Blu-ray Disc 輸入盤

『フィガロの結婚』全曲、『ドン・ジョヴァンニ』全曲、『コジ・ファン・トゥッテ』全曲 フリム演出、アーノンクール&チューリッヒ歌劇場(1996-2001 ステレオ)(3BD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
109236
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


モーツァルト:ダ・ポンテ・オペラ3部作
アーノンクール&チューリッヒ歌劇場、ユルゲン・フリム演出


アーノンクールは各地でオペラを指揮していましたが、納得の行くまで徹底的に上演を仕上げることができたのは、チューリッヒ歌劇場だったとはよく言われるところ。今回登場するセットは、アーノンクールが得意としたモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』を収めたものです。
 アーノンクールは、「テンポの演劇的構成は楽曲の建築構造において最も大切」とし、『ドン・ジョヴァンニ』には「40のテンポ」が存在、最高速度は『シャンパンの歌』で、以下、それぞれの設定は正確におこなわれなければならず、しかもそれは歌手の好みのテンポではなく、指揮者がきちんと決めるべきだと語ります。
 実際、アーノンクールのモーツァルト演奏でなによりも印象的なのは確信に満ちた様々なテンポ設定と、克明なアクセント付け、内声への熟慮を含めたパート・バランスの操作であり、これに演奏方針をよく汲んだ歌手たちが加わって、比類のない解像度とインパクトのある劇進行を両立させた精緻きわまりない演奏が繰り広げられているのです。(HMV)


【収録情報】

Disc1:『フィガロの結婚』

オーケストラは管楽器に古楽器を使用、ピリオド奏法も駆使して引き締まったサウンドをベースに、抒情的な部分から迫力ある部分まで多彩な演奏を展開。
 伯爵夫人役はイタリア出身のリリック・コロラトゥーラ・ソプラノエヴァ・メイ。1990年、ウィーン国立歌劇場にコンスタンツェでデビュー。バロック、モーツァルト、ベルカントを中心に歌い、高い評価を獲得。
 フィガロ役はスペイン生まれのバス・バリトン、カルロス・ショーソン。アメリカで活躍した後、ヨーロッパにデビュー、ロッシーニやモーツァルトのブッフォ役で名を高めます。
 スザンナ役はスペインのリリック・ソプラノ、イザベル・レイ。母国で活躍した後、1991年よりチューリヒ歌劇場のアンサンブルに所属。アーノンクールとの共演も多数。
 アルマヴィーヴァ伯爵役はアメリカ出身のバリトン歌手ロドニー・ギルフリー。1986年にハンブルクでヨーロッパ・デビュー、モーツァルトの諸役で活躍。アーノンクールとの共演も多数。
 ケルビーノ役はルーマニア出身のメゾ・ソプラノ、リリアーナ・ニキテアヌ。チューリヒを中心に、モーツァルトを歌って活躍。アーノンクールとの共演多数。

● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』全曲

 アルマヴィーヴァ伯爵/ロドニー・ギルフリー(バリトン)
 伯爵夫人/エヴァ・メイ(ソプラノ)
 スザンナ/イザベル・レイ(ソプラノ)
 フィガロ/カルロス・ショーソン(バリトン)
 ケルビーノ/リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)
 マルチェリーナ/エリーザベト・フォン・マグヌス(メゾ・ソプラノ)
 バルトロ/ロベルト・ホル(バス・バリトン)、他

 収録時期:1996年
 字幕:英、仏、独、西、伊

Disc2:『ドン・ジョヴァンニ』(日本語字幕付き)
歌手でまず驚くのはバルトリ演じるドンナ・エルヴィーラのファナティックなまでに迫力ある役づくり。場面によっては何もそこまでと思わせるものの、この作品が非常に演劇的な性質を帯びたものであることを考えれば十分に納得の行く過激なアプローチでもあります。憎しみを抱いて登場しながらも、やがて救済へと心を傾けてゆく激情の女性を描くには、そうした極端な表現が不可欠とも思えてくるから不思議。バルトリ&アーノンクールによる考え抜かれたアプローチが大成功を収めた見事な役づくりです。そういえば終演後の拍手もバルトリが最大でした。
 主役のドン・ジョヴァンニは、ダンディな外観と声の持ち主、ギルフリーによる、「セックス依存症のわがまま男」としてキャラクタリゼーションされた二枚目風な役づくり。『シャンパンの歌』を、理性の制御が不能になったジョヴァンニが、早口で言葉をまくしたててゆく最高速度のアリアとして描くあたりは特に印象的で、ゼルリーナとの二重唱でのセクシーな表現とのコントラストが際立ちます。彼はガーディナーの『フィガロの結婚』ではアルマヴィーヴァ伯爵を歌っていました。
 ハンガリーのバスで、ブーレーズとの『青ひげ公の城』が名高いラースロー・ポルガールの歌うレポレロは、海千山千の経験の深さと従僕ならではの卑屈さ、狡猾さを絶妙に漂わせながらも飄々とした演技が実に魅力的。
 ドンナ・アンナ役のイザベル・レイは、近年ヨーロッパで大人気のスペインのソプラノ。そのヴィブラートを抑えた高域の美しさは素晴らしく、通常、重く激しく歌われるアンナのアリアから、透明で気品ある美を引き出しています。冒頭レイプ・シーンでの心と体のコントロールの難しさを語っている彼女ですが、実際、エルヴィーラとは正反対の位置にあるアンナの配役として、この透明な美声は効果的でした。第1幕フィナーレの美しい三重唱でも、アンナの無垢な声による確信に満ちた歌が、ほかとのコントラストを際立たせ(揺れるエルヴィーラ、中立的なオッターヴィオ)、深い感銘を与えてくれます。
 ドイツ生まれのイタリア人リリック・テノール、ロベルト・サッカによるドン・オッターヴィオも、アーノンクールのアナリーゼが効を奏して、通常の「微温的な」オッターヴィオ像を脱却することに成功、第1幕登場の部分なども毅然とした雰囲気が見事。アーノンクールの『コシ・ファン・トゥッテ』ではフェランド役を歌って好評でした。
 ゼルリーナ役のリリアーナ・ニキテアヌはルーマニア出身のソプラノ。豊かな声量と美声によって、少々きわどい役柄でもあるゼルリーナをコケティッシュに演じて、性的要素が絡んだときの愚かな男性を手玉に取る女性の狡猾さを示してなかなかのもの。アーノンクールの『コシ・ファン・トゥッテ』では、ドラベラ役でした。
 マゼット役のオリファー・ヴィドマーはスイスのバリトン。愚かな農夫ではなく、階級差を意識しながらも貴族に盲従したりはしないという、きわめて人間的なマゼット像を描き出しています。アーノンクールの『コシ・ファン・トゥッテ』では、グリエルモ役でした。
 騎士長役のマッティ・サルミネンは誰もが知るフィンランドの世界的なバス歌手。その朗々とした個性的な声の迫力は圧倒的で、地獄落ちの場面でも声主導で多大な説得力を生み出しています。

● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲

 ドン・ジョヴァンニ/ロドニー・ギルフリー(バリトン)
 レポレッロ/ラースロー・ポルガール(バス)
 ドンナ・アンナ/イザベル・レイ(ソプラノ)
 ドンナ・エルヴィーラ/チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
 オッターヴィオ/ロベルト・サッカ(テノール)
 ツェルリーナ/リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)
 マゼット/オリヴァー・ウィドマー(バス)
 騎士長/マッティ・サルミネン(バス)

 収録時期:2001年
 字幕:英、仏、独、西、伊、日

Disc3:『コジ・ファン・トゥッテ』(日本語字幕付き)
恋人たちの浮気心をテーマとしながらも、鋭く人間の本質を突いた傑作『コジ・ファン・トゥッテ』は、アリアだけではなく重唱にもモーツァルトの美しい音楽が満ちています。ここでは、大学教授に見立てられたドン・アルフォンソを中心に、その助手を務めるフェランドとグリエルモ。「女の貞操」について議論する彼らの前に立ちはだかる現実の世界といった感じの演出になっています。
 主要キャストのうち、フィオルディリージ役のチェチーリア・バルトリ、ドラベッラ役のリリアナ・ニキテアヌ、フェランド役のロベルト・サッカ、グリエルモ役のオリヴァー・ヴィドマー、ドン・アルフォンソ役のカルロス・ショーソンは『ドン・ジョヴァンニ』と共通。デスピーナ役には芸達者なアグネス・バルツァが起用されています。

● モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』全曲

 フィオルディリージ/チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
 デスピーナ/アグネス・バルツァ(ソプラノ)
 ドラベッラ/リリアナ・ニキテアヌ(ソプラノ)
 フェランド/ロベルト・サッカ(テノール)
 グリエルモ/オリヴァー・ヴィドマー(テノール)
 ドン・アルフォンソ/カルロス・ショーソン(バス・バリトン)

 収録時期:2000年
 字幕:英、仏、独、西、伊、日

 チューリッヒ歌劇場合唱団
 エルンスト・ラファエルス・ベルガー(合唱指揮)
 チューリッヒ歌劇場管弦楽団
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 演出:ユルゲン・フリム
 美術:エーリヒ・ヴォンダー

 収録場所:チューリヒ歌劇場(ライヴ)

 収録時間:598分+46分(特典映像)
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition (Upscale)
 音声:PCMステレオ、ドルビーデジタル 5.1
 50GBx3
 Region All

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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