弦楽四重奏曲第２１番、第２２番、第２３番　ストラディヴァリ四重奏団

モーツァルト：プロイセン王のための弦楽四重奏曲第１番〜第３番
ストラディヴァリ四重奏団

1789年、30歳のモーツァルトはリヒノフスキー侯爵とともにドイツ旅行をした際、ベルリン宮廷で御前演奏を行います。そこでプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム２世から「弦楽四重奏曲６曲とピアノ・ソナタ６曲」を作曲するように依頼されますが、モーツァルトは１年間の間に結局３曲のみを書き上げ、その翌年世を去ってしまいます。作品は王に献呈されることなく出版されましたが、この３曲は「プロシャ王セット」と呼ばれ、現在でも変わらず愛聴されています。
　演奏しているストラディヴァリ四重奏団は、その名の通り全てのメンバーがストラディヴァリの銘器を奏でるという稀有なアンサンブル。2007年のデビュー以来、スイス有数の弦楽四重奏団として名を馳せています。（Solo Musica）

【収録情報】
モーツァルト：
● 弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575
● 弦楽四重奏曲第22番変ロ長調 K.589
● 弦楽四重奏曲第23番ヘ長調 K.590

　ストラディヴァリ四重奏団
　　ワン・シャオミン（ヴァイオリン／Aurea 1715）
　　セバスティアン・ボーレン（ヴァイオリン／King George 1710）
　　レシュ・アントニオ・ウスジンスキ（ヴィオラ／Gibson 1734）
　　マーヤ・ウェーバー（チェロ／Suggia 1717）

　録音時期：2015年2月23-27日
　録音場所：スイス、セオン、改革派教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）