モニューシュコ：弦楽四重奏曲第1番、第2番、ザレンプスキ：ピアノ五重奏曲　プラヴナー五重奏団

モニューシュコ：弦楽四重奏曲第1番、第2番

2019年に生誕100周年を迎えるポーランドの作曲家モニューシュコ。同郷のショパンが手掛けかなった歌劇の分野で活躍、『ハルカ』や『パリア』などはポーランドの国民的作品として愛されています。いくつかのバレエ音楽も知られていますが、ここに収録された弦楽四重奏曲は演奏の機会もほとんどなく、録音もほんの僅かしかありません。これらはモニューシュコがベルリンで学んでいた時代に作曲され、古典的なフォルムの中に美しい旋律とユーモアが込められたもので、後の歌劇の作風が伺える充実作です。
　併せて収録されているザレンプスキ（ザレプスキ）[1854-1885]の作品も聴きもの。31歳で早世したザレンプスキはフランツ・リストの信奉者であり、このピアノ五重奏曲もピアノの技巧が存分に生かされた華やかな雰囲気を持っています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. モニューシュコ：弦楽四重奏曲第1番ニ短調
2. モニューシュコ：弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
3. ザレンプスキ：ピアノ五重奏曲 Op.34

　プラヴナー五重奏団
　　ピョートル・プラヴナー（ヴァイオリン）
　　シビラ・ロイエンベルガー（ヴァイオリン）
　　エルツビエタ・ムロシェク＝ロスカ（ヴィオラ）
　　イザベッラ・クリム（チェロ）
　　ピョートル・サワイチク（ピアノ：3）

　録音時期：2018年9月22-24日
　録音場所：Andreaskirche Berlin/Wannsee
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）