モーツァルト(1756-1791)

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Blu-ray Disc 輸入盤

『フィガロの結婚』全曲 グート演出、アーノンクール&ウィーン・フィル、ダルカンジェロ、ネトレプコ、他(2006 ステレオ)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0734492
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

次世代フォーマット「Blu-ray」登場!
8月リリースのネトレプコ/マスネ:歌劇『マノン』を皮切りに、独グラモフォンとデッカよりDVDによって好評を博した超強力盤(新譜2タイトルを含む)全11タイトルが、高画質次世代フォーマット「Blu-ray Disc」によってあらたにリリースされます。より美しい映像でお楽しみ下さい。(ユニバーサルIMS)

※ブルーレイディスク対応プレイヤーでのみ再生できます。

『フィガロの結婚』全曲
アーノンクール&ウィーン・フィル
2006年ザルツブルク音楽祭ライヴ

2005年、“椿姫”で世界中を熱狂させたアンナ・ネトレプコ。2006年はお得意のモーツァルトで、人々を再び魅了します。ネトレプコ旋風はとどまるところを知りません。彼女の魅力は至るところで発揮され、その美しい声と余裕の演技、何より天性の色っぽさで最高のスザンナを演じきりました。
 しかし・・・確かにこの公演は「ネトレプコ・ショー」と騒がれはしたものの、実は「新しいフィガロ像」を表出した素晴らしいプロジェクトでもありました。伯爵夫人はドロテア・レシュマン。気品溢れる演技がたまりません。本来メゾで歌われるケルビーノ役は名ソプラノ、シェーファー。彼女の歌唱についても容姿についても何も言及する必要はないでしょう。そこにネトレプコを加えた三つ巴の戦いはまさに百花繚乱の世界。翻弄される男たちを演ずるのはベテラン、ダルカンジェロとスコウフス。ざっと配役をながめただけでも胸の高鳴りを抑えることができません。
 ニコラス・グートの演出も話題となりました。各登場人物の心理描写も緻密に行っている上、原作にないキューピッドを登場させることにより、複雑な人間関係をわかりやすくすることに成功しています。映像ディレクターのプライアン・ラージのカメラ・ワークも斬新です。
 そして巨匠アーノンクールの指揮!序曲から驚きの連続です。若干粘着質ではあるものの説得力の極めて高い音楽は「モーツァルトはこうでなくてはいけない」と断言する指揮者ならではのもの。(ユニバーサルIMS)

・モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲
 イルデブラント・ダルカンジェロ(Br:フィガロ)
 アンナ・ネトレプコ(S:スザンナ)
 ドロテア・レーシュマン(S:伯爵夫人)
 ボー・スコウフス(Br:アルマヴィーヴァ伯爵)
 クリスティーネ・シェーファー(S:ケルビーノ)
 マリー・マクローリン(Ms:マルチェリーナ)
 フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs:バルトロ)
 パトリック・ヘンケンス(T:ドン・バジリオ)
 オリヴァー・リンケルハーン(T:ドン・クルツィオ)
 フローリアン・ベッシュ(Br:アントニオ)
 エヴァ・リーバウ(S:バルバリーナ)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
 演出:クラウス・グート
 装置・衣装:クリスティアン・シュミット
 映像監督:ブライアン・ラージ
 収録:2006年7-8月、ザルツブルク、モーツァルトハウス(ライヴ)
 総収録時間:228分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS-HD 5.1、PCM 5.1
 字幕:イタリア語/英語/ドイツ語/フランス語/スペイン語/中国語

収録曲   

  • 01. レビューに記載

総合評価

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まず、アーノンクール指揮のウィーン・フィ...

投稿日:2011/07/20 (水)

まず、アーノンクール指揮のウィーン・フィルの演奏の素晴らしさに脱帽。テンポは遅めだが、実に彫が深くて味わい深く、円熟の極致だ。そして、歌手も皆極めてレベルが高い。ネトレブコは椿姫の頃の初々しさはなくなったが、相変わらずの美声だ。ただ、残念なのは演出。特に、あの白い羽の生えた天使?は何???全く意味不明。それさえ我慢すれば、近年まれに見るフィガロの名演だ。最後に、ブルーレイで視聴した音質・画像の素晴らしさは絶品だ。数あるソフトの中でも屈指の出来だ。

カバポチ さん | 神奈川県 | 不明

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各地で引っ張りだこのクラウス・グートはさ...

投稿日:2009/10/31 (土)

各地で引っ張りだこのクラウス・グートはさほどの演出家とも思われないが(××から拝借したのでは、というアイディアも多いし.同年ザルツの《ツァイーデ/アダマ》やハヤ・チェルノヴィン《プニマ》も見た)、普通とちょっと異なった切り口でまあまあ正解の舞台.フィガロの出生の秘密以上にケルビーノはロマン主義的な形象だろうが、グートの演出は時代設定等を解消してケルビーノの幻想的な伏線を張っておき、新たに作ったケルビム(ザルツブルグの聴衆に分かり易いようにとの意図も大きかろう)を他の登場人物にややアンビヴァレントに絡ませる一方、当のケルビーノは何も知らないかのように舞台中を逍遙する.同役のシェーファーがちょっと吃驚するような上手さで、彼女ありきで作った演出という気がしなくもないが、別にそこに拘らずとも、凍り付くような婚礼の舞踏(ニキ・ド・サンファールの初期の否定性を思わせる、膨らんだ花嫁衣装!)など印象的な場面はある.アーノンクールがまた舞台のロマン性に過剰気味に反応してしまい、普通はあまり感じない濃厚な悲劇性に傾斜した音楽づくり(《もう飛ぶまいぞ》と最後の幕切れの荘重さ!).要するにあまりバランスの良い解釈ではないが、さすがに歌手陣は主役のダルカンジェロ、ネトレプコからマクラフリン(マルチェリーナ)、リーバウ(バルバリーナ)に至るまで巧い(スコウフスとレシュマンはやや大仰だが).アーノンクールの音楽性と波長が合えば楽しめるだろうし、合わなければ徹底して退屈するだろうソフト.反発するかのように適度に我が道を行くヴィーン・フィルも聴きものだ.尚ORFによる初日のライヴ中継では演出家のみならず指揮者への盛大なブーが聞かれたが、かなり綺麗に証拠隠滅されている(笑).今年の《コジ》を以て完結したグートのダ・ポンテ三部作ではヴィーン版を用いた《ドン・ジョヴァンニ》が出色の面白さだったので、ぜひソフト化を望みたい.

ombredouble さん | 東京都 | 不明

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評判の高いネトレプコ聞きたさに購入しまし...

投稿日:2009/06/06 (土)

評判の高いネトレプコ聞きたさに購入しました。多くの方が書いておられるように、あの天使は一体何のためにいるのでしょうか。登場人物の心の葛藤を表しているのでもなさそうだし、全く存在意義が認められません。歌唱陣ももうひとつぴりっとしません。舞台装置も簡略に過ぎます。

著名な登山家 さん | 和歌山県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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