陳列棚のフリークス

ヤン・ボンデソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791756650
ISBN 10 : 4791756657
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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20

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • かりさ さん

    原題『医学的珍奇の陳列棚』は医師である著者が、自然発火、生き埋葬、猿女、双頭少年、…など医学史の周縁にある「奇怪なもの、珍奇なもの」を医師として専門的な考察と診断を添えて綴られる大変興味深く読み応えある書物。当時の人々が迷信やオカルト的に驚異に感じていた事象の数々は、現在ならば医学的科学的に解明されることでも真面目に信じ騙され恐れを為してきた姿は人間の悲哀に通じ、切なくもあります。それもそれぞれの地域文化や時代背景など、紛うことなき歴史の貴重な資料として大いに興味を持って読みました。

  • 太鼓 さん

    自分が知らない奇病や風習が今も世界中に残っているんでしょうね。そして昔は、原因不明のそれらが日常の中で異常なものとして扱われていた。オカルトの発生過程を知ることができます。すべてはよくわからない、真偽不明のことから発生している。またオカルトで多数の人を騙し、大金をせしめる女性の話も出てきます。ヨーロッパの大きな町が結構な騒ぎになっています。歴史の本には載っていない歴史の本ともいえそうです。

  • サンノート さん

    よくある世界史の有名な出来事が表の世界史だとしたら、本書で紹介されているのは、なかなか触れることのない裏の世界史といってもいいだろう。畸形やペテン、オカルトやニセ科学など、一般にグロテスクなものを扱っている。時代性を感じさせるのは、当時の人々の多くがそれらを信じていたということだ。社会通念として扱われているニセの病気もあった。これはもちろん昔のことなので仕方がない。そして当時は人々を騙し、金を巻き上げるのにも利用されている。人間の騙されやすさを思うと共に、人間の負のバイタリティを見た。

  • フジ さん

    いま考えると悲しい話ばかりですね。現代では笑い話になってしまうエピソードが多い。でも当時の人たちは大まじめに信じていたんでしょうね。

  • ハマギン さん

    時代はもう昔、無知ゆえの悲しい話がたくさんあって、こちらまで悲しい気持ちに。科学がまだ発展しておらず、無知は無知で仕方ないのだが、今となっては滑稽なエピソードもたくさん。ただ、今の時代にも違った形で似たような事例はありそうな気がします。私たちも世界のすべてを知っているわけではないのですから。

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ヤン・ボンデソン

医学博士。カーディフにあるウェールズ大学医学部の教授

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