基本情報
内容詳細
マグレブ諸国からフランスに単身でわたり、悲惨な住環境で働く“父たち”。自国の伝統と異国への統合の軋轢に苦しむ“母たち”。ふたつの文化のあいだで自らのアイデンティティを問い直す“子どもたち”。マグレブ移民たちが直面した困難な現実を、三部構成のインタビューによって重層的に可視化した傑作ノンフィクション。
目次 : 1 父たち(キキ―ヴィクトル・ユゴーのフランス/ アブデル―重なる不当な仕打ち/ アフメド・ブーラス―メダルの裏側/ ハムーとマフムード―旧従軍兵士)/ 2 母たち(ヤミナ―ノートに綴った日記/ ゾフラ―ほかの人たちより頭が悪いなんてことはない/ ファトゥマとアフメド―「ポーランド」の貨車/ ジャミラ―埋葬の地)/ 3 子どもたち(ファリード―仮住まい団地/ ムンシ―言葉の力/ ワヒーブ―大きなお兄さん/ ナイーマ―知らぬまの修道院への誘惑/ メリエム―虐げられた人の弁護/ ワルダ―ブールの行進)
【著者紹介】
ヤミナ・ベンギギ : 1955年、北仏リール生まれ。両親はアルジェリア人。映画監督、作家。外務大臣付フランス語圏担当大臣、パリ市助役を歴任後、現在は“ヨーロッパのためのロベール・シューマン協会”会長
石川清子 : 千葉県生まれ。ニューヨーク市立大学大学院博士課程修了。博士(フランス語・フランス文学)。現在、静岡文化芸術大学教授。専攻、現代フランス文学、フランス語圏マグレブ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイ さん
読了日:2019/11/01
きゅー さん
読了日:2021/02/15
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qoop さん
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読了日:2021/02/17
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人物・団体紹介
ヤミナ・ベンギギ
1955年、北仏リール生まれ。両親はアルジェリア人。映画監督、作家。外務大臣付フランス語圏担当大臣、パリ市助役を歴任後、現在は“ヨーロッパのためのロベール・シューマン協会”会長
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