モーツァルト(1756-1791)

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CD

ピアノ・ソナタ全集 宮沢明子

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
XRCG30029
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
宮沢明子(ベーゼンドルファー)
菅野沖彦レコーディング・コレクション第2弾!
トリオ・レーベルの名盤
菅野沖彦ワールドが再びXRCD+HR Cuttingで甦る!!


菅野録音といえばピアノ、ピアノといえば菅野沖彦といわれた代表作がXRCDで復活!
―安田和信書き下ろし渾身の2万6千字曲目解説―
宇野功芳氏オリジナル解説、菅野沖彦氏あとがきなど、充実のライナー付き!

録音の優秀さも抜群ですが、宇野功芳氏も褒めたたえた名演でもあり『ここまでやって下さるとは夢にも思わなかった』『30代の若さでこんな才能はおそろしいくらい』『フレージングの美しさは名人芸』『全曲にわたって旋律が歌い抜かれ、哀しいくらい訴えて来る』と評された心に残る演奏です。
 今回もビクター中央林間スタジオでオリジナルテープからの緻密な復刻がなされており、プレスも通常とは別ラインの特別版でなされました。世界録音遺産ともいえる菅野録音の代表作が見事によみがえりました。(キングインターナショナル)

まるでわが家のリスニングルームが少し広くなって心地良い響きを備え、そこにベーゼンドルファーを置いて一流の奏者に弾いてもらっているような、そんな錯覚すら得られる迫真のハイファイである。(オーディオ評論家 炭山アキラ)

【収録情報】
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
Disc 1
・ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 K.279(189d)
・ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280(189e)
・ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281(189f)
・ピアノ・ソナタ第4番 ヘホ長調 K.282(198g)

Disc 2
・ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283(189h)
・ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K.284(205b)
・ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309(284b)
・ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311(284c)

Disc 3
・ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310(300d)
・ピアノ・ソナタ第10番 K.330(300h)
・ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331(300i)

Disc 4
・ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332(300k)
・ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333(315c)
・幻想曲 ハ短調 K.475
・ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457

Disc 5
・ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533&K.494
・ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545
・ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調 K.570
・ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576

Disc 6
・幻想曲 ニ短調 K.397(385g)
・デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
・ロンド イ短調 K.511
・「ああ、お母さん、あなたに話しましょう」の主題による変奏曲 ハ長調 K.265(300e)《きらきら星変奏曲》

 宮沢明子(ピアノ:ベーゼンドルファー)

 録音時期:1973年9月9,10,17,18,27日、10月9日
 録音場所:青山タワー・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 使用器材:ノイマンU-87、アンペックスAG-440B


【XRCDについて】
JVCのxrcd24のプロセスはマスタリングから始まります。オリジナルデジタルマスターからのデジタル信号は、K2 24bitD/Aコンバータにてアナログ信号に変換された後、このアナログ信号はカスタマイズされたマスタリング・コンソールからダイレクトに出力され、新開発のビクター製K2 24bit A/Dコンバータを用いてデジタル変換されます。この24ビットのデジタル信号列は、デジタル信号再生成装置であるビクター製デジタルK2を通して純粋な符号成分のみが送信され、光磁気ディスク(MO)レコーダに出力されます。
 この過程でのデジタルK2は、デジタルプロセス部がアナログプロセス部に及ぼす影響を遮断、24bitという高純度なAD変換を可能にします。
また、xrcd24のプロセスではCD製造工程への受け渡し用オーディオ記録媒体として、安定した特性と24ビットの記録能力を持つMOディスクを使用しています。
ビクターのDISC生産工場にて、24bit PCM-9000フォーマットのMOディスクは、さらにもう一度デジタルK2を通して再生されます。この段階では再生時にデジタル信号に寄生するジッターや歪みを除去します。次に、この24bit信号列は、高精度K2ルビジウムクロックでシンクロナイズしたK2 Super Codingによって、24bitのクオリティーをもった16bit信号に変換され、さらにCD記録ファーマットであるEFM信号にエンコードされて、新開発のDVD-K2レーザーに送られます。そこでEFM信号はカッティングマシーンのレーザーに送られる直前に再生成され、さらに、音質に最適な線速度、ピッチで記録するExtended Pit Cutting技術を採用して、最後の最後の段階でデータ・ストリームに存在する可能性のあるタイムベースジッターが除去されます。
この様にしてレーザーカッティングしたガラス原盤は、xrcd24専用の高精度マスタースタンパ・プロセスを経て、xrcd24プレスラインで成型されます。
以上のマスタリングから製造にいたるプロセスこそが、オリジナル・マスターテープからCDへの最高音質の音質転送を可能にするものです。細部にいたる原音への配慮により、演奏のすべてのニュアンスが、録音されたときと同じに再生され、皆様にアーティスト、プロデューサー、エンジニアが意図した通りの音を楽しんでいただけるようになります。これがxrcd24です。

xrcd24は、すべてのCDプレーヤーで再生できます。
・ 全ての通常CDプレーヤーで24bit相当の音が再生可能
・ 世界初の24bitマスターによるダイレクトカッティングと音質管理
・ 外部からの音楽信号変化要因を徹底排除し、原音を維持
・ マスタリングからカッティングまで全機器をカスタマイズしてパワーアップ
・ 選び抜かれた音の職人たちの耳による厳しい音質管理
・ 原音探求JVC K2テクノロジーの集大成

ユーザーレビュー

総合評価

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20年ほどの昔、彼女のCDが1枚千円の廉...

投稿日:2014/01/08 (水)

20年ほどの昔、彼女のCDが1枚千円の廉価版として発売された時、そのシリーズの一つの「モーツアルト・アンコール」という小品集を購入した。さほど期待しなかったのだが、安いから駄目もとぐらいの気持ちだった。しかし、聞いてみてこの演奏の良さに大きく感動し、それでピアノ・ソナタも全部買い揃えた。これも正解であった。何といっても彼女のCDは名録音者によるステレオ録音で音も良く、また彼女の演奏自体、女性らしい繊細と伸びやかさでもって、率直に真っ直ぐモーツアルトの美しさが届いて来る感じがした。我国で絶対的な評価を得ていたギーゼキングのモノラル録音のモーツアルト・ピアノ曲全集を既に有していたが、それに対する関心は急速に減退し手放す結果となった。当時彼女は日本で忘れかけられていたような感じであり、そのせいか、当時のCD批評ではこのシリーズは演奏も録音もかなり貶されていたという印象がある。我国の批評家は海外の有名演奏家の演奏は褒めるが、日本人演奏家に対しては、何だかだ文句を付けて貶す傾向があった。深みがないとか、経験が足りない、等というわけである。本場?ブランドは褒めておけば無難、音楽途上国?の我国の演奏家に対しては欠点?を指摘しなければ、音楽批評家としての定見を疑われるとでもいう感じで、要するにかなりの偏見があったと思う。宮沢さんもそういう風潮の犠牲者であった。(モーツアルトのヴァイオリン・ソナタをナクソスで録音した西崎崇子さんの演奏も素晴らしいが完全に無視されており、やはりそういう犠牲者の一人であろう)。ただ、このXRCDシリーズ、あまりにも高価である。私の持っている廉価版シリーズ、ソナタの10番以降に関しては、低音部等が少しだぶついて重い感じがする場合があり、この辺をリマスタリングで改善し、もっと安い価格の盤を発売して欲しいものである。それと、その場合「モーツアルト・アンコール」集も是非とも入れておいて欲しいものである。

タテキ32 さん | 大阪府 | 不明

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前回のBOXがノイズリダクションをかけすぎ...

投稿日:2013/05/11 (土)

前回のBOXがノイズリダクションをかけすぎるあまり、菅野録音を特徴付ける「録音会場のエアーの表出」と「楽音が有する複雑な倍音成分の再現」が大きくスポイルされており失望したが、今回はこれを反省してか、オリジナルマスターに忠実なアプローチがなされており、テープヒスや機器の残留ノイズは盛大に聴こえるし、超低域成分も大きなカットをされずに、40年前の青山タワーホールのエアーがしっかりと収録されており、菅野録音の醍醐味をたっぷりと堪能することができる。あえて苦言を呈するとピアノのピッチが総じて高いが、曲によっては半音近く高く、まるで移調して弾かれているような居心地の悪さを覚えることだ。どうしてテープスピードを調整しなかったのか?やむを得ず筆者はピッチコントロール付きの再生ソフトを通してDAコンバータに接続しているが、本当に面倒だ。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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久しぶりに素晴らしいモーツァルトに夢中に...

投稿日:2013/04/21 (日)

久しぶりに素晴らしいモーツァルトに夢中になって、一気に全曲を聴いた。 こんなに素晴らしいモーツァルト、りりー・クラウスの旧盤以来ではないだろうか?一曲一曲がまるで宝石のようだ。少しでも多くの方に聴いて頂きたい逸品だ。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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