モーツァルト(1756-1791)

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SACD 輸入盤

レクィエム ヤンソンス&コンセルトへボウ管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RCO14002
組み枚数
:
1
レーベル
:
Rco
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
輸入盤

商品説明

優秀録音&強力盤
キューマイアー、フィンク、パドモア、フィンリー
なんとも豪華なソリストをそろえた
ヤンソンス&コンセルトヘボウ管/モーツァルトのレクィエム


ヤンソンスがコンセルトヘボウ管を指揮して、モーツァルトの「レクィエム」をレコーディング。コンセルトヘボウ管がマーラーの交響曲全曲シリーズに沸いた2011年、ヤンソンスの受け持つ最後のナンバーであった第8番の演奏から半年後の9月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したもので、この年を皮切りに、2012年のブラームス、2013年のヴェルディへとつづく、当コンビによるレクィエム・シリーズの第1弾でもありました。
 現代のもっとも多忙な指揮者のひとりとして知られるヤンソンスは、その輝かしいキャリアにふさわしく、すでにかなりの点数に上るディスコグラフィを構築しています。
 中身についていえるのは、ベルリオーズの幻想交響曲のように、コンセルトヘボウ管(1991年セッション)、ベルリン・フィル(2001年ライヴ/※映像作品)、バイエルン放送響(2013年ライヴ)と折に触れて録音を重ねている例とは対照的に、モーツァルトがヤンソンスにとってきわめてレアなレパートリーであるという意外な一面であり、まさにそこへ登場したのが、このたびの「モツレク」ということになります。
 ここではヤンソンスとのマーラーの交響曲録音で熱演を聴かせたオランダ放送合唱団とともに、ソリストがまたこのうえなく魅力的。当楽団の名誉客演指揮者である“アーノンクール組”ともいうべき、実績もゆたかな顔ぶれががっちりと固め、ヤンソンス初の「モツレク」を強力に盛り立てます。
 ソプラノのキューマイアーは、アーノンクールが創設、主宰するシュティリアルテ音楽祭2007で、ハイドンの「四季」のハンネを歌い、同年のムジークフェラインにおけるブラームスの「ドイツ・レクィエム」で注目を集めていましたし、コントラルトのフィンクとバスのフィンリーのふたりは、アーノンクールが2003年にウィーン・フィルを指揮した「モツレク」のライヴ録音盤でもおなじパートを歌っていました。さらにバスのフィンリーは、アーノンクールによる数多くのレコーディングで起用されており、最近では2012年にアーノンクールがコンセルトヘボウ管を指揮したベートーヴェンのミサ・ソレムニスのライヴ映像作品にも出演して、指揮者の意図を汲んだ精緻な表現で応えていました。
 また、リートから近現代の声楽作品までをカバーするレパートリーの幅広さとゆたかな表現力で、いまやこの種のプログラムには欠かせない存在といえるテノールのパドモアについては、ヤンソンスが2013年にバイエルン放送響を指揮したブリテンの「戦争レクィエム」で絶大な存在感をみせていたのも記憶にあたらしいところです。
 近年、声楽曲やオペラに力を入れ、かねてインタビューなどでもこうしたジャンルへの抱負を表明してきたヤンソンスですが、この言葉どおりコンセルトヘボウ管の顔合せでは、2009年にライヴ収録されたドヴォルザークの「レクィエム」のように、着実に成果を示してもいたので、このモーツァルトもまたおおいに期待の高まる内容といえそうです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー補筆完成版)

 ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)
 ベルナルダ・フィンク(コントラルト)
 マーク・パドモア(テノール)
 ジェラルド・フィンリー(バス)
 オランダ放送合唱団
 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2011年9月14-16日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトへボウ
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. Introit: Requiem Aeternam
  • 02. Kyrie Eleison
  • 03. Dies Irae
  • 04. Tuba Mirum
  • 05. Rex Tremendae Majestatis
  • 06. Recordare, Jesu Pie
  • 07. Confutatis Maledictis
  • 08. Lacrimosa Dies Illa
  • 09. Domine Jesu Christe
  • 10. Hostias Et Preces
  • 11. Sanctus
  • 12. Benedictus
  • 13. Agnus Dei
  • 14. Lux Aeterna

ユーザーレビュー

総合評価

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CDではカラヤン晩年のVPOとの録音、SACDで...

投稿日:2023/11/26 (日)

CDではカラヤン晩年のVPOとの録音、SACDではコリン・デイヴィスとLSOのを愛聴しています。両盤とも素晴らしい演奏ですが、特にデイヴィスのはホールの響きのせいか録音に不満がありました。その点こちらのマリス・ヤンソンスRCO盤の録音は非常にクリアです。ヤンソンスは割とあっさりした演奏が多い印象ですが、これはライヴならではの緊張感と迫力が伝わってきます。オケの上手さも圧倒的で、もう少し情感たっぷりに歌わせてくれたら最高評価としたいところです。とは言え、SACDでモダン楽器のモツレクとしては万人におすすめできる一枚かと思います。

あぶらげ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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