ミチロウ
遠藤ミチロウは血を吐くように時代を歌いつづけた。ザ・スターリン時代の「ロマンチスト」「STOP JAP」「負け犬」などに代表されるハードコアなパンクサウンド、ならびにニヒリスティックなアングラ的ライブパフォーマンス、90年代以降のアコースティック・ソロ活動と若手ミュージシャンとの協同、そして3.11後に初めて顧みた自らのルーツである福島をめぐる「プロジェクトFUKUSHIMA!」――ひとりのパンクロッカーの生涯に向き合う総特集号。

【目次】

◆図版構成

遠藤ミチロウ写真館 (写真提供=遠藤ミチロウオフィス)
ザ・スターリンフライヤー集 (図版提供=遠藤ミチロウオフィス)

◆『全歌詞集』未収録詞
ぐるぐる廻って(1973) / 遠藤道郎

◆インタビュー

パンクの頭脳を探る旅――企画人・遠藤ミチロウの鋭い眼光をめぐって / PANTA(頭脳警察)(聞き手=編集部)
「ガガーリンのトモロヲってスターリンのミチロウの別名なんですか?」――八〇年代パンクシーンのなかの遠藤ミチロウ / 田口トモロヲ(聞き手=編集部)
過剰な省略と鋭敏な知性――遠藤ミチロウと仕事をすること / 丸尾末広(聞き手=編集部)
呪うことを加速させろ――遠藤ミチロウに寄せて / 灰野敬二(聞き手=編集部)

◆同じところで鳴っていた
すれ違ったまま共にいる / 友部正人
ミチロウさんのこと / JOJO広重(非常階段)
遠藤ミチロウさんのこと。 / 坂本弘道

◆駆け抜けていったもの
言葉は作られて、死んでくものだから、死んじゃったらもう、ないんだよ / 小野島大
ザ・スターリン解散からスターリン解散まで / 行川和彦
“アンプラグド・パンク”の展開で示した表現者としてのスジ / 志田歩
震災以降のミチロウが立ち返ったもの――盆踊り・民謡・東北的身体性 / 大石始

◆描かれたミチロウ
To From. 豚舎(ぶたごや)の少年、厠(かわや)の皇子(おうじ) 又は『シリウス物語』 / 宮西計三
遠藤ミチロウのこと / 平口広美
遠藤ミチロウさん / 古屋兎丸

◆再録対談
エンケン&ミチロウの今昔物語 / 遠藤ミチロウ×遠藤賢司
「持続あるのみ。やめたら、おしまい」 / 遠藤ミチロウ×吉本隆明

◆粘ついた熱狂の色
「日本のロック」〜あの興奮した時代を鑑みる。 / 平野悠
ミチロウの“現象学” / 粉川哲夫
無口で能弁な人 / 一条さゆり
蜜蠟の赤 / 山崎春美

◆空を見上げれば
ミチロウの放ったピック / 松村正人
パンクス・ロマーナ / 鈴木創士

◆座談会
ミチロウさんの落とし物 / THE END(ナポレオン山岸+西村雄介+関根真理)

◆蠢く子種
怒りだけとは思えない圧倒的な負のパワー / 今井 寿(BUCK-TICK)
ミチロウさんの声 / 鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)
ミチロウさんとの出会いは“天国の扉”だった / 橋本美香
ふたつの面影 / 七尾旅人
奇跡の人 / 中尊寺まい(ベッド・イン)

◆対談
遠藤ミチロウの原点と到達点 / 地引雄一×菅野邦明

◆いつまでも残響が宿る
ミチロウさん、あなたの顔は忘れない / 奈良美智
光る雲と母なる山をめぐる歌が聞こえてきて / 和合亮一
夕焼けを眺めていた / 三角みづ紀
遠藤ミチロウさんのこと / 中川 敬(ソウル・フラワー・ユニオン)

◆南下と北上
北からやってきたザ・スターリン、北へ帰る遠藤ミチロウ――「上京者の歌謡史」のために / 輪島裕介
「中途半端さ」という故郷――遠藤ミチロウと「東北」 / 仁平政人
遠藤ミチロウを召喚せよ――寺山修司/遠藤ミチロウ/蜷川幸雄 / 梅山いつき

◆パンクとサブ・カルチャー
表現において「サブ・カルチャー」とは何か――カルチャーの瓦礫の中での遠藤ミチロウと吉本隆明 / 粟谷佳司
記号化へのあらがい / 南田勝也

◆資料
遠藤ミチロウ略年譜 / いぬん堂


装幀=松本弦人

表1写真=遠藤貴也 表2・表3写真=石垣章 表4写真=地引雄一

(提供=遠藤ミチロウオフィス)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 秋 眉雄 さん

    リレー形式のように、みちろうさんのその長い経歴を追う形になっている小野島大さん、行川和彦さん、志田歩さん、大石始さん辺りのところが結果的に最も追悼記に近いものになっているのかなと思いました。いろんな人たちがいろんなイイことを語っています。でも、正直に言えば僕が読みたいのはこんなことじゃないよなと。こういうものは、ロックというかパンクにはまるで必要のないものだよなと思います。ホント、申し訳ないですが。

  • いまぷ@神戸元町コネクトロン さん

    お盆なのでこれを読んでミチロウ先生を偲んでいます。亡くなる前に立案された企画ではなかろうに、このスピードでリリースされたの、ほんまお盆に間に合うようにか?と思ってシマウマ。書き手にとっての喪失感の大きさも伺える。戦略家の部分など知らなかった顔もあり、フォーク時代のルーツなど同じ東北出身者と共通するナイーブさ。ミチロウを知ら無い人にどれか1記事すすめるなら、小野島大のがまとまっててよかったな。

  • アレカヤシ さん

    「肉体っていうものは、いま原始に帰れ、とか言われてますが、もともとそんなものには帰れっこないんだし、却って自分の肉体を観念として捉えなきゃいけないんじゃないかと思うんです。明らかに他人ですから」P248  2011年以降、ミチロウさんが、故郷に回帰した感じがして違和感が少しあったけど。あれはそうではなくて、個と個、魂のつながり方だったのかなと、思ってはみたのです。 

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