モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

【中古:盤質B】 交響曲全集 マッケラス 指揮 プラハ室内管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

中古情報

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:
B
特記事項
:
盤面の傷が大きい
コメント
:
10CD BOX、すれが多いDISCあり
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基本情報

ジャンル
カタログNo
KZ80300
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

モーツァルト交響曲全集(10CD)
マッケラス指揮プラハ室内管弦楽団

1986〜90年デジタル録音。演奏家にも音楽学的研究は不可欠といわんばかりに、さまざまなジャンルで、綿密な考証をベースにした演奏を聴かせて好評なのが、知性派の巨匠、サー・チャールズ・マッケラス。
 このモーツァルト全集でも小編成のモダン楽器オーケストラを用いて、ヴァイオリンは左右両翼型、おまけに通奏低音としてチェンバロも入るという凝りようで、打楽器や管楽器には古楽器も用いられてその響き具合はまさに古典派のそれ。
 もちろん、響きだけでなく演奏スタイルの面でも時代考証はきちんとおこなわれており、手稿譜も細かく検討されるなど、まずは万全と言っていい基礎条件がしつらえられています。
 具体的には、楽譜に記されたリピートはすべて実行し、アレグロ楽章でのテンポは心地よく開放的なスピード感に設定、拍節感も克明でリズムの切れも抜群、デュナーミクのコントラストも二元的にハッキリといった具合なのですが、一方で緩徐楽章では美しい旋律の魅力を十分に引き出し、舞曲楽章では軽快に音楽を走らせるなど、どこまでも快適なこの演奏、もしかしたらモーツァルトの数ある交響曲全集の中でも最高のクオリティに達しているんじゃないかと思わせる説得力に満ちあふれています。
 こういった精力的なアプローチで聴けば、後期作品はもちろん、初期の作品もキリリとした風貌を備えることになり、後期とはまた異なったシンプルさゆえの魅力を発しているように聴こえてくるというものです。しかも収録作品は疑作を除く45曲に及び、11枚で構成されていた分売アルバムよりもCD1枚あたりの収録時間が増えているのも嬉しいところ。しかも曲の並び順は、ほぼ作曲順に変更されているのです。
 もちろん、テラーク・レーベルだけに録音状態も優秀。有名なプラハの芸術家の家、及びプラハ近郊にあるドブリス宮殿の豊かで良質な残響がみごとに再現されており、芳醇なトゥッティから繊細なチェンバロに至る多彩な響きを美しく彩っています。664分27秒収録。

CD1
交響曲第1番変ホ長調K.16
交響曲ヘ長調K.Anh.223(19a)
交響曲第4番ニ長調K.19
交響曲第5番変ロ長調K.22
交響曲第6番ヘ長調K.43
交響曲(第55番)変ロ長調K.Anh.214(45b)
交響曲第7番ニ長調K.45
交響曲第8番ニ長調K.48(前半)
CD2
交響曲第8番ニ長調K.48(後半)
交響曲第9番ハ長調K.73(75a)
交響曲(第44番)ニ長調K.81(73l)
交響曲(第47番)ニ長調K.97(73m)
交響曲(第45番)ニ長調K.95(73n)
交響曲第11番ニ長調K.84(73q)
交響曲第10番ト長調K.74
交響曲(第42番)ヘ長調K.75
CD3
交響曲第12番ト長調K.110(75b)
交響曲(第46番)ハ長調K.96(111b)
交響曲第13番ヘ長調K.112
交響曲第14番イ長調K.114
交響曲第15番ト長調K.124 
CD4
交響曲第16番ハ長調K.128
交響曲第17番ト長調K.129
交響曲第18番ヘ長調K.130
交響曲第19番変ホ長調K.132
CD5
交響曲第20番ニ長調K.133
交響曲第21番イ長調K.134
交響曲第26番変ホ長調K.184(161a)
交響曲第27番ト長調K.199(161b)
交響曲第22番ハ長調K.162
交響曲第23番ニ長調K.181(162b)
交響曲第24番変ロ長調K.182(173dA)
CD6
交響曲第25番ト短調K.183(173dB)
交響曲第29番イ長調K.201(186a)
交響曲第30番ニ長調K.202(186d)
CD7
交響曲第28番ハ長調K.200(189k) 
交響曲第31番ニ長調K.297(300a)『パリ』
交響曲第32番ト長調K.318
交響曲第33番変ロ長調K.319
CD8
交響曲第34番ハ長調K.338
交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』
交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』
CD9
交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』
交響曲第39番変ホ長調K.543
CD10
交響曲第40番ト短調K.550
交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』

プラハ室内管弦楽団
チャールズ・マッケラス(指揮)

総合評価

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4.5

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これは、良い全集。ただ、録音は残響が多く...

投稿日:2008/10/04 (土)

これは、良い全集。ただ、録音は残響が多く、31番、35番、39番などでは、殊にそれが目立ち、ややマイナス。それと、反復を励行しているので、40番の第二楽章など、全体のバランスを崩すほどに長くなっており、このあたりは評価が分かれるところ。尚、初期の佳作14番は、この演奏が一番良いと思う。

七海耀 さん | さいたま市 | 不明

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Most certainly the very best complete se...

投稿日:2007/03/05 (月)

Most certainly the very best complete set of Mozart’s symphonies. The playing is transparent and radiant. Thoroughly enjoyable!

Proboscis さん | Malaysia | 不明

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私もこの全集は(直感で購入しましたが)大...

投稿日:2003/01/26 (日)

私もこの全集は(直感で購入しましたが)大好きです。演奏の根拠はともかくよろこびと愉悦を与えてくれます。プラハなんて何度聴いたかわかりません。(でもベートーヴェンだとこのようにはいかないんですよね。)

fuka さん | 横浜 | 不明

6

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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