モルゴーア・クァルテット

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CD

トリビュートロジー

モルゴーア・クァルテット

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ85332
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


モルゴーア、プログレ3部作の掉尾を飾る!
極限まで研磨された編成なればこそ浮かび上がるタルカスの狂気と甘美なロマン。
逝去から1周忌を迎えるシンセ神キース・エマーソンに捧げる追悼記念盤


これまで「21世紀の精神正常者たち」(2012)、「原子心母の危機」(2014)をリリースして好評を博した、日本を代表する弦楽四重奏団、モルゴーア・クァルテットによるプログレ・カヴァーアルバム待望の第3弾。
 その熱い偏愛に満ちたアレンジと演奏で、日本のみならず世界にその名を轟かせつつあるこの凄腕4人組は、プログレのシンセ神、本家ELPのキース・エマーソンにも大いに支持を受け、交流を深めていました。2015年春には来日コンサートが予定されており、モルゴーアメンバーもゲスト参加を予定していましたが、その矢先にキースが突然逝去。世界のプログレファンのみならず音楽ファンが悲しみに暮れる中、その葬儀では、来日公演で共演するはずだったキースの新曲『After All of This』をモルゴーアが急遽レコーディングし、その音源が流されました。
 本盤は、キースの葬儀で流れたその音源を中心に据え、ELPの大作「タルカス」など全曲をELP、キース・エマーソンの楽曲で構成。極東最高峰のカルテットがこの偉大なるシンセ神に思いを捧げる追悼盤です。
 最注目はやはり『タルカス』。プログレ史に燦然と輝くシンフォニックな名曲であり、かの吉松 隆がオーケストラ版を編曲し、大いに話題になったクラシカル・プログレの名作です。渾身のアレンジメントが施された今回のタルカスは、この作品の真のロマンティシズムと細密画のような精緻なストラクチャを見事なまでに浮き彫りにする絶演となっています。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. アフター・オール・オブ・ディス
2. タルカス(タルカス)
3. スティル...ユー・ターン・ミー・オン(恐怖の頭脳改革)
4. トリロジ−(トリロジー) *
5. ザ・シェリフ(トリロジー)
6. 悪の教典#9 第1印象パ−ト1(恐怖の頭脳改革)
7. 悪の教典#9 第1印象パ−ト2(恐怖の頭脳改革)
8. 『悪の教典#9 第3印象』への間奏曲〜『石をとれ』のインプロヴィゼーション
9. 悪の教典#9 第3印象 (恐怖の頭脳改革)

 ( )はEL&Pのオリジナルアルバム名

 モルゴーア・クァルテット
  荒井英治(第1ヴォイオリン 日本センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスター)
  戸澤哲夫(第2ヴォイオリン 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
  小野富士(ヴィオラ NHK交響楽団ヴィオラ奏者)
  藤森亮一(チェロ NHK交響楽団首席チェロ奏者)

 編曲:荒井英治 (except 9)
 アルバム『原子心母の危機』より再集録(4)

 録音時期:2016年10月16,23日、11月7日、12月26日(1,2,4-8) 2016年3月28日(9)
 録音場所:東京、プライム・サウンド・スタジオ・フォーム
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【アーティストプロフィール】
MORGAUA QUARTET(モルゴーア・クァルテット)は、ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため、1992年秋に結成された 弦楽四重奏団。翌 '93年6月に第1回定期演奏会を開始。'98年1月、第10回「村松賞」受賞。2001年1月の第14回定期演奏会でショスタコーヴィチの残した弦楽四重奏曲全15曲を完奏。同年4月、第2ヴァイオリンを青木高志から戸澤哲夫に交代。'03年6月の第19回定期演奏会でベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を完奏。' 01年11月からは「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催公演で《モルゴーア・クァルテットショスタコーヴィチ・シリーズ》を5回に亘って行ない、'03年12月に2度目の完奏。'05年4月、マイスター・ミュージックから《ボロディン:弦楽四重奏曲集》を発売。'06年6月第25回定期演奏会でバルトークの弦楽四重奏曲全6曲を完奏。同'06年9月には「トリトン・アーツ・ネットワーク」との共催でショスタコーヴィチ生誕100周年記念弦楽四重奏曲全曲演奏会を行ない、僅か3日間で全15曲を演奏し話題を呼んだ。
'08年11月、東京フィルハーモニー交響楽団 第761回サントリー定期シリーズにマルティヌー作曲「弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲」のソリストとして招聘され、弦楽四重奏団としての高いクオリティを評価された。
'09年1月の第30回定期演奏会でベートーヴェン中期弦楽四重奏曲を完奏。
'11年5月、2010年度「アリオン賞」受賞。
'12年6月、結成20周年記念ガラコンサート「20th Anniversary Morgaua Quartet GALA」を福島、東京、大阪で開催し、日本コロムビアからリリースした、全曲荒井英治編曲のプログレッシヴ・ロック・アルバム《21世紀の精神正常者たち》の発売と共にボーダーレスな弦楽四重奏団としての高い評価を受ける。
モルゴーア・クァルテットの斬新なプログラムと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでる。
「モルゴーア」はエスペラント語(morgaua=明日の)に原意を持つ。

荒井英治(第1ヴォイオリン、東京フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスター)
戸澤哲夫(第2ヴォイオリン、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスター)
小野富士(ヴィオラ、NHK 交響楽団次席奏者)
藤森亮一(チェロ、NHK 交響楽団首席奏者)

内容詳細

今回はEL&P。プログレ物の第3弾である。『タルカス』や『悪の教典』など凄絶に再現。クラシック演奏の極限のテクニックを駆使した音楽は別物に聴こえてくる。2016年にエマーソンとレイクが他界。悲しいかな両者への追悼盤ともなっている。“プログレの逆証明”ともいうべき稀有な演奏芸術の粋をここに聴く。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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素晴らしい演奏で感動です。毎日聴いていま...

投稿日:2019/12/01 (日)

素晴らしい演奏で感動です。毎日聴いています。どの曲もよくアレンジできていると思いますが、特に悪の教典の最後のヴァイオリンのカデンツァ?の部分は、ベートーヴェンやチャイコフスキーのV.Concertを思い起こさせるフレーズが好きです。大好きなELPの楽曲をこんなに素敵にアレンジし、演奏してくれてありがとう。それと同時に、キース・エマーソンという音楽家の偉大さを改めて感じさせてもらいました。(もっとも、最初聞いたときはキースのキーボードの音色との違い、グレッグの歌のないこと、カールのリズムのないことに戸惑いはしましたが)、聞きこむうちに気にならなくなり、ELPの音色やリズムを見事に再現していると感じます。

Mo-zart さん | 愛知県 | 不明

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