モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲第35番『ハフナー』、『ポストホルン・セレナード』 アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88883720682
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


モーツァルト:ポストホルン・セレナード、交響曲第35番『ハフナー』
アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス


アーノンクール久々の再録音となる『ハフナー交響曲』と『ポストホルン・セレナード』の登場。
 アーノンクールの『ハフナー交響曲』といえば、1980年にコンセルトヘボウ管弦楽団と録音した劇的な演奏が有名です。70年代後半から話題を集めはじめ、それまでの音楽観を大きく揺さぶったピリオド・スタイルの担い手たちの中でも、その痛烈な言動も含めてもっとも注目を集めたのがアーノンクールでした。
 「モーツァルトは“癒しの音楽家”などではけしてない」「近代の演奏様式はモーツァルトの劇的な側面をあまりに無視してきた」等々、アーノンクールは、既成概念に対する異議申し立てともいうべき発言によっても注目を集めるのですが、当時の大陸系古楽器オケの事情もあってか、一連の交響曲録音は通常楽器オーケストラの名門であるコンセルトヘボウ管弦楽団とおこなわれ、『ポストホルン・セレナード』も、シュターツカペレ・ドレスデンとレコーディングしていました。
 アーノンクール自身を中心に1953年に設立された古楽器オケ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」の録音は、モーツァルトの場合、宗教音楽や一部の協奏曲に限られていたのですが、2011年録音の「ワルツの革命〜モーツァルト、ランナー&ヨハン・シュトラウス」では巧みな表現力をみせていたこともあり、今回のレコーディングはそうした点からも注目されるところです。しかも収録場所は音の良いムジークフェラインザールです。(HMV)

【収録情報】
・モーツァルト:行進曲ニ長調K.335-1(K.320a-1)
・モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320『ポストホルン』
・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』

 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音時期:2012年12月1日&2日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

総合評価

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アーノンクールが最後に残したもの その一...

投稿日:2019/01/26 (土)

アーノンクールが最後に残したもの その一つがこれだ アーノンクールもコレが好きだったんだと思うとムズムズする モーツァルトが苦手だった少年のわたしが親愛感を抱いていた”ハフナー・シンフォニー”が来ようとは 思わぬ歓び 演奏はアーノンクールらしいもので 鋭く斬り込み 独特の間を挟んで音像を切り出していく 典雅であり優雅な趣きを好む人たちは眉を顰める でも”古典派”の音楽と演奏が退屈で仕方がなかったわたしにはこうでなくてはならない 18世紀にこう演奏されていたかどうかは知らない 今コレが愉しい メリハリを利かせた演奏は併録の”ポストホルン〜”やマーチにも活かされる セレナードは野外演奏を想定して書かれていることもあり 管楽器の妙が味わえる 野趣濃く音色に遊ぶ楽しさはアーノンクール演奏の魅力だ 衒学的風貌を排した楽興の時がここにはある 回想でなく追憶せず 今を愉しもう あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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投稿日:2016/01/25 (月)

変わらず、否、変化を厭わず刺激的、当時の演奏の様に革新的演奏を披露し続け、賞賛を得た(現代の洋楽を中心とするロック・ポピュラー音楽や多くの伝統音楽にも通ずる事)アーノンクールも85歳、引退を表明されました。音楽は全く老いることなく研鑽と挑戦を続けてきた成果、敬服いたします。モーツァルト、ベートーヴェンの交響曲を、何故かようやく、この齢になってコンツェントゥス・ムジクスと録音される、総決算。或いは、その先を見据えての音楽。ホールと言い、最高条件でのライヴ。  やっぱり、驚かせられます。現代人にとって、時代の手垢にまみれた、前回と同じとか、ルーティーンで演奏される事を善しとしない姿勢、芸術だけれど、ビジネスセンスとしても、凄い事だ。  全く聴いた事無いモーツァルトのマーチで始まる。これがまた、いい曲でいい演奏、もう引き込まれる。セレナーデも新鮮。モーツァルトの天才振り、明らかにしてゆく。遅い楽章にも味がある。ハフナーはやはり、面白い曲なんだと教えてくれました。ちょっとうるさい位の新たなモーツァルト、アーノンクール節、まだまだ、響き渡る。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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2010年に日本での最後の別れの演奏がそのま...

投稿日:2014/04/14 (月)

2010年に日本での最後の別れの演奏がそのままCDから伝わってきた感じがしました。この曲を聴くたびにあの演奏の光景が浮かび懐かしく思います。 ああ、音楽の素晴らしさに感謝!

9191 さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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