モーツァルト(1756-1791)

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【中古:盤質B】 交響曲第40番、第41番《ジュピター》 カール・ベーム

モーツァルト(1756-1791)

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UCCG6005
日本
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CD

商品説明

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モーツァルト
@交響曲第40番ト短調 K.550
A交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
Bフリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)
 録音:1976年4月@A、1979年3月B ウィーン(ステレオ)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第40番 ト短調 K.550 第1楽章: Molto Allegro
  • 02. 交響曲 第40番 ト短調 K.550 第2楽章: Andante
  • 03. 交響曲 第40番 ト短調 K.550 第3楽章: Menuetto. Allegretto
  • 04. 交響曲 第40番 ト短調 K.550 第4楽章: Allegro Assai
  • 05. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 ≪ジュピター≫ 第1楽章: Allegro Vivace
  • 06. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 ≪ジュピター≫ 第2楽章: Andante Cantabile
  • 07. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 ≪ジュピター≫ 第3楽章: Menuetto (Allegretto)
  • 08. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 ≪ジュピター≫ 第4楽章: Molto Allegro
  • 09. フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477(479a)

総合評価

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発売当時、モーツアルトの代名詞のように云...

投稿日:2011/10/15 (土)

発売当時、モーツアルトの代名詞のように云われた名盤。 飾り気のないベームのこの演奏は、来日ブームもあってか当時のクラシックファンには圧倒的な支持を得ていました。 この時期、カラヤン&BPO、ベーム&VPOととかく比較されがちで、各フリークはそのどちらかに優劣をつけたがりましたが、今聴いてみると実にベームの演奏は華やかで、まるで万華鏡をのぞいたような演奏をしていることに驚きます。 60年代にBPOを録音したいくつかの曲を70年代に入ってVPOと再録音しています。 このモーツアルトもそうですが、BPOとの演奏に比べると指揮者の恣意的な要素を極力排除した演奏のように聞こえます。 つまり、ベームは器を提供しているだけで、その中でウィーンフィルが好き勝手に演奏しているかのようです。(これは晩年にカラヤンがVPOと演奏した時にも感じることです。) それほどまでにVPOの特徴を前面に押し出した演奏であり、在りし日のベーム&VPOの金字塔ともいえる演奏です。

karajan fan さん | 北海道 | 不明

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ベームは終生に渡ってモーツァルトを深く敬...

投稿日:2011/09/07 (水)

ベームは終生に渡ってモーツァルトを深く敬愛していた。ベルリン・フィルと成し遂げた交響曲全集(1959〜1968年)や、バックハウスやポリーニと組んで演奏したピアノ協奏曲の数々、ウィーン・フィルやベルリン・フィルのトップ奏者との各種協奏曲、そして様々なオペラなど、その膨大な録音は、ベームのディスコグラフィの枢要を占めるものであると言っても過言ではあるまい。そのようなベームも晩年になって、ウィーン・フィルとの2度目の交響曲全集の録音を開始することになった。しかしながら、有名な6曲(第29、35、38〜41番)を録音したところで、この世を去ることになってしまい、結局は2度目の全集完成を果たすことができなかったところである。ところで、このウィーン・フィルとの演奏の評価が不当に低いというか、今や殆ど顧みられない存在となりつつあるのはいかがなものであろうか。ベルリン・フィルとの全集、特に主要な6曲(第35、36、38〜41番)については、リマスタリングが何度も繰り返されるとともに、とりわけ第40番及び第41番についてはシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化もされているにもかかわらず、ウィーン・フィルとの録音は、リマスタリングされるどころか、国内盤は現在では廃盤の憂き目に陥っているという極めて嘆かわしい現状にあると言える。確かに、本盤におさめられた第40番及び第41番の演奏については、ベルリン・フィルとの演奏(1961年)と比較すると、ベームならではの躍動感溢れるリズムが硬直化し、ひどく重々しい演奏になっていると言える。これによって、モーツァルトの交響曲に存在している高貴にして優美な愉悦性が著しく損なわれているのは事実である。しかしながら、一聴すると武骨とも言えるような各フレーズから滲み出してくる奥行きのある情感は、人生の辛酸を舐め尽くした老巨匠だけが描出し得る諦観や枯淡の味わいに満たされていると言えるところであり、その神々しいまでの崇高さにおいては、ベルリン・フィルとの演奏をはるかに凌駕していると言えるところである。いずれにしても、総体としてはベルリン・フィル盤の方がより優れた名演と言えるが、本演奏の前述のような奥行きのある味わい深さ、崇高さにも抗し難い魅力があり、本演奏をベームの最晩年を代表する名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。音質については、従来盤でも十分に満足できる音質であるが、今後は、リマスタリングを施すとともにSHM−CD化、更にはシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなどによって、本名演のより広い認知に繋げていただくことを大いに期待しておきたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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1976年録音VPOとのモーツァルト第40,41番交...

投稿日:2009/11/27 (金)

1976年録音VPOとのモーツァルト第40,41番交響曲演奏盤はどうしても皆さん仰られる様に1961,1962年に収録された同じDGでのBPOとの演奏盤と比較してしまいますね。張りのあるBPOの音と何よりまだ若いベームとの旧盤は一つの代表盤としての位置付けは不動のものです。第40番の方から見ますとタイム的には(いつもの通りデータソースにより同じ演奏でも多少の差があることには要留意)旧盤は@8’26A8’05B4’46C5’03に対してVPOとの新盤は@8’54A8’03B5’07C4’57となっております、この新盤第1楽章のやや遅いテンポもこうしてチェックしますと左程の違い・・・あのクリップスさえ9分台後半・・・はないのですね。しかしこの楽章の時として奏法上ぶち切りの運びにはベームの武骨さがVPOの美音だけに逆に間が抜けたという印象を抱く様に私の心象は傾いて行くのです。第3楽章は反対にレガート流し気味な処がこの楽章の他の楽章とのバランスが気にはなり最終楽章は又第1楽章のイメージに近く戻ってある意味ホッとはしても覇気が感ぜられません。第41番の方はベームの美質がなおこの高齢においてある意味HMVレビューにもありますように枯淡的に発揮されたものとして旧盤に引けはとりません。タイム的には)BPOとの旧盤は@7’38A7’40B5’24C6’25に対してVPOとの新盤は@8’02A7’40B5’39C6’49とほぼ同じで第1楽章がっちりした構築物の造形美を窺わせ最終楽章も然り・・・最後の括りはやや引っ張って余韻を残すなど印象的です。全体本盤「素晴らしい」ランク以上とさせて下さい。とにかく一聴お奨めします。

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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