モーツァルト(1756-1791)

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DVD 輸入盤

『ドン・ジョヴァンニ』全曲 ルイゾッティ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、クヴィエチェン、他(2014 ステレオ)(2DVD)(日本語字幕付)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OA1145D
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』日本語字幕付き!
コヴェント・ガーデン王立歌劇場 2014
クヴィエチェン、ルイゾッティ指揮、ホルテン演出


ドン・ジョヴァンニは3003人の女性をものにし、それをカタログにして従者のレポレッロが保存していますが、2014年ロイヤル・オペラ・ハウスの上演では、流行のプロジェクション・マッピングを効果的に用い、その「女性のリスト」を壁面に映し出して見せてくれます。このプロジェクション映像はドン・ジョヴァンニの心情をも表現し、悲しい時には一緒に嘆き、酔っ払った時には歪んだ世界を映し出してくれるのです。
 ドン・ジョヴァンニを歌うポーランドのマリウシュ・クヴィエチェンは、容姿・歌ともにドン・ジョヴァンニにふさわしい歌手として各地で高評価を得ていますが、そのことはここでも確認できます。
 レポレッロ役のイタリアのアレックス・エスポジトのコミカルな演技もこの演出にはふさわしく、また、フランスのヴェロニク・ジャンスによる美しいドンナ・エルヴィーラと、スウェーデンのマリン・ビストレムの迫力あるドンナ・アンナ、キュートなイギリスのエリザベス・ワッツ(ウォッツ)のツェルリーナのほか、イタリアのアントニオ・ポーリのドン・オッターヴィオ、南アフリカのダーヴィト・キムベルフ(キンバーグ)のマゼット、ウクライナのアレクサンドル・ツィムバリュクの騎士長など、国際的な面々による上演です。ルイゾッティの指揮は現代のモーツァルト受容を反映した軽快さが快適なものです。(HMV)

【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』 K.527 全曲

 ドン・ジョヴァンニ:マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
 レポレッロ:アレックス・エスポジト(バス)
 騎士団管区長:アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)
 ドンナ・エルヴィーラ:ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
 ドン・オッターヴィオ:アントニオ・ポーリ(テノール)
 ドンナ・アンナ:マリン・ビストレム(ソプラノ)
 ツェルリーナ:エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
 マゼット:ダーヴィト・キムベルフ(バス)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ニコラ・ルイゾッティ(指揮)

 演出:カスパー・ホルテン
 装置:エス・デヴリン
 衣装:アニャ・バング・クラフ
 ヴィデオ・デザイン:ルーク・ホールス
 照明:ブルーノ・ポエット

 収録時期:2014年2月
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

 収録時間:187分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DD5.0
 字幕:英、仏、独、日、韓
 NTSC
 Region All

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三十代に入ったモーツァルトは人気を失いつ...

投稿日:2018/04/03 (火)

三十代に入ったモーツァルトは人気を失いつつあったと言う 時代の趣味から隔絶しつつあったと窺える オペラ・ブッファでありながら殺人と破滅を縦軸にした”ドン・ジョヴァンニ”は哄笑えない 横軸であるアバンチュールはシニックで人間の根源的な欲望と自然な感情をあからさまにしている だから現代でもモーツァルトは上演され続けている プロジェクション・マッピングの全面活用もあり説明的すぎると批判もあるようだが わたしのようにオペラが苦手な者には邦訳字幕もあり大助かり 少々分かりすぎたのか 男と女の本質が見え過ぎて胸苦しいほどだ 男は馬鹿 女は嘘つき 嫌だ嫌だ 人間は嫌だ 観客がこんな思いをしたら人気もなくなろうというものだ 歌演奏共に満足のいくものだ 歌手俳優たちを含め美しいビジュアルは舞台並び映像に不可欠だ どんな名歌手でも少女と呼べる役に老年に近い女性を起用するような舞台は見たくない 感情移入できるわけがない これは朋にも奨めたい美しい作品だ あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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演出は昨今流行のプロジェクション・マッピ...

投稿日:2014/10/04 (土)

演出は昨今流行のプロジェクション・マッピング(映像投影)を最大限に活用したもの。序曲が主部に入るとさっそく幕が上がって、無人の舞台にドン・ジョヴァンニがものにした女性たちの名が書かれ始める。以下、舞台には最後まで常に何らかの映像が映され続ける。騎士長を殺してしまうという予期せぬ展開によって、これが生涯最後の一日となった主役の死に対するオブセッションもはっきり描かれるし、3人の女性たちの性格描写も的確。アンナは婚約者を何とか言いくるめようとするが、ジョヴァンニとの間で味わった性的快感が忘れられない。エルヴィーラは早くも第1幕フィナーレからジョヴァンニを逃がそうとする。ツェルリーナはほんのいっとき、騎士夫人になる夢を見るが、真相を知るやマゼットとよりを戻す。歌のパートのない第4の女性、エルヴィーラのメイドもエルヴィーラ登場と同時に姿を見せていて、第2幕のカンツォネッタの場では全裸を見せる。最後も独特で地獄落ちの場以後はカットされ、舞台上にドン・ジョヴァンニだけが残った状況で、フィナーレのアンサンブル最後の部分だけが歌われて終わる(ウィーン版の上演はこれに近い形で行われたらしい)。なかなか見応えのある上演ではあるが、映像があまりに雄弁かつ説明的であり、ルイゾッティの指揮が弱腰であるために、音楽が映像の伴奏のように聞こえてしまうのはまずい。 オネーギン役でおなじみのクヴィエチェン(この発音が正しいようだ)以下、キャストはなかなか強力。ただし、前述の通り指揮は買えない。コヴェントガーデンでの一つ前のプロダクション(ザンペロ演出)で振っていた老匠マッケラスの方が遥かにアグレッシヴな指揮だった。演出家と装置家の対談で進められるオーディオ・コメンタリー、そんなにためになる話はなさげだが(それにしても良く喋る演出家だ)、むしろここにこそ日本語字幕が欲しい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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