CD 輸入盤

鍵盤楽器のための作品集 シュタイアー、ショルンスハイム(fp Vis-a-vis)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC901941
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

モーツァルト / am Stein Vis-a-vis(1777)

シュタイアー大暴れ! モーツァルトが現代に蘇った!
度肝をぬく和声、華麗なる即興
モーツァルトの愛したシュタイン社1777年生まれの銘器『ヴィザヴィ』を用いた録音
シュタイアーとショルンスハイム、夢のコンビによる連弾も!

これは! シュタイアーにモーツァルトが乗り移ったかのような、はたまたモーツァルトにシュタイアーが乗り移ったのか・・・。
 1曲目の『プレリュード』からシュタイアー大暴れ、聴くものの度肝をぬくような過激さ。モーツァルトの『プレリュード』は意外になじみがないかもしれません。当時『プレリュード』は元来、ピアニストの技量をひけらかすために即興で演奏されることが多かったもの。『私は即興ができない(わ)・・・』というピアニストの方々のために、即興演奏を譜面に書き起こしたものが当時の『プレリュード』だったのです。(もちろん、ソナタなどのメイン楽曲の前に演奏されたり、楽器の具合を見るために演奏されたりすることもありましたが。)ここに録音されているプレリュードはまさにモーツァルトの天才即興ぶりが譜面に記されたもの。ほかでは聴けない奇跡的な演奏がここにあります。
 さらに楽器がまたすごい! この録音で用いられたシュタイン製の『ヴィザヴィ』(1777年)という楽器は、巨大な長方形のケースの中に二つの鍵盤楽器が組み込まれ、二つの短辺には鍵盤が付けられ、2人の奏者が向き合って演奏できるよう設計されたものです。
 片側が一段鍵盤のピアノ、反対側が二段または三段鍵盤のチェンバロになっていますが、チェンバロ側の鍵盤の一つはピアノのためのもので、反対側にあるピアノ専用鍵盤と連動するというもの。同様の楽器は今回録音に用いられたものも含めて2台しか現存していません。シュタインのピアノ工房を、モーツァルトは1777年に訪れたことがあり、シュタインのピアノを大層気に入りました。しかし、高価であったために購入を断念、父への手紙にも、今まではシュペート製のピアノが一番好きだったが、シュタインのピアノを聴いて断然こちらの方がよいと思う、という記述がみられます。シュタイン製のこのゴージャスで鮮烈な音色、そして演奏者に対する反応の良さをモーツァルトはおそらく気に入ったのかもしれません。楽器もすごいし楽曲も貴重だし、演奏はまさに奇跡的名演。ものすごい一枚です。
 この録音では、@は本来は4つの部分からなっていますが、それらのうちの一番長い部分(ハ長調から変ロ長調へ転調する部分が含まれるもの)のみ演奏されています。
 また、最終楽曲の6つの舞曲は、オケ版のものをショルンスハイムとシュタイアーが編曲したものです。(キングインターナショナル)

モーツァルト:
@転調するプレリュード(ハ長調から変ロ長調へ)(Modulierendes Pradludium)KV 284a
Aピアノ連弾ソナタ 変ロ長調 KV.358 *
B転調するプレリュード(ヘ長調からホ短調へ)Modulierendes Praeludium KV deest(ケッヘル番号なし)
Cカデンツァ KV.624(626a)
Dパイジェッロの歌劇『哲学者気取り』の『主に幸いあれ』による6つの変奏曲 ヘ長調 KV.398
E前奏曲とフーガ ハ長調 KV.394 (383a)
Fショルンスハイムとシュタイアーによる即興演奏[01:36]*
Gピアノ連弾ソナタ ニ長調 KV.381 *
H6つのドイツ舞曲 KV.509(ピアノ連弾編曲版)*
 アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)
 *クリスティーネ・ショルンスハイム(ピアノフォルテ)
 使用楽器:ヴィザヴィ(1777年シュタイン製)

ユーザーレビュー

総合評価

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ピアノフォルテや。ハープシコードコードら...

投稿日:2016/07/01 (金)

ピアノフォルテや。ハープシコードコードらしい音がガンガンに響いてくる。シュタイアーさんは、いつもの様に豊潤で、情感、憂いも、ユーモアもお見事。古い楽器と共に、今回も生気ある音楽を聴かせてくれる。デュオ、もう一人演奏者が加わると、活き活き興奮音楽は、更に増す。それが、又、巧いのだから舌を巻く。ブラームスのクラリネットソナタでは、古いスタンウエイで、これまた、痺れるような演奏を聴かせてくれる。シューベルトD894。D.935 では、沈み過ぎない明るめ若々しい清新なシューベルト。評価の高いバッハはもちろん、サリエリや、私、全く無名の作曲家のメランコリックな作品にも耳を奪われました。’80年代からの活動、花が咲いている。HMundi 充実の演奏群。やっぱり、古楽の時代か。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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モーツァルトにしては地味で堅い曲が多く、...

投稿日:2014/07/13 (日)

モーツァルトにしては地味で堅い曲が多く、個人的に楽しめたのは最後のドイツ舞曲ぐらいだった。使用されているシュタイン製のフォルテピアノは、チェンバロのような響きがしてうるさいだけ。こんなことなら、音色が美しい現代のレプリカを使った方が良かったと思う。数曲短いプレリュードや転調のための小品が入っているが、コンサートならともかく、録音してCDに入れるべきものではないと思う。選曲、楽器を含め私には残念なアルバムだった。

akiapple さん | 大分県 | 不明

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ショルンスハイムのハイドン全集(素晴らし...

投稿日:2007/08/16 (木)

ショルンスハイムのハイドン全集(素晴らしいです!)をキッカケに、この一派(?)聴き始めました。彼らは「古典派」の概念をまさに3度目に書換えました。翻れば、ロマン派的な解釈から、それに対する反動の新古典主義。新古典主義の功罪の1つとして「古典派」を実に退屈にしたというのはあったのです。彼らは3度目に「古典派」の解釈を更新したと思う。「古典派」ってこんなにスリリングで生気に満ちたものだったのか。キーワードは「即興性」のようです。偶々楽譜に書きとめられているけど、それは当時メディアとしてそれしかなかったからだ。

chanryuujp さん | 愛媛県 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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