モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 レクィエム(リオ・デ・ジャネイロ初演版) マルゴワール&王室大厩舎・王宮付楽団、他

モーツァルト(1756-1791)

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無音部キズ小/リオデジャネイロ初演版(ノイコム作曲による「リベラ・メ」あり)
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基本情報

ジャンル
カタログNo
K617180
レーベル
France
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)


モーツァルト:レクィエム(リオ・デ・ジャネイロ初演版)
マルゴワール&王室大厩舎・王宮付楽団、他


モーツァルトのレクィエムにはいろいろなヴァージョンがありますが、このアルバムに収録されているのはリオ・デ・ジャネイロ初演版。これは作曲家ノイコムが、モーツァルトのレクィエムのリオ・デ・ジャネイロの教会での演奏に際して、「リベラ・メ(我を救いたまえ)」を新たに作曲して追加したというものです。
 モーツァルトのレクィエムの南米初となる演奏は、1819年12月19日、ジョゼ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア神父[1767-1830]の指揮により、リオ・デ・ジャネイロの聖セシリア同胞会教会でおこなわれています。ガルシア神父は準備段階で、「リベラ・メ(我を救いたまえ)」の章を最後に追加するために、リオ・デ・ジャネイロで活躍していたノイコムに作曲を依頼、レクィエムの最後に、テキスト内容にふさわしい8分ほどの劇的な音楽が加わることとなりました。


【ポルトガルの首都がリスボンからリオ・デ・ジャネイロに遷都した時代】
当時のブラジルは、ナポレオン戦争のため、1807年にリスボンからリオ・デ・ジャネイロに遷都されたポルトガル宮廷のおかげで開発が進み、1815年、リオ・デ・ジャネイロはポルトガル、ブラジル及びアルガルヴェ連合王国の首都に定められるほどの発展ぶりでした。
 しかし、ナポレオンが敗北を喫するとポルトガルにも自由主義的な機運が高まり、ポルトガル宮廷をリスボンに戻す計画も進行して1820年には遷都を決定、ポルトガル宮廷と活動を共にしていたノイコムも1821年にヨーロッパに帰還することとなります。ちなみに、その翌年にはブラジル独立戦争が勃発、ノイコムの音楽が加わった楽譜も、200年近くリオ・デ・ジャネイロの大聖堂の書庫に埋もれてしまうこととなります。

【作曲家ノイコム】
ジギスムント・ノイコム[1778-1858]はモーツァルトの22年後にザルツブルクに生まれた作曲家で、ミヒャエル・ハイドンに理論を、フランツ・クサーファー・ヴァイスザーガーにオルガンを師事する一方、哲学と数学をザルツブルク大学で学んでいます。
 その間、ノイコムは14歳でザルツブルク大学の名誉オルガニストに任命、18歳でザルツブルク宮廷劇場のコレペティトゥーアとなったのち、20代なかばから30代前半までサンクトペテルブルクのドイツ劇場でカペルマイスターを務め、さらに30代ではジョアン6世の宮廷のもとリオ・デ・ジャネイロで過ごし、ハイドンやモーツァルトの作品を広めもしました。
 ヨーロッパに戻るとノイコムは再び各地を旅する生活を送るようになり、やがてパリに居を構えて79歳で亡くなるまで同地で過ごすこととなります。

【指揮者マルゴワール】
フランスの古楽指揮者マルゴワールは、1940年南仏アヴィニョンの生まれ。もともとはオーボエ&コーラングレ奏者の出身で、ミュンシュのもとパリ管弦楽団で吹いていたという人物ですが、1966年、26歳の時に古楽への強い情熱から古楽器オーケストラ「王室大厩舎・王宮付楽団」を結成、以後、どっぷりと古楽の研究・演奏の世界にはまって行くこととなります。
 マルゴワールのモーツァルト録音は、ダ・ポンテ三部作にレクィエム旧録音、メサイアの編曲版などがあり、また、ノイコム作品の録音も、レクィエム、ミサ・ソレムニスがありました。スペシャリストによる注目の録音です。(HMV)

【収録情報】
● モーツァルト:『レクイエム』ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版)
 第1曲 レクィエム・エテルナム(永遠の安息を)
 第2曲 キリエ(憐れみの賛歌)
 第3曲 ディエス・イレ(怒りの日)
 第4曲 トゥーバ・ミルム(奇しきラッパの響き)
 第5曲 レクス・トレメンデ(恐るべきみいつの王)
 第6曲 レコルダーレ(思い出したまえ)
 第7曲 コンフターティス(呪われ退けられし者たちが)
 第8曲 ラクリモーサ(涙の日)
 第9曲 ドミネ・イエス(主イエス)
 第10曲 オスティアス(賛美の生け贄)
 第11曲 サンクトゥス(聖なるかな)
 第12曲 ベネディクトゥス(祝福された者)
 第13曲 アニュス・デイ(神の小羊)
 第14曲 ルクス・エテルナ(永遠の光)

● ノイコム:リベラ・メ(我を救いたまえ)

 ヒョルディス・ティボール(S)
 ジェンマ・コマ=アラベール(Ms)
 サイモン・エドワーズ(T)
 アラン・ブエ(Bs)

 ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
 (王室大厩舎・王宮付楽団)
 ジャン=クロード・マルゴワール(指揮)

 録音時期:2005年11月
 録音場所:フランス、サールブール、バルテルミー教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

  • 01. Mozart: Requiem: Requiem aeternam 6’26
  • 02. Dies irae 1’53
  • 03. Tuba mirum 1’09
  • 04. Liber scriptus 0’44
  • 05. Quid sum miser 1’14
  • 06. Rex tremendae 1’46
  • 07. Recordare 2’52
  • 08. Ingemisco tamquam 2’33
  • 09. Confutatis 2’25
  • 10. Lacrymosa 2’29
  • 11. Domine Jesu 6’34
  • 12. Sanctus 5’53
  • 13. Agnus Dei 3’11
  • 14. Lux aeterna 4’36
  • 15. Libera me 8’13

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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